空色野原

空の下 野原にねころんで つぶやく

ねこ鍋

2007-11-30 12:46:48 | 動物
もうご存じかもしれませんが
『ねこ鍋』
DVDや写真集など大ブーム中だそうで。

『ねこ鍋』は岩手県で農業を営む「エレファント」さんが
鉢植えがわりに使っていた土鍋を
片付けようとして床に置きっぱなしにしていたところ
子猫が勝手に入って寝てしまったのがきっかけ。

子猫の名前を付けてもらおうとその様子を
動画投稿サイト「ニコニコ動画」に投稿したところ
「癒される」「かわいい」とのコメントが殺到する大騒ぎに。

mixiでは、ねこ鍋のコミュニティもでき
自分の家の飼い猫で試してみた映像がネットにあふれ
10月発売の撮り下ろしDVD「ねこ鍋」
(ドワンゴ・エージー・エンタテインメント)
も異例の売れ行き、だそうです。

(新潟日報 07.11.19)

マリア

2007-11-28 13:09:14 | 映画
その希望の光は、ひとつの愛から生まれた。
あの日、ヨセフがマリアを信じなければ、
あの時、ふたりが大王による虐殺から逃れえなければ、
キリストは誕生しなかった。

今まで語られることのなかった
イエス・キリスト誕生までの母マリアと夫ヨセフの物語-----

イエス・キリストの母、マリア(ケイシャ・キャッスル=ヒューズ)。ヨセフ(オスカー・アイザック)との婚約中に彼を身ごもってしまったマリアは、村中の人々から非難される日々を送っていた。ただ一人、夫・ヨセフだけは「神の子を身ごもった」というマリアの言葉を信じ、やがて“救い主”誕生の予言に怯えるヘロデ大王の命で人口調査が始まったのを機に、夫婦はヨセフの故郷・ベツレヘムへと旅に出ることを決意する。200キロという長い旅路には、険しい山道や不毛の砂漠など自然の猛威が立ちはだかり、2人の行く先を阻むが、この過酷な旅を通して、マリアは女性として母として成長し、そんな彼女をヨセフが献身的に支えていく。そしてたどり着いたベツレヘムの小さな馬小屋で、歴史に残る誕生の瞬間を迎える――。

2007年12月1日より
シャンテ・シネ、テアトルタイムズスクエアほか全国にて公開

聖徳太子

2007-11-25 22:10:06 | プロフィール
今晩は聖徳太子のTVをやっていて
別の局でも聖徳太子という文字を発見し
思い出しました。

あれはたしか2001年の2月あたり。
3月にメキシコへ行くかどうか決める旅で、奈良へ行きました。
そこで出会った聖徳太子はいまだに強く印象に残っています。
行く前に五重の塔の夢を見ましたが
法隆寺にその頃さほど関心はなく、あまり情報もなく行ったところ
あまりにも素晴らしい場なのにオドロキました。
日本で最初の世界遺産というのもうなずける。

法隆寺で洗礼を受け、その後立ち寄ったのが橘寺です。
ここは聖徳太子誕生の地で
推古天皇の命により、三日間太子がお経を上げられたとき
いろいろと奇跡がおき
[庭に蓮の花が降り積もり、南の山に仏頭が現れ光明を放ち
太子の冠から日月星の光が輝いた]
天皇が驚いてこの地に寺を建てよと命じたと逸話が残っています。

何が祀ってあるのかわからないままに
本堂の右端から木像を拝んでいったのですが
その右の3体の木像の真ん中の像がどういうわけか存在感が大きく
前に立っていると“私”がなくなってゆくというか
頭から言葉や考えが消えてゆき
しーんとしてなおかつ大きなエネルギーの最中(さなか)に
自分が存在するというか。
言葉にはしにくいけれど強く圧倒されたのでした。

ぐるっと本堂を回り
ご本尊も拝んでもう一度間近にさっきの木像の前まできたときに
「あっ!」と思ったのです。
それはたしか鎌倉時代に作られた太子16歳のときの木像で
間近に来るとさらに圧倒的な存在感をはなっています。
寺の壁もなく、まるで宇宙にいるようでした。
ひとことで表現する言葉がすぐに内側から湧いてきました。

それは、“和”そのものだったのです。

太子の有名な十七条憲法の「和をもって貴しとなす」のまさに
“権化”とでもいっていいような波動だったのです。

それは意外にも予想に反して圧倒的な“強さ”であり
宇宙的な大きさでした。
“和”というものがこんなにも強大なエネルギーであることに
心底驚き、打たれました。

この木像を彫ったとき
もちろん彫師は聖徳太子を想いながら彫ったことでしょう。
聖徳太子を想うということは
このエネルギーの“よりしろ”になるということであり
この木像はひと彫りひと彫り息吹きを吹き込まれ
いのちを持ったのかもしれません。
また、聖徳太子にゆかりの深いこの地に
この木像をよりしろとして今もその発信元から燦々と
エネルギーが降り注いでいるのかもしれません。

3年後
聖徳太子の御廟がある叡福寺を訪れたとき
1400年のときを超え
今もありありと圧倒的に存在するそのエネルギーに打たれました。

弘法大師の御廟の前で頭がぶっとんだように
言葉も吹き飛ぶ大きさです。

まさに、21世紀型の、21世紀にふさわしいような“つきぬけた”人が
日本には1400年前にすでに出現していた。
法隆寺が日本最古の木造寺の遺産でありながらあんなに宇宙的なのは
“未来”の寺だからなのかもしれません。

