日盛りの道の上で

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声のない路上をどこへ行くのか

2009-11-27 16:51:13 | インポート
 小さい頃(小学校高学年くらい)は毎日帰ってから友達の家に遊びに行ったり、集まって野球やかくれんぼをやっていたので、村の路上は賑やかでした。

 村は狭くて公園なんかなかったので、どこかの家の前や路上や路地が遊び場だったわけで、不思議なことに大声で騒いで遊んでいても怒る大人はだれもいませんでした。

   あれからずいぶん時が経って、村の路上は車が走るばかりで子供たちの声はあまりしません、危ないから道では遊ばないという学校からの指示があるのか、子供たちにとってはひどく窮屈な環境になったものです、学校の運動場ほどでなくても小さい公園が村の中にあればと思います。

 自転車通勤をしていることは何回も書きましたが、このごろ確信するのは道は車のためにしかないということです、歩道を歩いていても横から鼻を出した車が遠慮なく道をさえぎるし、道の端を自転車で走っていると「こいつ邪魔だな」という声にはならないけれどウザがられている気配をひしひしと感じます。

 確かに道を作る財源は自動車関連のあらゆる方向からかけられた税金によるものと理解していますが、少しだけ歩行者やランナーや自転車や車椅子やその他に配慮した道を作って欲しいものです、そうすれば車を利用するのを控える人が今よりずっと増えてくるのではないでしょうか。

 エコをうたい文句にする車を優遇税制の対称にするくらいなら、車を使わなくてもいい環境を整備するほうに金をかけたほうが、ずっと環境にはいいのではと思うのです。

 

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