空色野原

空の下 野原にねころんで つぶやく

飲み比べエビスビール

2007-12-28 17:58:09 | shop*spot
なんだか師走というのはわさわさしますね。
そのわさわさがけっこう好きなんですが。

まだ忙しいんですが、ちょっと息抜き。

先日待ち合わせに使った恵比寿麦酒記念館が
思いのほかよかったので。
恵比寿ガーデンプレイスの中にあります。

ご覧ください。
小さめのグラスですが4杯4種類。
飲み比べ出来て¥400!

しかもサッポロビールの記念館で、出来たて?だから
売ってるのよりウマイ!生~!という感じです。生きてる。
メジャーヴァイス、メジャーエール
エビスビール、エビス<ザ・ブラック>
の4種の飲み比べ。
わたしの好みはエビス<ザ・ブラック>ですが
どれもそれぞれに旨かったです。
ビール酵母入りのおつまみ付き。

むか~し1度来たことがあって
けっこうビール開眼というか
目からウロコだったキオクがあるのですが
久しぶりに行ってみたらやはりそうでした。
夏は混むかな?冬がおすすめ。

恵比寿麦酒記念館
http://www.sapporobeer.jp/brewery/y_museum/

エルフ・アカデミー

2007-12-22 10:25:58 | 面白情報
先日ラジオを聞いていたら
サンタクロースの助手をするエルフを育てる学校がある
と言っていました。
場所はフィンランド。

カリキュラムの内容が面白いのは
エルフはアウトドアの知識や語学
人の話を聞く力がないとなれないとのこと。

世界中のたくさんの子供達からの手紙を読むには
たくさんの言語を学ばないとならず
こどもからどんな質問をされても答えなければならず
花や樹の名前もたくさん知っていなければならず
なかなかどうしてたいへんなようです。

これは実際にある学校で
卒業するとサンタクロース観光でやってくる
世界中の観光客を迎える人材として活躍します。

フィンランドのその地方はその観光事業に、てこ入れをするため
この学校をつくりました。なんとも夢のある話。

 ****************

 こちらはニッポン。
12/2~来年1/28まで六本木の<RBR>では
『Fairy Story』という妖精の世界の作品展が開かれています。
柴崎るり子さんの描く上の妖精の絵や
野生酵母を使った手づくりソースやスイーツ
毛糸のお花の帽子展
生演奏と語りによる「大きな森のおばあちゃん」
などのスライドショーなどなど。
入場無料。

*RBRはアートスクールでもなく、カルチャーセンターでもなく
全く新しい形のクリエイティブセンター。
展示中の部屋を使用中の時もあるので行く時は事前にご確認を。

港区元麻布3-1-23 03-5770-7401
<RBR>The New Center for Creative Art
http://www.rbr-art.com/

サンタ恵比寿おじさん

2007-12-19 15:33:49 | 元気になる人物伝
ほら。見るからに恵比寿顔デショ?
わたしがいつも買う浅草橋駅前の宝くじ売り場のおじさんです。
何年も前にここで¥300のくじ1枚買って¥3000が当たり
気をよくして¥500のくじ1枚買ったらまた¥5000当たり
それ以来ずっとここでばかり買っています。
といっても買うのはいつもバラで3枚ほど。

ここで買うのが楽しみなのは
このおじさんが人が喜ぶこと、人のしあわせを
ほんとに喜んでいるんだな、ということが伝わってくるからです。
たくさんの縁起物をぶらさげて
1枚でも買うと赤い『宝袋』とかかれた封筒に入れてくれて
どうぞ当たりますようにと言わんばかりに
じゃらじゃらとそのくじで鈴をさわってくれます。
これだけでもう十分よい気分。

3軒くじ売り場は軒を連ねていますが
真ん中のこのおじさんは
誰よりも早くから誰よりも遅くまで店を開いています。
少しでも多くの人がくじが買えますようにと。

当たったことがないわたしがたてつづけにここで当たったように
当たる人が多いらしく
シーズンは交通整理が出るくらい並びます。
近頃はおじさんの福運が伝染ったのか
両隣りの店まで当たる始末。

けれども毎日毎日休まずに続けることは大変です。
真夏なんか特に。
大汗をかくおじさんに思わず声をかけたことがありました。
「たいへんですね。」
「ジゴクです。」
笑って答えるおじさん。

しばらく体調をくずして代理の人が座っていることが続きました。
でも見るからにやつれてつらそうな時期を最近超えました。
ほっとしました。
「お元気そうになりましたね。顔色がよくなってよかった。おじさんとこで買うのが楽しみなんですから。」
きっとたくさんの人にそう言われていると思います。

どんな歴史がある方なのかまったくわかりませんが
とにかく人のしあわせを願っていることだけはわかります。
当たったらおじさんに温泉に行ってもらおう。
それがわたしがもくろんでいるささやかな楽しみです。

幻の伎楽、飛鳥へ帰る

2007-12-16 11:45:06 | 面白記事*面白番組
いにしえの雰囲気を残す、緑豊かな飛鳥の地・桜井。その小高い丘の上に「土舞台」という史跡があります。7世紀初め、聖徳太子が日本初の国立劇場を開き、少年たちに「伎楽(ぎがく)」を習わせた、と言われている場所です。伎楽とは、その頃百済(くだら)の国から伝わった舞踏劇。奈良時代まではさかんに上演されていましたが、いつしか歴史の中に姿を消してしまいました。そんな幻の伎楽が、多くの識者の研究を経て復活。悠久の時を経て、この秋ふたたび、土舞台で特別上演されたのです。演目は「獅子奮迅」。都にやってきた人々と獅子が巻き起こす、大騒動の物語です。役者たちは、古代の技法そのままに復元された色とりどりの衣装を身にまとい、笛やドラの音に合わせてユーモラスに舞い踊ります。いつまでも残しておきたい、1400年ぶりの色と動き。その美しさをどうぞご覧ください。(今朝の朝日新聞beより)

