空色野原

空の下 野原にねころんで つぶやく

ポアンカレ予想

2007-10-30 14:08:35 | science (科学)
宇宙に果てはあるのか?宇宙は一体どんな形なのか?

人類が長年、問い続けてきた謎に大きく迫るヒントが去年見つかった。百年もの間、誰も解けなかった数学の難問「ポアンカレ予想」が証明され、宇宙がとりうる複数の形が初めて明らかになった。

世紀の難問を解いたのはロシアの数学者グリゴリ・ペレリマン(41)。その功績により、数学界最高の栄誉とされるフィールズ賞の受賞が決まったが、彼は受賞を拒否し、数学の表舞台から消え去ってしまった。その真意をめぐって様々な憶測を生んでいる。「ポアンカレ予想」にはこれまで、幾多の天才たちが魅了され、人生のすべてを賭けて挑み、そして敗れ去ってきた。ペレリマンはなぜその栄誉に背を向け、姿を消したのだろうか?

数学で宇宙の形を解き明かせるというのがそもそも不思議。
そして、それを為した天才的数学者の内側では一体何が起こったのかも興味深い。

『NHKスペシャル
100年の難問はなぜ解けたのか~天才数学者 失踪の謎~』

この番組ではペレリマン失踪の謎をその不思議で魅惑的な数学の世界を紹介しながら追っていった。ポアンカレ自身が「かかわると取り返しがつかなくなる」と警告しただけのことはあって、他の数学者も危うく人としての生活を見失いそうになりながら、家族の支えによって踏みとどまった人もいた。

ペレリマンは全てを賭けて解いてしまった後の虚無感にでもとりつかれたのだろうか?ほんとうのところはわからない。明るく人づきあいがよかった青年だった頃を知る恩師が全く変わってしまった彼を心配し、ひっそりと暮らす彼に電話をするが、受けつけない。だが、最後に一筋の光が見えたのは、その後知人に語ったという「今興味のあることがある。」という言葉だった。

<ポアンカレ予想>
曲がった3次元空間「3次元多様体」の性質に関する幾何学の予想。1904年にフランスの数学者アンリ・ポアンカレ(1854-1912年)が提起した。ポアンカレが「かかわると取り返しがつかなくなる」と警告したほどの難問で、解決を目指す研究が数学発展の原動力になった。

ロシア・ステクロフ数学研究所のグリゴリー・ペレリマン博士が最近発表した論文で「証明した」と主張。他の数学者が証明を検証中で、これまでに重大な問題点は見つかっておらず、解決したとの見方が強い。米国の財団クレイ数学協会が解決に賞金100万ドル(約1億2000万円)を懸けた7つの「ミレニアム問題」の一つで、初の賞金獲得となる。だが、ペレリマンは受賞も賞金も辞退したばかりか、数学界から姿を消し、失踪した。

ポアンカレ予想は、直感的に言えば「どんな掛け方をされた輪ゴムも無理なくはずせる、手の上に乗る一つの物体は、滑らかに球に変形出来る」という主張で、例えばドーナツのように穴があいていると、掛け方によって輪ゴムはハサミなどで切らないと外せない。ペレリマンは、物体がボトルネックのように急激に細まってしまい、扱いが難しくなるような場所でもあらかじめ、そこを「手術」と呼ばれる方法で、より滑らかになるように覆いを被せることで、今までの困難を解決した。

アースガーデンありがとうございました*

2007-10-29 12:38:00 | Tao
やはり台風一過!
晴れましたね~。
秋から一気に夏のようでした。

お立ち寄りいただきましたみなさま
ありがとうございました。

夕方並んでいただいたのに
タイムオーバーで出来ませんでしたみなさますみません。
またの機会をお待ちしております。

普段は東京・中野でも
毎週木曜日にチャリティ施術をやっておりますので
ぜひどうぞお越しください。

詳しくはNPOユニ
http://www.npouni.net/

アースガーデン*クラフトフェア

2007-10-24 15:42:28 | Tao
今度の土日です!

