ベコの萩紀行も天候に恵まれて無事に全行程を完了。
萩城下の歴史ある町並みに始まり、日本とは思えない秋吉台や角島の風景を楽しめました。
旅の終わりは老舗旅館でゆっくりしましょう。
こちらは、今回お世話になった宿の一つ。
歴史を感じる和風旅館ですが、なんと大正時代の創業とのこと。
フロントから客室へ続く渡り廊下からは、枯山水の中庭も。
ほー、これは立派なお庭です。
きっと格式の高い宿に違いありません。
温泉と美味しい食事でのんびりくつろげました。
そして、一夜明けていよいよ萩を離れる日。
床の間の障子に差し込む朝日で目が覚めました。
そして、これが朝ご飯。
ベコ 「いただきますだべこ!」
まさに和風旅館の朝ご飯。
味付けも程よい感じで、美味しくいただきました。
ちなみに、こちらが昼間の枯山水の中庭。
実はベコの泊まった客室にもお庭付きでした。
さあ、朝ごはんを食べたら海岸で軽くお散歩です。
ベコ 「うおーっ、菊ヶ浜だべこ!」
そう、ここは萩の海岸である菊ヶ浜。
いやー、思いのほかきれいな海ですね!
昨日の角島といい、山口は海がきれいなのでびっくり。
ただ、それよりも気になったのは沖合に浮かぶ小島。
よく見ると、左の二つの島はぺったんこ。
右の島もぺったんこですが、真ん中がポッカリ盛り上がって不思議な形。
実はこれらの島は1万年前に火山活動でできた溶岩の島。
溶岩の粘度が低く、横方向に平らに広がって固まったそうです。
ベコ 「地球の歴史を感じるべこ」
いや、テーブルのようなぺったんこな島は初めてでした。
さて、こちらは菊ヶ浜に面するホテルの庭園からの風景。
ここのホテルにも宿泊したのですが、美しい海岸沿いにある庭園でした。
ぺったんこの島もよく見えます。
さあ、そんなわけでベコの萩紀行はこれで終了!
山口は初訪問でしたが、予想外に大満足のベコなのでした。
そして、お土産は萩名物の萩焼と夏みかん。
ベコ 「天下の萩焼だべこ!」
かなりのお値段でしたが、思い切って購入。
しかも、夏みかんのおまけ付きです。
ベコ 「ひゃー、デカすぎだべこ〜」
けど味は絶品。感動の夏みかんでした。
さあ、それではお土産を詰め込んで萩を出発する時間です。
またいつかのんびり訪れたいものですね!
おわり
<ベコたびinformation>
萩焼
萩といえば「萩焼」が有名ですが、町のあちこちに窯元やお店が並んでいてビックリ。訪問前はあまり意識していなかったものの、旅行中にすっかり萩焼にハマってしまいました。特に、その素朴な風合いや色形は素人ながらも心惹かれ、他の焼き物にはない不思議な魅力を感じましました。
萩焼巡りをしたのは、城下町の中心部の通り沿いにある窯元やお店屋さん。店先に並ぶ様々な萩焼を見ているとあっという間に時間が経ち、すっかり旅行の予定が狂いました。
そんな萩焼ですが、素地は萩周辺で取れる土に、萩特有の釉薬を調合して作られているそうです。土の風合いの「枇杷釉」、白さが印象的な「白萩」、ピンク色できめの細かい「姫萩」などがあるそうです。
そして、萩焼最大の特徴が「萩の七化け」と言われる色合いの変化。萩焼は低温で焼くため、表面に細かいヒビ割れができるそうです。そのヒビ割れを「貫入」と呼び、そこにお茶などの成分が染み込み、色合いが変化してくるのだそうです。
店舗では、新品の萩焼と使い込んだ萩焼を並べて見せてくれたのですが、驚くほど色が違うのでビックリ。購入した萩焼がいずれ七化けする日が楽しみです。