よみがえった古代の舞踏劇、非公開上演。
今晩6:55~7:00
<特別企画:後援>BS朝日「Color is Magic」でご覧ください

インターネットでも公開中
http://www.asahi.com/bravia/

気心道

2007-12-13 21:13:12 | 
 ※表紙の写真は気心道で学ぶ合気の技を行う著者(左)。

 以下はすべて本からの抜粋です。

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 受け手がケアされることを欲している経絡を、ひたむきに切実に、いのち全部で想像していたら、いつしか心は大空にかき消えてしまいます。
 心は虚空に行って、自分という強固な主観はない。そして、他人事という対象がないから客観もない。そんなので認識が成り立つのか?と言われるかもしれません。が、自分でも不思議なんだけど、これがあるんですね。感得されるものがある。

 それは「存在」としか言いようがないもの。
 しかしその存在は、無機的ではない。
 大切さが胸に迫ってくるほど、繊細です。
 遠い過去から知っていたかのように親しみがある。
 それでいて、
 はるか未来にしか出会えないような神秘性を感じさせるのです。
 とてつもなく大きく、すべてにつながる。
 かと思うと一人の身体に収まることもできます。
 そして個性的でありながら普遍的。

 これを「いのち」、と呼ぶんじゃないでしょうか?あるいは老子が語った道(タオ)とか?
 いずれにしても、経絡はこのように見えるんです。

 経絡の不思議さ。それは、万華鏡のように、複雑でありながら整合性があることです。
 そして、時に、かさぶたと膿に覆われているかと思えば、奥に分け入ると、ダイヤモンドのように無数の光を放つこともある。

 ※気とは、すべての生命ある存在に宿っている心身両面のエネルギー。また経絡は、気が流通するルートのこと。病気は、経絡を流動するエネルギーの過剰(実)と不足(虚)のゆがみによって起こる。

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 願いを深めること。それはどうしたらできるのでしょうか?
 実は、人間存在の不思議が、ここに表れているような気すらします。ですから、ここのところがミソです。
 というのは、私たち人間には、相手に幸あれ!という想いもあるけれど、同時に「そんなの知るか!おまえなんか知らん。不幸にでもなんにでもなっちまえ…」というような心だってあるわけですよね。私にも、そしてあなたにも…。

 それで、自分の心について考える人ほど、「それが、どーした」と居直ることができません。かえって「ボクのバカ。バカバカバカバカ!」とか、「アタシって悪いわ、ワルいわ」と言って苦しんだりもするのです。
 いったいなぜ、人間の心には、こうしたポジティブ(肯定的)/ネガティブ(否定的)の両面があるのか?ここには実に深遠なタオ(道)というか、宇宙の理法が働いているのです。
 というのは、あなたがポジティブな心を持とうとすればするほど、あなた自身のネガティビティは、より鮮明に認識されるのです。
 それはなんのためかと言えば、それによってはじめてたましいというものは成長していくことができるからです。すなわち、ポジティブ/ネガティブな心は、たましいという車を前に進める両輪のようなものなのです。
 したがって、あなたが、相手の人生に対する最善を願うほど、あなたの中に潜んでいた逆の心が露(あらわ)になります。そしてそれを乗り越えていくことで、あなたのポジティブな心はどんどん深まっていくのです。
 これを深遠な宇宙の配慮と言わずして、なんと言ったらよいのでしょうか?

 自分の心が見えることが智慧なのです。そして道とは、あなたの心をすべて映しだす鏡のようなものです。

 心の鏡がないと、自分の心全体を見ることができません。そこで、「自分の心はポジティブである」と思ったりしてしまいます。これは、気をつけなくてはなりません。
 なぜなら人間である限り、どこまで行っても、両面の心があるのです。人間は最後の一息まで成長し続ける存在だからです。
 もし、自己のポジティブな片面の心だけしか見ていないとしたら、それは自分の心の全体を見てはいないことになります。そして、そこからは、なんの成長もありません。
 だから私は、自分には愛があると思っている人はあまり好きになれないんですよ。むしろ自分には愛が足りないから、愛を持つように努力しようと思っている人のほうが、よほど本物だし、人情があると思います。
「シンドラーのリスト」という、自分の全財産を使って、多くのユダヤ人を救ったドイツ人実業家を描いた映画がありました。それの最後のほうに、「もっと救えたのに、私はしなかった」と言って、自分を責めるくだりがあるんですね。これを見て泣けましたね。そして、やはり本物というのはこうなんだな、とつくづく思いました。

12/10発売 
『気心道~タオ療法の秘力~』より抜粋 だいわ文庫 遠藤喨及著

焼ける緑

2007-12-09 23:03:28 | 面白記事*面白番組
国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP13)では途上国で急速に進んでいる森林減少を食い止めるための新たな対策づくりに向け、早ければ来年からパイロットプロジェクト(先行事業)が始まる見通しになった。その会場で5日、バリ島の舞踊団が人間と自然との調和を訴える踊りを披露した。米国のNGOが企画し、バリ島の団員35人がストーリーを考案。人間が森を切り倒したり、森が焼かれたりする様子などを演じた。<朝日新聞07.12.6 林敏行撮影>