『アースガーデン *秋*』
~エコロジーガーデン~ 代々木クラフトフェア

エコロジーやオーガニックなことが盛り沢山で
おいしいお店もたくさん!楽しいイベントです。
クラフトフェアというだけあって
手作りのクラフト品の見応えのあるお店も多いでしょう。
お買い物も楽しめます。いろんな情報とも出会えます。
NPOユニもいつも通りチャリティー施術で出展します。
今回はバングラデシュで厳しい暮らしを送る
ラカイン族の子どもたちの教育支援です。
こったからだもゆったりヨロコブ、タオ療法チャリティ施術。
よろしかったらぜひどうぞお越しください (^^)”

■日時:2007年10月27日(土)・28日(日) 10:00-17:00 雨天決行
■会場:代々木公園イベント広場およびケヤキ並木(NHKホール隣)
■会場には本部があります。本部に会場mapがありますので
まずは本部を探してみてくださいネ。

アースガーデン
http://www.earth-garden.jp/en_event/

光の館

2007-10-22 11:30:37 | art
前回のパリの美術館のアートホテルに触発されて
その時のトトロさんのコメントにもありましたが
日本にあるアートゲストハウスをご紹介します。
泊れます。

 ──*──*──*──*──*──

「光の館 - House of Light」は
光のアーティスト、ジェームズ・タレルの作品です。
この実験的な作品は
彼の作品世界を滞在生活の中で体験いただける
世界にも例を見ないものであり
瞑想のためのゲストハウスとして構想されました。
タレルはこの構想を
谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』の中から見出しました。
伝統的な日本家屋における親密な光に
自らが制作してきた光の作品を融合させることを着想したのです。
越後妻有の豊かな自然の中
様々な光と向き合う時間を過ごして頂きたいと思います。

 ‥‥‥‥‥‥‥

「われわれが住居を営むには、何よりも屋根と云う傘を拡げて大地に一廓の日かげを落し、その薄暗い陰翳の中に家造りをする」「日本の屋根を傘とすれば、西洋のそれは帽子でしかない」と谷崎は言うが、私がつくろうとする館の屋根もまた傘でなければならない。それはまさに覆いかくす傘であり、開かれる傘である。
(ジェームズ・タレル)

House of Light
http://www11.ocn.ne.jp/~jthikari/

パリの美術館の屋上に泊まる

2007-10-19 13:47:41 | art
スイスのアートユニットL/Bのインスタレーション(アート作品)「ホテル・エバーランド」が、2007年9月から1年間、パリの現代美術館「パレ・ド・トーキョー」の屋上に展示され、ホテルとして営業しているそうです。昼はアート作品として鑑賞でき、夜に1組の宿泊客を迎えます。変わった趣向。

この記事を載せているパリノルール
http://www.fr-dr.com/paris/archives/2007/03/03102619.php

何が自由か、知っている。

2007-10-17 13:47:20 | 映画
タイトルは映画「めがね」のキャッチコピーです。

『「外さないように、失わないように」してきた人生を、
ふっと1回休んで、ここに来た。

しかしなんだろう、ここで出会った人たち。
ひとりで風に吹かれて、微笑んで暮らしている。
疑わない、比べない、求めない。
それは逞しさであり、勇気であり。大きな何か。

ひねもす春の海。
あれほどあこがれていた「自由」に、
ふと手が届きそうな気がする。

You live only by your readiness to die.
(死ぬことを恐れなければ、自由に生きられる)』

<「めがね」映画パンフレットより>

一瞬のようで永遠のようなたそがれどきの物語。
人が旅に出るのではない。旅が人を連れ出すのだ。
とはある作家が、旅行記の冒頭に記した言葉だそうです。
そんな旅のひとつのかたちが、1本の映画になりました。

「かもめ食堂」のキャストとスタッフが
あの清潔感のある明るい色彩でどこかくすりと
どこか言葉なくあたたまる
あらたな物語を生み出したのです。

ここには大仰なドラマはありません。
ですが、スクリーンをはみだし
こののち何年も残り続ける空気があります。

映画によくある現実離れした感動は
現実にもどると
それはそれとして、という選り分ける意識がはたらきますが

かもめ食堂もそうでしたが
これはどういうわけかあとからボディブローがじわじわとやってきて
まるでこの映画の白い浜のような
きなり色の明るさに内側が照らされるのです。
不思議な映画。

