日盛りの道の上で

日々の日記と家族のこと、仕事と趣味、雑感少々

春を待つ季節

2010-01-31 21:06:03 | インポート
 寒い季節も長く続いたような気がして、春の気配が待ち遠しく感じられる頃です。 
 
 嫁さんの実家の庭に小さい椿の木があって、蕾をたくさん着けていました、薄い赤の花が咲くのが楽しみです。

 義父はもう3年くらい入院していて3ヶ月前までは会話ができるくらい元気だったのですが、年が明けてから日に日に衰弱していくようで、今日見舞いに行った時も点滴を受けながら浅く眠っていました。

 写真の椿は庭木が好きな義父が、さつきの鉢で一杯の庭の隅に植えたものです、これから薄い赤の花をつけて、散って、5月にはさつきの花が咲くでしょう、せめて義父がその花を見ることができますように、寒風が吹く狭い庭に立ちながら、そのようなことを思いました。


PCの寿命

2010-01-30 18:19:42 | インポート
 息子のPCが壊れたようで、電源を入れても画面には「No Signal」のメッセージが表示されるだけ、いくら待っても画面は暗いまま、ケーブルの接続を確認しましたが異常はありません、グラボかなと抜いてきっちりと挿しても状況は変らず。

 データはバックアップあるのかと聞くと、1週間くらい前に採ったとのこと、HDかグラボか分かりませんが、取り合えず逝ってしまったようで、6年使ったバイオTypeRに手を合わせました。

 昔子供が買って来たハムスターの寿命が3年と本で読んだような気がします、その前に脱走して行方不明になりましたので確認はしていませんが、今家で飼っている猫の「凪」(なぎ)の寿命がだいたい10年から12年ということです。

 私も一応SEのようなことを仕事にしていますので、PCの寿命が6年というのは長生きしたほうかなと思います、何も調子は悪くないのに「処理速度が遅いから」とか「新しいOSを使いたいから」とか「飽きたから」とかで使われなくなるのをPCの臨終だとすれば、一般的なPCの平均寿命は3年~5年くらいでしょうか。

 ペットと比べるのはいささか物差しが違うかもしれませんが、精一杯息子の勉強や趣味に付き合ってくれたPCに感謝しながら、ありがとうと電源を切った夕方でありました。

 

自分が歳をとれば

2010-01-29 17:29:25 | インポート
 先週も書きましたが、基本的に土曜日曜は仕事が休みなので今日で1週間の戦いがひとまず終わります。

 年が明けてからばたばたと忙しい日々なので、休みが恋しくて金曜日の夕方ともなれば遠足の前日の子供みたいにうきうきしているところです。

 だけど明日は母を病院に連れて行って、あさっては入院中の義父の見舞いに行ってとスケジュールが詰まってます、自分も年をとるのだから、親が年をとっていろいろ体の不調が出てくるのは当たり前なので、そばにいて世話のようなことができるだけでも、子供としては幸せなことかと思います。

 私の子供たちが将来私たちと一緒に住んでくれるのかどうか判りませんが、親として歳をとっても子供に迷惑はかけたくないないという気持ちは強くありますし、私の親たちも同じ気持ちでしょう。

 将来歳をとって体は不自由になったとしても、人の気持ちだけは解れるようにぜったいボケてなんかいられないとしみじみ思うのです。


母の軽トラック

2010-01-28 22:10:40 | インポート

 私の母は今年81になりますが、もうすぐ車の免許更新をします、70歳だか75歳以上は何年か前から「老人講習」というのが義務図けられていて、免許更新の前に自動車学校で事前確認のようなものを受けて合格しなければ免許更新ができません。

 母の話によると車の実技はもちろん、基本的運動能力、痴呆の可能性確認までその事前講習内容に含まれているようです、母がそこまでして車の免許にこだわるのは、田舎では車がないと実質的に基本的な生活が送れないからです。

 村に1軒あった雑貨屋も当の昔に閉店し、最も近いスーパーまで約4km、畑まで800m~1.2Km、バス停まで1Km、足の悪い母にとってそれは無限の距離であるのです。

 さいわいに事前講習は無事に合格できたようで、うれしそうに2・3日前の夕食のとき話してくれました、おそらく母は自分の意識がしっかりしている限り車の免許更新を続けるでしょう、家の小屋にある白い軽トラックは母と同じように年をとっていますが、これからも毎日買い物や畑仕事に母を連れて行ってくれるでしょう。

 元気に、安全に・・・、人間と機械の関係は人間とペットの関係のようにも思えます。


繁栄と衰退

2010-01-27 21:10:38 | インポート

 子供の頃にこずかいをもらうとすぐ自転車を漕いで行っていたおもちゃ屋はとうに無くなっていて、店がいっぱい並んでいた通りは随分閑散としていました。

 落ち着いたといえばきこえはいいのですが、通り全体が息をひそめているような静かな、寂しい雰囲気があります。

 今日仕事で久しぶりに子供の頃良く行った街に行ったのですが、上がその感想です、今度の休みにはまた自転車でゆっくり回りたくなりました。

 田舎は本当に衰退していくばかりかもしれません、だけど、底に落ち着くのは悪いことではないと思います。