日盛りの道の上で

日々の日記と家族のこと、仕事と趣味、雑感少々

テレビの愚・読書の無

2010-10-04 08:59:34 | インポート
テレビ番組の制作者側では番組の主な視聴者層を、50代主婦高卒に想定しているそうだ、確かに平日昼間のテレビ番組はあからさまにその意図を感じるし、ゴールデンタイムでも似たり寄ったりの番組ばかり。

テレビを見るから愚かになる、のではなくて、愚かものがテレビを見る、ということも言われているそうだ、ネット動画全盛の時代に、50代主婦高卒向けに作られたバラエティや、温泉とグルメ紹介や、安易なドラマを半分口を空けて見ている姿は決して知的とは言えない。

読書をしている姿は知的である、読んでいる本がタレントのゴーストライターが書いた、お涙ちょうだいものであっても、周りにはわからないからなんか知的に見える。

どこが違うのか、テレビの場合は、ただ与えられたものを嬉々として疑いもなく受け入れること、読書の場合は少なくともそのコンテンツを選択したその人の意志があること、多分そういうことではないかと私は思う。

と、ここで読書のすすめを結論付けるかと言うとそうではない、非生産的なという意味ではどちらも何も生み出しはしない、分厚い本に書かれた真理の行間から天啓に近いものを得たとしても、行動を起こさなければなにも生み出しはしないし、変わりもしない。

ここでの問題は、自身の内面でのとらえかた、そしてそれを表現する力なのである。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