*写真は国宝 天寿国繍帳(部分) 飛鳥時代・7世紀 奈良・中宮寺蔵

東京散歩

2007-11-24 13:02:55 | 旅・散策
ものスゴク久しぶりに会う友人と
東京を散歩気分で過ごしました。

まずは目黒の東京都庭園美術館。
昭和8年に建てられたアール・デコ様式の旧朝香宮邸。
ここの美術館の内装・建築もスゴイのですが
わたしたちはソコには今回は入らずにその庭園¥200へ。
庭園といっても作り込んだものではなく、公園といった感じですね。
大きすぎず小さすぎず。人はそこそこいても混んだ感じはせず
プライベートガーデンの気分を味わえます。

テーブルとイスが散らばっているので
ピクニック感覚でお茶など持ってきてくつろいでいる人も。

樹は大きく、明るい空間で、バラも数本咲いていて
風がなければ日差しもあたたかく
絶好のひなたぼっこスペースでした。

ここの入り口には大正創業の料亭「金田中」がやっている
和カフェ『茶酒(サーシャ)』があり
ごはんも食べられます。
(↑上の写真/翡翠麺と鯛茶漬けのセット¥1522)
大食漢には物足りないかもしれませんが
オープンテラスもある緑の空間を楽しむにはよいスペースです。

それから都営三田線で20分ほど。春日へ。
ここには文京区のお役所のタワー、シビックセンターがあります。
25階が無料展望スペース。
ナカナカ穴場。
展望スペースとしては
新宿の都庁や高層ビルより気持ちのいいところ。
ぼーっと脳みそのしわを伸ばすにはいい場所です。

春日から都営大江戸線でふた駅。牛込神楽坂。
ここからちょっと歩くと以前紹介したマンヂウカフェがあります。
小人の家みたいな手作り感いっぱいの古家です。
30分しかいないのに、何時間かいたような不思議な時間感覚。
とは友人の弁。

旧宮家の庭でマイガーデンのようにひなたぼっこし
高層タワーで東京一望の後に
築ウン十年のまるで江戸時代のお茶屋
(ト、イウか和風コロボックルの家みたい?)
にいるような気分の両方を味わったりと
東京というのもいくらでもまったりと遊べる面白い街ですネ。

ログハウス

2007-11-10 11:53:57 | shop*spot
写真は島根県の駅舎(TALO's workより)

平成5年7月12日、北海道奥尻島沖で起きた 「北海道南西沖地震」は、関東大震災に匹敵する 震度(マグニチュード7.8、最大震度5)を記録し、直後に発生した津波は高さ21m、時速652kmに達した といわれています。震源地に近い奥尻町西側では 大半の建物が全壊するという被害を受けましたが、 TALOログハウスレストラン「波涛」は、建物はおろか 数多い食器やコップもほとんど損傷しませんでした。しかも、大きな津波を受けてもログハウスの内部には 一滴の水も入ることなく、家をなくした人たちの 緊急避難先所として利用されました。

たしかにシロウト目にも
がっちりと組み上げたログハウスというのは強そうです。
日本の家もせいぜい40~50年の使い捨てでなく
昔のように
何代も大事に住めるような家に返っていかないかなあ・・。

ここは最近は輸入材だけでなく国産木材も使っているようです。
熊本の小国杉はシロアリにも強く、品質がいいとか。
塗料や断熱材も自然素材で設計も自由自在。
小さなキットログもあり、セルフビルドも出来ます。

TALOインターナショナル
http://www.talo.co.jp/

打ち上げロケット

2007-11-05 13:21:45 | プロフィール
むかーしむかし
ひとつのおっきな光がありました

あるとき
その光はビッグ・バンして

かぞえきれない光の粒と闇の粒がうまれました

けれどもそれらは
やがてあの
とてつもない光にもどってゆく
あらかじめの約束がありました

闇と光はせめぎあい
闇は光に点火して

闇はふるさとに帰るロケットの
打ち上げ台になりました

THANK YOU DARKNESS.
THANK YOU LIGHT.


《Great light》
Once upon a time, there was a great light.
One day there came a big bang to it,
which bare numerous children of darkness and those of light
Promises are theirs to return to the mother light someday
Against the lights, the children of darkness gave a fight
And one another they did ignite
Darkness launched a rocket
and sent everyone back to the mother light

Thank you darkness.
Thank you light.

By ben-chicchan

受け入れるとは答えを用意しないこと

2007-11-01 14:18:48 | 元気になる人物伝
佐藤初女(はつめ)さんをご存じですか?
わたしはガイアシンフォニーという映画で知りました。

もう死んでしまおうと思っていたひとが
初女さんのおむすびを食べて思いとどまったそうです。

青森でセラピーという言葉もない頃から
つらい想いを抱えているひとを家に迎え
ただいっしょにごはんを食べてきました。
今はそれが『森のイスキア』という家になっています。

どうしてか初女さんのおむすびを食べて
ポロリと泣くひとがいるそうです。
心に何か詰まったひとの、それがふわりと融けるのでしょうか?

「ありのままのその人に出会いたい」
「人は受け入れられたと感じたとき、大きな癒しとなります。
受け入れるとは答えを用意しないことです。」
そう、初女さんはおっしゃいます。

その初女さんのおむすびの絵本を見つけました。
ふんわりとあたたかい絵とともに
おむすびのエピソードと作り方が書いてあります。

初女さんのインタビュー
http://www.ntt-f.co.jp/fusion/no27/tokusyu/tokusyu.htm

『初女さんのおむすび』
http://kidoshuppan.jugem.jp/