空色野原

空の下 野原にねころんで つぶやく

宗像教授 大英博物館へ

2009-10-25 14:04:08 | 面白記事*面白番組
漫画『宗像教授異考録』より/小学館ビックコミック

先日ご紹介した『宗像伝奇教授』の漫画原画展が、大英博物館で開催されることになりました!ビックリ!マンガもいまや大英博物館級の文化。

宗像伝奇教授
http://blog.goo.ne.jp/ben-chicchan/e/e094f640087e8777775698bfc476b747

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 【ロンドン=橋本聡】歴史と文化の殿堂、大英博物館が、古代史のナゾをテーマにした日本の漫画「宗像(むなかた)教授」シリーズの原画展を11月から開く。作者の星野之宣(ゆきのぶ)さん(55)と、漫画好きの日本研究者ニコル・ルマニエールさん(48)の出会いから生まれた同博物館初の漫画企画展。250年の伝統と格式を重んじる大英博も「マンガ」を日本文化の代表格と認めた。

 シリーズの主人公は民俗学者の宗像伝奇(ただくす)教授。各地の遺跡や伝説を訪ね歩き、古代史ミステリーを解き明かす。小学館の「ビッグコミック」に04年から連載。テレビ化もされている。

 札幌に住む星野さんに話が持ち込まれたのは今年8月。「ニコルさんがわざわざ訪ねてきて『大英博で展示したい』と。そんな大それたこと、と面食らいました」

 ニューヨーク生まれのルマニエールさんは日本のアニメを見て育ち、「鉄腕アトム」を愛読。考古学を学び、英国の大学で日本美術を教えたあと06年から3年間、東大大学院の客員教授をしていた。

 ある日、東京の本屋で立ち読みしていて「宗像教授」に目を奪われた。「絵がきれいで、歴史をみる視点もおもしろい。手塚治虫も水木しげるも好きですが、星野先生のがいちばん好き」。年間600万人が訪れる大英博とは、縄文の土偶の展示会などを通じてつながりがあった。大英博日本セクション長のティム・クラークさん(50)は「欧米でも人気のマンガと大英博を考古学で結びつける実験」とゴーサインを出した。

 10月上旬、星野さんは30枚余りの原画を手に初めてのロンドンへ。宗像教授のイメージは博物学者の南方熊楠(みなかた・くまぐす)から得ている。その熊楠は明治時代に大英博の調査員をしていたことがある。「ふしぎな縁を感じました」。星野さんはロンドンで新たに2枚の原画を描き下ろした。

 星野さんはいま、宗像教授が大英博を訪れ、欧州の古代のナゾにいどむ新シリーズの構想を練っている。「来春にはスタートさせたいですね」

 原画展は11月5日から2カ月間。朝日新聞が改修に協力したことから「朝日新聞ディスプレー」と名づけられた展示室が会場になる。(asahi.comより)

これください●誕生寺

2009-10-18 10:37:57 | 法然上人二十五霊場
チャビといいます。
誕生寺の社務所の受付のカウンターの上です。
花飾りのある首輪をつけたお寺のコです。
阿弥陀経の素敵な絵本があったので買おうと思っていったらどなたもおらず、番をしていらっしゃいました。

「これください。」

誕生寺とは
法然上人がお生まれになったところに弟子の熊谷直実(くまがいなおざね)が建てた法然上人の二十五霊場の中でも上人にゆかりの深いところです。

本堂の須弥壇の位置が上人が生まれた部屋があった場所、らしいです。

門前に着いた時、目の前を大きなゴイサギがわっしわっしと羽ばたいて門の向こうへと飛んで行きました。なんでかしらん「法然上人だ!」と思ってしまいました。
そんな近距離で立派な大きな鳥が飛ぶのを見たことがなかったから。

色々不思議が伝えられていて
上人が生まれた時、館には紫雲がたなびき、二本の白幡が飛来して椋の木にひっかかって輝き、鈴の音がなった、とか。その椋の木は3代目の木が今立派に本堂の裏に立っています。

他にも7不思議があります。くわしくはホームページ。

本堂では、須弥壇の左斜め裏側(椋の木側)にある観音様の像がとても強く、しばらく気当たりしたようになっていました。それをやわらげてくれたのが裏の小川を越えたところにある上人のご両親の御廟。漆間時国(うるまときくに)御夫妻。
時国公は法然上人に自分の仇を討つなと諭された聡明な方らしく、懐の深いものを感じさせられました。合掌。

