チャビといいます。
誕生寺の社務所の受付のカウンターの上です。
花飾りのある首輪をつけたお寺のコです。
阿弥陀経の素敵な絵本があったので買おうと思っていったらどなたもおらず、番をしていらっしゃいました。
「これください。」
誕生寺とは
法然上人がお生まれになったところに弟子の熊谷直実(くまがいなおざね)が建てた法然上人の二十五霊場の中でも上人にゆかりの深いところです。
本堂の須弥壇の位置が上人が生まれた部屋があった場所、らしいです。
門前に着いた時、目の前を大きなゴイサギがわっしわっしと羽ばたいて門の向こうへと飛んで行きました。なんでかしらん「法然上人だ!」と思ってしまいました。
そんな近距離で立派な大きな鳥が飛ぶのを見たことがなかったから。
色々不思議が伝えられていて
上人が生まれた時、館には紫雲がたなびき、二本の白幡が飛来して椋の木にひっかかって輝き、鈴の音がなった、とか。その椋の木は3代目の木が今立派に本堂の裏に立っています。
他にも7不思議があります。くわしくはホームページ。
本堂では、須弥壇の左斜め裏側(椋の木側)にある観音様の像がとても強く、しばらく気当たりしたようになっていました。それをやわらげてくれたのが裏の小川を越えたところにある上人のご両親の御廟。漆間時国(うるまときくに)御夫妻。
時国公は法然上人に自分の仇を討つなと諭された聡明な方らしく、懐の深いものを感じさせられました。合掌。
誕生寺のそばの誕生寺土産物センター(という感じではなくカラオケ食堂という感じですが)で遅いお昼になりましたが、そこに入ってよかった。
なぜか今回周辺をほとんど調べずに行ってそこで『本山寺(ほんざんじ)』の名を聞いたのです。
本山寺は法然上人二十五霊場ではありませんが、御霊跡のひとつ。
というのもそこは長い間子のなかった漆間時国夫妻が子宝祈願で参籠して、妻の秦氏の君が剃刀を呑む夢を見て法然上人を懐妊したというこれもまた由緒あるところ。
剃刀というのは剃髪に使うもので僧を身ごもったことを象徴するようです。
誕生寺から車で30分くらい。
そこも、役行者の修行跡に出来た寺が元だけあって、また、漆間夫婦が当時足の便がわるいのにわざわざこんな山深いところに信心に来ただけあって、なるほどそんなことがあってもおかしくない、と納得するようなそんな場所でした。
向かう途中、「!」
車の前に一瞬降り立ち、飛び立った大きな翼。ハヤブサ?タカ?
思わず「おお!漆間時国公!!」(?)
なんでまたこんな至近距離、目の前に・・。ゴイサギといい・・。
残るは漆間時国の妻、上人のお母上ですが
そこで思い至りました。
チャビ。あなた。・・お母上?
(⌃⌃)>
それはさておき
古くとも美しい曲線を描く本堂に、これまた信心深い想いにさせる観音様が鎮座する御内陣。
(ご本尊ではなく、前立観音様のようでしたが)
ここのおそらく観音開きの扉の向こうのご本尊に、漆間御夫妻が祈られたのでしょうね。
今までこんなにシックな静けさのあるお堂があったでしょうか。
なんとも印象深いものでした。
たった2カ所で目一杯。
それほど、中身濃いところでした。
誕生寺
http://www.d3.dion.ne.jp/~tanjoji/
本山寺
http://www2a.biglobe.ne.jp/~marusan/phhonzan.html
誕生寺の社務所の受付のカウンターの上です。
花飾りのある首輪をつけたお寺のコです。
阿弥陀経の素敵な絵本があったので買おうと思っていったらどなたもおらず、番をしていらっしゃいました。
「これください。」
誕生寺とは
法然上人がお生まれになったところに弟子の熊谷直実(くまがいなおざね)が建てた法然上人の二十五霊場の中でも上人にゆかりの深いところです。
本堂の須弥壇の位置が上人が生まれた部屋があった場所、らしいです。
門前に着いた時、目の前を大きなゴイサギがわっしわっしと羽ばたいて門の向こうへと飛んで行きました。なんでかしらん「法然上人だ!」と思ってしまいました。
そんな近距離で立派な大きな鳥が飛ぶのを見たことがなかったから。
色々不思議が伝えられていて
上人が生まれた時、館には紫雲がたなびき、二本の白幡が飛来して椋の木にひっかかって輝き、鈴の音がなった、とか。その椋の木は3代目の木が今立派に本堂の裏に立っています。
他にも7不思議があります。くわしくはホームページ。
本堂では、須弥壇の左斜め裏側(椋の木側)にある観音様の像がとても強く、しばらく気当たりしたようになっていました。それをやわらげてくれたのが裏の小川を越えたところにある上人のご両親の御廟。漆間時国(うるまときくに)御夫妻。
時国公は法然上人に自分の仇を討つなと諭された聡明な方らしく、懐の深いものを感じさせられました。合掌。
誕生寺のそばの誕生寺土産物センター(という感じではなくカラオケ食堂という感じですが)で遅いお昼になりましたが、そこに入ってよかった。
なぜか今回周辺をほとんど調べずに行ってそこで『本山寺(ほんざんじ)』の名を聞いたのです。
本山寺は法然上人二十五霊場ではありませんが、御霊跡のひとつ。
というのもそこは長い間子のなかった漆間時国夫妻が子宝祈願で参籠して、妻の秦氏の君が剃刀を呑む夢を見て法然上人を懐妊したというこれもまた由緒あるところ。
剃刀というのは剃髪に使うもので僧を身ごもったことを象徴するようです。
誕生寺から車で30分くらい。
そこも、役行者の修行跡に出来た寺が元だけあって、また、漆間夫婦が当時足の便がわるいのにわざわざこんな山深いところに信心に来ただけあって、なるほどそんなことがあってもおかしくない、と納得するようなそんな場所でした。
向かう途中、「!」
車の前に一瞬降り立ち、飛び立った大きな翼。ハヤブサ?タカ?
思わず「おお!漆間時国公!!」(?)
なんでまたこんな至近距離、目の前に・・。ゴイサギといい・・。
残るは漆間時国の妻、上人のお母上ですが
そこで思い至りました。
チャビ。あなた。・・お母上?
(⌃⌃)>
それはさておき
古くとも美しい曲線を描く本堂に、これまた信心深い想いにさせる観音様が鎮座する御内陣。
(ご本尊ではなく、前立観音様のようでしたが)
ここのおそらく観音開きの扉の向こうのご本尊に、漆間御夫妻が祈られたのでしょうね。
今までこんなにシックな静けさのあるお堂があったでしょうか。
なんとも印象深いものでした。
たった2カ所で目一杯。
それほど、中身濃いところでした。
誕生寺
http://www.d3.dion.ne.jp/~tanjoji/
本山寺
http://www2a.biglobe.ne.jp/~marusan/phhonzan.html
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