主人公たちが言葉なく海を見つめてかき氷を食べるとき
タエコが感じたであろうあの感覚を
共有するのです。

言葉にすることができないその感覚は
万語を尽くしてもすくえないものを
一瞬にして永遠にすくいとるものです。
だれもが望み、だれもが実は知っている感覚。

言葉にすることでそれは表面から消え去ってしまうもの。
でも存在の真ん中にたしかにあるもの。
だからあかるくてらされ
翌朝目覚めた自分に起こっている変化に気づくのです。

これは人間が陽光の中で表現するという
映画にしかできないひとのすくい方なのかもしれない。

めがね
http://www.megane-movie.com/index02.html

月に心のすむときは

2007-10-15 18:07:11 | nam amita-yusu
こんなお上人様がいらしたとは何年か前まで知らなかったのですが
化学、生理学、生物学、哲学等を吸収し
仏教、儒教、キリスト教の説を自由に駆使して論ぜられるため
浄土宗で異端とみられ
こらしめてやろうと浄土宗の僧侶たちが
総本山知恩院で上人の講演会をひらいたのですが
かえってその講演に感激する者たちが出たという興味深い方です。

 ……………………

山崎弁栄<べんねい>上人(1859~1920)は
数学者の岡潔博士や詩人坂村真民さんが
「本物中の本物」と賞賛される山本空外上人が帰依された方である。

日本人で最初にインド各地の仏蹟各地を
巡拝したのは弁栄上人である。
ブッダガヤだけはその10年前に北畠道龍上人が訪れている。

明治27、8年インドに旅して、釈尊の遺跡を巡歴し
日本に帰ってから
阿弥陀経図絵を日本中を巡り歩いて施すこと25万部という。

新しい寺を建立するとき、遠く行脚し、一人一厘を乞うたが
貧窮者に遇えば、喜捨で得た金や米をすべて与え
また一厘から始められた。
道を歩くにも、蟻はもちろん、若草まで踏まないようにした。

お寺に泊まるときも、わざわざ下男の部屋に泊り
夜寒の町に貧者を訪れては
当日供養を受けた下着を脱いで与えたという。

ある時随行の人、上人の金をよくごまかしていた。
上人はご存知でありながら一言もいわず、知らぬ顔をしておられた。
上人一族中のある女性が
「このごろ随行の某氏に世上とかくの風説がありますが」
と申しあげると上人
「ハイハイその方はほんとうになにくれと
よく気をつけてくれますので、私も喜んでおります」

上人は12歳の時「空中に三尊仏の姿を拝み見る」
という神秘体験をしているが、そのためか
筑波山にこもって2ヶ月、一日十万遍の念仏をとなえる修行を
24歳の時におこなっている。
その後も生涯念仏の中に生きられた。
そのせいか不思議なエピソードもある。

ある信者が、上人に分厚い自然科学全書を差し上げた。
上人は、その本を左の手で持って
その本の腹のところを右の親指を当てて
ピィーとページを弾かれた。
差し上げた人が「何をなさったのですか」と尋ねると
「ハイ、これで分りました」と上人は答えられた。
その人は上人のお許しを得て
2、3箇所聞くと、上人はスラスラと答えられた。

また、ある信者が柏崎で
修業がうまくゆかないため自殺をはかった。
上人はこの時高崎に滞在していた。
上人は高崎において談笑しながら
柏崎で寝ていた信者の枕もとにたって
「仏憶いの光明を、胸に仏を種とせよ」と7回繰り返し言って
その信者を救ったという。

ある6畳の部屋で、上人があちらに行きこちらに行きしていた。
「お上人、そのようなことで運動になりますか」と訊ねると
「これでも大宇宙を逍遥していますので」と笑って、言われた。

 「家を建てても実際に必要な部分は室の中の空間です。
  この空間は、大工、左官が造るのではない。
  本来の空です。
  この空は火にも焼けません。
  大工左官が造ったものといえば
  同一空間を内と外に隔てただけのもので
  この隔ては火に焼けます。
  造ったものは滅します。
  住むべき家は木竹ではなくて空間
  真実の家は本来「空」です。
  心霊の戸を開けば、宇宙と一体となり
  われは宇宙全体のわれとなるのです」