誕生寺のそばの誕生寺土産物センター(という感じではなくカラオケ食堂という感じですが)で遅いお昼になりましたが、そこに入ってよかった。
なぜか今回周辺をほとんど調べずに行ってそこで『本山寺(ほんざんじ)』の名を聞いたのです。
本山寺は法然上人二十五霊場ではありませんが、御霊跡のひとつ。
というのもそこは長い間子のなかった漆間時国夫妻が子宝祈願で参籠して、妻の秦氏の君が剃刀を呑む夢を見て法然上人を懐妊したというこれもまた由緒あるところ。
剃刀というのは剃髪に使うもので僧を身ごもったことを象徴するようです。
誕生寺から車で30分くらい。

そこも、役行者の修行跡に出来た寺が元だけあって、また、漆間夫婦が当時足の便がわるいのにわざわざこんな山深いところに信心に来ただけあって、なるほどそんなことがあってもおかしくない、と納得するようなそんな場所でした。

向かう途中、「!」
車の前に一瞬降り立ち、飛び立った大きな翼。ハヤブサ?タカ?
思わず「おお!漆間時国公!!」(?)
なんでまたこんな至近距離、目の前に・・。ゴイサギといい・・。
残るは漆間時国の妻、上人のお母上ですが
そこで思い至りました。
チャビ。あなた。・・お母上?
(⌃⌃)>

それはさておき
古くとも美しい曲線を描く本堂に、これまた信心深い想いにさせる観音様が鎮座する御内陣。
(ご本尊ではなく、前立観音様のようでしたが)
ここのおそらく観音開きの扉の向こうのご本尊に、漆間御夫妻が祈られたのでしょうね。
今までこんなにシックな静けさのあるお堂があったでしょうか。
なんとも印象深いものでした。

たった2カ所で目一杯。
それほど、中身濃いところでした。

誕生寺
http://www.d3.dion.ne.jp/~tanjoji/

本山寺
http://www2a.biglobe.ne.jp/~marusan/phhonzan.html











秋祭り

2009-10-15 08:06:14 | つれづれ
日曜日は地元の秋祭りでした。
秋の空によく映えます。

近所にはナカナカいい神社があって、先日のスーパーとともに
ここに住んでよかったなあというポイント。
いい緑に囲まれた明るい神社。
本殿は小さいんですが素朴で地元に愛されてるな、というところ。
やっぱりお神輿が出てました。いいもんですね。

ねこぬくぬく

2009-10-11 16:51:22 | 動物
最近はmixiを見る余裕がない日々でしたが
久しぶりにマイミクさんの日記をのぞいたら

超ひろいものでした!

今猫切れ(猫と別居)なので
あのすりすり~やな~お、せつないまなざし、
たまりまへん。どうぞ。

写真は『ぬくぬく』とは関係ない遠くを見る多摩川のノラくん(Free photo)

ぬくぬく
http://www.youtube.com/watch?v=GEDtyWNX1EM

ぬくぬく情報
http://www.mediafactory.co.jp/nukunuku/

台風・火事・救急車・・

2009-10-08 14:03:40 | つれづれ
台風一過。
兵庫県は今は青空が出ています。

それにしても夕べの風はすごかった。
深夜、なんとなく気分落ち着かぬゴーゴーいう風の音に混じって
パトカーのサイレン。消防車の鐘の音。

なんだろう?どこかな?・・む?・・近い。
というか、ちょっと待って、・・すぐそばで止まった??

思わず起き上がって窓の外を見るとそこには消防車の紅い灯りの点滅。
しかも次々に何台もやってくる。
え?ええっ?

よおく暗闇に目をこらすとかすかに白煙が。
何軒か先から火が出たようでした。
見ていると白煙が増して来たような・・と思ったら炎の紅い色が!!

こんなとんでもないゴーゴーの風の中、延焼したらタイヘンです。
なのでこの消防車の数だったようです。

幸いこの万全の体勢で、みるみるうちに炎は見えなくなり、煙も少なくなってきました。

しかし、消防車と同時に救急車も到着。
しかも、その救急車、うちのマンションの下に止まる。
1Fのおじさんが火事とはまた別に、具合がわるくなったそうでした。

重なる時は重なるんですね。

だいたい、この界隈で火事を見たのは2回目です。
今回の斜め前の高層住宅でも半年以内にボヤがありました。
生涯のうちでも頻度、高いです。

ちょっとない、何が起こってもおかしくない、そんな騒がしい晩でした。

(写真はすでに鎮火された夜景。消防車が並んでいます。)