空色野原

空の下 野原にねころんで つぶやく

アートイメージケーキ

2008-11-28 22:42:09 | art
*写真は原美術館のカフェのイメージケーキ

東京にもいろいろ美術館はありますが
中でもお気に入りはココ。
原美術館。

最初に行ったのは横尾忠則展でした。
ここはいい展覧会をやっている、というのもありますが
美術館の建物がこじんまりとしていながら洒落ていて
ちょっとレトロでなんともいい感じ。空間自体を味わえます。

あさって(30日)までですが
今やっている米田知子さんの写真展『終わりは始まり』も
美しい画面とうらはらな深いテーマ性のある
淡々としていながら深いところにインパクトの来る写真です。
原美術館にピッタリでした。

で、ここの緑の庭を眺めるカフェで面白いのが
今やっている展覧会をイメージしたケーキを出しているところ。
つまり、ここでもアートを味わえます。

普段は白砂糖入りのものはなるべく食べないようにしていますが
この写真展をどう表現するのかが見たくて
頼んでみました。

その時はわからなかったケド、
あとで、「ああ!」とピンときました。
そんな楽しさもある、遊び心あるアイデア。

アート心が動いたら
行ってみるといいところです。


米田知子
http://www.shugoarts.com/jp/yoneda.html

原美術館
http://www.haramuseum.or.jp/generalTop.html

亀でもなつく

2008-11-23 10:58:17 | 動物
 新聞に載ってた亀の話。
 ─*─*─*─*─*─*─*─

 17年間飼ってきた亀を船橋市の御滝不動尊の霊池に放そうと出かけた。祭りの夜に買ったオスの黒とメスのチビ。小指ほどの亀も17年を経たいま、甲羅の大きさは30センチにまで育った。私が死んだら面倒を見るものがいなくなるから、池の仲間の亀たちと集団で楽しく暮らす方がいいだろうと思ってのことだ。
 背中のリュックから2匹を下ろし放すとチビは池に飛び込んだが、クロは足元を離れようとしない。「ほら、友達がたくさんいるだろう」と無理押しした。
 本堂で「亀をお願いします」と祈り帰りかけたら、「おじいさんの後にネズミが」という子供の声が。見ると、2匹が亀にしては早駆けで追いかけてくる。
「もう離さない」
 みっともないが、ちょっと涙が出た。亀がこんなになつくとは。そういえば我が家でも私のそばを離れなかったし、たばこを買いに出かけるとついてきていたなあ。声で私が分かるらしい。帰ったら浦島太郎の話を孫に聞かせましょう。
(無職 豆生田(ときた)智宣 千葉県鎌ヶ谷市 88歳)
 朝日新聞08.11.18/声欄より

パン・ド・ムシャムシャ

2008-11-17 15:06:27 | shop*spot
益子最終話。

ジャムウさんに紹介してもらった天然酵母パンのお店。
お茶も飲めます。

「森の先にあります。」とかいう
なんともアバウトな言葉をたよりに探していくと
案の定見過ごしました。

ほんと、緑多い里山の中に(どの森?(*_*))
小さな看板以外なんの目印もなく
引き返してこのあたり・・でドンピシャ!

まるでコロボックルの家です。
小さいけれど、ちゃんとお茶もできます。
中は白木で温かくきれいにリフォームしてあって
居心地はいいです。
くつをぬいで上がる、ちっちゃなリビング感覚。
なんだか、小屋、とか庵、という風情。
入り口の看板を見て
宮沢賢治の「ウラノ畑ニオリマス」という看板を思い出しました。

裏側にこれまたかわいらしいパン屋さんの入り口があって
おいしそうなパンが並んでいました。

おなかがいっぱいだったのでパンは買わなかったんですが
けっこうパン好きには有名みたいですね。
あちこちのブログでみかけます。
行ったときは皮のカバン展もしていました。
カフェの奥が小さなギャラリーコーナーになってます。

パン・ド・ムシャムシャ
http://musha-musha.jugem.jp/

写真はこちらにいいのが載ってます
(ジャムウさんも載ってる。けっこうコースがかぶってました。)
http://www.geocities.jp/mi__wa__/ESSAY/1061tochigi.html

ペンション益子SIGHT

2008-11-13 13:43:13 | shop*spot
益子第4話。

ここはもう何年も前から行ってみたかったところです。
気持ちのいいところに気持ちよく建っている
気のおけない別荘感覚の宿。

朝食のみのBed & Breakfastですが
その朝食がまた忘れられぬもの。
おいしい野菜たっぷりでハラいっぱいです。
特にキッシュが旨かった。
天然酵母パンもついてます。
(下記のHPに写真アリ)

部屋には先日ご紹介したひょうたんライトが灯り
前に広がるさんさんと陽光ふりそそぐ広い芝の庭は
解放感たっぷり。
向こうに低い山の連なり。緑いっぱい。

あかるくくつろぐ『もう1軒の家』感覚。
なんということをするでもない旅をアレンジしたくなる。
わたしならここで物を書いてみたい。
ありそで、ない、お宿です。

ペンション益子SIGHT
http://www18.ocn.ne.jp/~sight/

ひょうたん照明

2008-11-07 14:57:07 | shop*spot
益子。続き。

※写真は7/14~20まで水戸の『ギャラリー加古』で開かれた
<ひょうたんの灯り>展のDMより

先日のジャムウ ラウンジに飾ってあったひょうたんのランプです。
うっつくしいでしょう?釣り下げ型もあります。
花が開いているような形のものもあります。
たっくさん飾っているのを見たい人は
ジャムウへ行くか、ペンションSIGHTに泊まるか
作家さんの工房へ。

益子の工房兼ショールームの『ひょうたんの灯りルーム』で
わたしが見たものでは¥4800からありました。

どれもひとつひとつ自然の形は違うので
自分にピッタリ!というひょうたんとの出会いが
きっとあるだろうとワクワクさせてくれます。
作者の佐藤孔怡さんの意匠は
ひょうたんを別の生き物へと転生させるようです。
できれば工房へ行って作家さんから直に買うのが楽しいかと。

部屋が不思議なヨロコビに満ちて、変わりますヨ。

COSMIC PLANT LAMPS
http://www.cp-lamps.com/

穀物菜食レストラン ジャムウ ラウンジ

2008-11-04 15:42:06 | shop*spot
先日益子の話をちらっと載せましたが、その続き。
現地で発見した超カワイイ店。
写真1枚ではとても表現できません。
どこを撮っても絵になる。

焼き物に使っていた古い建物を
手作りでどこにもない魅力的な店に変身させてしまいました。
オッドロキのデザイン!
いるだけで楽しくなる店ですが
ごはんもおいしいです。
おすすめはいろんなおかずの乗ったワンプレートの定食。
玄米がもっちりで
食べ終わるとからだが喜んでいるのがわかります。

つまり、こころ、ヨロコブ。

どこにもない、という特色のひとつに照明があります。
なんと美しい手作りのひょうたん照明。
ひょうたん。あのひょうたんですよ。
ジャムゥはまるでショールームのようにふんだんに使っています。
夕暮れ時がおすすめだそう。

これを作っている人にも会いに行きました。
この照明があるだけで空間がぐっと魅力的になります。

JAMU LOUNGE
http://www.tochinavi.net/kikaku/mashiko0310/cafe/cafe_jamu.html