千島学説研究会代表、忰山(かせやま)紀一さん(作家)著の
『弁栄上人伝聞記』の最初の1ページ、3行目には
次のような弁栄上人の歌が活字で紹介されています。

 月を見て

 月に心のすむときは

 光のほかに

 われなかりけり

        弁栄

この歌は、忰山さんの家(寺)の短冊に書かれていたもので
これを目にした高野山金剛峰寺管長・亀山栄慶大僧正は
顔に驚愕の色を表し、わざわざ立ち上がって壁ぎわに行き
短冊に眼をつけるばかりにして一字一字を改めて確かめ
まだ若かった忰山さんに、その由来を訊ねたそうです。

そして、知っている限りの話をし終えた忰山さんへの
亀山栄慶大僧正の反応が、次のように記述されています。

「そう…」
管長は茶碗を両手で抱きしめて
しばらく器のなかに眼を落としていたが
「これは、悟りを開かれたお人の御歌です」と
ぽつりと言って、茶を一気に呑み干した。

 ……………………

上人は自説の顕正のみあって
決して他説を破邪することがなかった。
他の祖師たちのような迫害を見なかったのは
こういう理由からであろう。
すべてが不完全から完全に向かう姿と見えたのである。

何をおたずねしても
「それがよい」(イエス)
「それでよい」(ノー)
と二通りにしかお答えにならなかったということである。

大正9年12月4日、62歳で生涯を閉じられた。
最後に残されたお言葉は
「如来はいつもましますけれども衆生は知らない。
それを知らせにきたのが弁栄である。」


(新潟大学理学部数学科/吉原久夫教授のホームページや
その他ネットでの様々な弁栄上人に関する記述より引用)

吉原先生のアドレス(この中の個人HPというところをクリック)
http://www.sc.niigata-u.ac.jp/sc/highschool/teacher/YOSHIHARAHisao.html

よく来たね!

2007-10-12 13:02:48 | 動物
またまた風太くんのこどもちゃんです!本日初公開!だそうです。
ようこそ天からいらっしゃいました。(^-^)”

今年7月に生まれたレッサーパンダの風太の双子のこどもが、12日午前9時半から一般公開されることになった。千葉市動物公園のレッサーパンダ、風太とチィチィに第3、4子が生まれたのは7月11日。メスの双子で、いずれも体長は約40cm。目がぱっちりして、体の色が濃い方が姉、寝ぼけたような目で明るい茶色の体が妹という。妹は、姉よりも6時間後に生まれた難産だったため、動物公園ではその後の発育を心配していたが、健康状態は良好で「2頭でじゃれあって転げ回っている」と担当者も一安心している。しばらくは、3時間程度の公開となる。
 名前は、動物公園があらかじめ選んだ「風美(ふうみ)」「美空(みく)」「千夏(ちなつ)」など8つの候補からひとつを選び、園内にある投票用紙で応募する。採用された名前に応募した人の中から抽選で、レッサーパンダのぬいぐるみや動物公園の招待券をプレゼントする。

千葉市動物公園
http://www.city.chiba.jp/zoo/

People Tree

2007-10-10 13:50:06 | shop*spot
*写真のイエローのトップ、シルクスカートはインド。
 紺のパシュミナウールボレロはネパールより。

広尾にある『JICA(国際協力機構)地球ひろば』
に行ったときのことでした。
ここは上質の映画を無料でよく上映するので
度々行くようになったのですが、
その1Fの洒落たショールームでいいものを見つけました。
通販カタログ『People Tree』
フェアトレードは知っていましたが、
こんな立派な通販カタログが出来ていたことは知りませんでした。
早速取り寄せてみると
ウキウキするようなデザインの洒落たものばかり!
身にまとうものから雑貨、口に出来るものまでイロイロ。

うれしい驚きを禁じ得ません。
国際貢献、なんてちょっとお固くてダサイと思っておられる方、
目からウロコです。
目の肥えた方にもきっと見応えのあるカタログです。

国際貢献とお買い物のヨロコビのドッキングです。
どうせなら自分だけのヨロコビじゃなくて、
誰かのしあわせにつながる心あたたまるいい買い物をしませんか?
しかも気に入るものならヨロコビ倍増!
モノがダサければムリにおすすめなんてするシュミないんですが
にくいね、素敵なものばかり。一見の価値あり!

