日盛りの道の上で

日々の日記と家族のこと、仕事と趣味、雑感少々

船が作られた目的は・・・

2011-12-30 11:50:03 | インポート
年末の休みとなり昨日の朝から正月用の餅を作っていたら、関西から息子がバイクで帰ってきた、前々日の夕方職場の寮を出て、北九州まで一般国道、九州に入ってから高速道を走って14時間ほどで着いたという。

雨や雪は降ってなかったが真冬のオートバイはかなり辛い乗り物である、まずは無事に着いて良かった、夜を徹して走ってきたという息子は盆に会った時より少したくましくなった様に感じた。

来たからにはまた帰らなければならない、「700Kmの帰り道がいい天気でありますようにと無事に帰れますように」、妻は多分今朝家の神棚に神饌を上げながらこうお祈りしたはずだ。

昔聞いた格言を思い出した、「船は港にいるときが一番安全だが、それは船が作られた目的ではない」多少違うかもしれないがそんな意味だった。

息子の船は、もう私たちの港を出て行っているのだ。


年賀状を書く

2011-12-18 15:28:13 | インポート
去年は身内に不幸があったので2年ぶりの年賀状を印刷している、毎年デザインを悩むのだが今年はあっさり嫁さんのOKが出たので写真のものにした。

メールと携帯、スマートホンの時代にアナクロではあるが、私達の世代の年中行事なのでこれをやらないと年が明けない。

思えば今年はひどい年だった、「いい年でありますように」と言葉を交し合って3ヶ月ちょっとで大震災、津波、原発事故と立て続けの事件、夏の台風水害、先が見えない不況と円高、就職難、結婚難などなど。

それでも生きている我々は次の世代に平和で住みやすい日本を残す責任がある、来年がいい年でありますように、来年こそいい年でありますように、願いに力があるのならこの願いこそ天に届けとひそかに怒りながら、今夜年賀状を書く。


オン・ザ・ロード(路上で考えること)

2011-12-12 10:29:04 | インポート
マラソンの練習もある程度進み、なるべく長距離を走っておこうと言うことで、土・日の時間があるときジョグで1時間から2時間程度を走るようになりました、iPodを持って走るので音楽を聴きながらなのですがやっぱり退屈します。

この前走りながら考えたのは「長距離での体力の立て直し」について、走っていると必ず「きつい、もう休もうかな、歩こうかな」と思う瞬間があります、そのとき止まらず、歩かず、スピードの低下を最小限にして体力を回復できれば、タイムが短縮されるということです。

具体的にはトップスピードが10Km/hで疲れて体力を回復できるスピードが6Km/hの初心者ランナーがいて、練習を積んだランナーはトップスピード15Km/hあたりで、体力回復スピードは10Km/hとすれば、熟練ランナーが42Kmを走ってゴールする頃には、初心者ランナーは30Km手前を必死で走っている、ということになります。

トップスピードではなく、体力回復スピードの底上げはひたすら練習することでしか達成されないでしょう、もう私の年ではタイムの向上は望めませんが、願わくば止まらずに少しでも良いタイムでフルマラソンを走りきるために、体力回復スピードを、歩き以上の速度に持って行きたいものです。

(写真は文とは題名だけしか関係ありません、池澤夏樹個人編集世界文学全集の1です、日本からは石牟礼道子「苦界浄土」を選出したことで、私はこの文学全集の品質が高いと思ってます。)


孤独なトレーニングの友2

2011-12-06 09:03:52 | インポート
前も書いたが、来年2月にフルマラソンを走ることにしたので今トレーニングの真っ最中である。
年末に入り休日は何かと用事ができるし、平日は仕事を終えるころには真っ暗で走る気が萎える。

それでも十分なトレーニングなしにはフルマラソンは完走できないことは、ずいぶん前に1回だけ走った経験から分かっているのでいやいやながら走る。

そんなごく一般的な(かどうか分からないが)市民ランナーの味方となってくれるのが写真のnikerunningサイト、iPodをPCにつなぐと自動的にランニングデータをサイトの自分のページにアップロードしてくれる、継続的に記録が残るのでランニングペース、延べ走行距離、日々の練習量などが確認できる、しかもときどき(記録が伸びた時、走行距離が一定を超えた時など)トレーナーからの助言やお褒めの言葉をいただける。

走った後のiPodをPCにつなげるのが楽しみになります、やっぱ努力を認めてくれる、努力していることを知っていてくれる存在、たとえそれが人ではなくても、非常に大事だと思うこの頃なのです。