『People Tree』のホームページより要約
<It's Fair Trade>
フェアトレードとは敬意に基づいた貿易のパートナーシップです。途上国の多くの地域に、豊富な自然資源と伝統の技術を持ちながら、商品開発のノウハウや商品を販売する市場の情報を持たない人々がいます。貧しさから抜け出すために立ち上がり、自立の努力をしている人々を、フェアトレードカンパニーは支援します。

フェアトレードが支援するのは、途上国の中でもさらに立場の弱い、農村部の女性や小規模農家、都市のスラムに住む人々などです。現地の技術を生かしつつ日本の市場に受け入れられるデザインのアイディアを提供したり、品質向上のために技術研修の資金援助をしたり、原料や設備の調達に必要な場合は代金の半額を前払いして、国際貿易に参加できるよう生産者を支えます。小規模農家や手工芸職人に継続的な仕事をつくり、農薬や化学肥料に頼らない自然農法や、生産地で採れる自然素材と伝統技術を活かした生産によって、持続可能な社会を目指しています。

こうやって生産者パートナーと共に完成させた商品を、フェアトレードカンパニーは年3回、通販カタログ「ピープル・ツリー」で紹介します。カタログは会員への送付や書店販売、全国350店の商品取扱店を通じて約55,000人の手に渡ります。フェアトレードカンパニーは、現地から届く商品の品質チェックをし、販促活動に努め、そして通販や小売店を通じて人々の元にお届けします。

フェアトレードは、生産地で豊富に採れる原料や、現地の伝統的な手工芸の技術を活かした、環境を害さない持続的な生産を支援します。自分の暮らす村で仕事の機会があれば、人々は出稼ぎのために村を離れ、都市のスラムで暮らしたり、食べるに事欠くような低賃金や劣悪な労働環境に苦しむこともなくなるのです。フェアトレードによって日々の暮らしに充分な賃金が確保できれば、人々は地域の絆も取り戻すことができます。井戸を掘ったり、衛生設備を整えたり、学校を建てたりして生活の基盤を築き、子どもたちは学校で読み書きを覚えます。こうして、地域発展のためのさまざまな活動が展開し、人々は人として尊厳ある暮らしを送れるようになるのです。

消費者は、商品を買うという行動を通じて、貧困や環境破壊といった問題の解決に参加することができるのです。

ピープル・ツリーは、世界で最も支援を必要とする人びとが収入を得て自立できるよう、「フェアトレードの基準(Fair Trade Standards)」を守り、フェアトレードを推進しています。また、持続的な生産を支援するため「エコポリシー(Eco Polocy)」に基づいて製品を作っています。

<Eco Polocy>
1.森を壊さない
・紙製品はすべて、古紙再生紙や麻の繊維くずなどの非木材繊維。
・木製品はできるだけ廃材か植林された木材
 または成長の速い樹種を選ぶ。

2.空気を汚さない
・ダイオキシンの発生につながるプラスチックを使わず
 生産地で手に入る天然素材を選ぶ。
・資源の大量消費と大気汚染を伴う飛行機での輸送を最小限にし
 可能な限り船便を利用。

3.水を汚さない
・塩素漂白を避け代替手法を模索。
・生産現場の排水管理と水の汚染防止を促す。

4.人と命を守る
・生産者の能力と技術、伝統文化を尊重し
 人としての誇りと尊厳を守る。
・有機農法を支援し、畑で働く人々と
 使う/着る/食べる私たちと、生態系の健康を守る。
・塗料に鉛を含まない玩具、金具にニッケルを使わないイヤリング
 など、安全な商品を開発。
・染色は可能な限り草木染めか
 発ガン性が疑われるアゾを含まない合成染料とする。

5.無駄にしない
・梱包にもシュレッダーくずや再利用の緩衝材
 再生可能な段ボールなどを使う。

People Tree
http://www.peopletree.co.jp/