春のお花見散歩で水戸偕楽園を訪問中のベコです。
今年は、あっという間にお花見シーズンが過ぎましたが、ベコのお花見散歩も今回が最終回。
千波湖を見下ろす好文亭に行きましょう。
幕末の藩主・徳川斉昭が建てたお屋敷です。
入口はぐるりと裏手に回った場所にあります。
うっそうとした林の中を進みます。
お、あれが入口の門のようです。
門をくぐると、好文亭の建物が見えてみました。
ベコ 「好文亭へ潜入だべこ!」
そして、お屋敷の中に入るとまさに時代劇の世界。
ほんのりした灯りに照らされた内部です。
それぞれの部屋には歴史を感じる襖絵が並んでいました。
ふむふむ
ふむふむ
ふむふむ
さらに進むと、中庭の縁側。
桜が満開ですね。
先ほど外側から見えた桜でしょうか。
うん、今がまさに見頃。
千波湖畔の桜とは開花時期が違うのですね。
お部屋の中からは、先ほどの広場が見えます。
徳川斉昭もここで家臣や領民と談笑していたのかも。
大河ドラマのように「快なり!」と叫んでいたのでしょう。
さて、さらに奥に進むことにしましょう。
迷路のようなお屋敷ですが、2階に上がることができました。
すると、そこには…
ベコ 「障子が全開だべこ!」
ここは最上階にある楽寿楼。
そして、ここからの眺めがこれ!
ベコ 「ひゃー、千波湖を一望だべこ!」
なるほど、これは絶景ですね。
左近の桜を見下ろすことができます。
さらに視線を右側に移すと、こんな感じ。
ベコ 「壮観だべこ!」
これは素晴らしいですね。
さらに右を見ると、先ほど訪れた護国神社と桜山公園も。
ベコ 「天下取ったりだべこ!」
これでベコも水戸のお殿様だね。
ベコ 「快なりだべこ!」
ベコ 「快なりだべこ!」
ということで、今年のお花見散歩はこれでおしまい!
これから新緑の季節を迎えますが、新たなベコ旅が楽しみですね。
それでは、地震中継で有名な水戸のタワーを横目に、のんびり家路に着くことにいたしましょう!
おわり
<ベコたびinformation>
好文亭
偕楽園の見晴広場に建つのが好文亭という建物。徳川斉昭みずから指示をして建てたそうですが、訪れてみるとなかなか趣のある建物。80歳以上の家臣と90歳以上の領民を招いて養老の会を催したそうです。
好文亭の「好文」とは梅の木の別名で、「学問に親しめば梅が咲く」という中国の故事に由来するのだとか。
全体として質素な作りですが、3階の広間・楽寿楼から見下ろす千波湖などの景観は絶景。まさに殿様気分を味わえる場所です。
ちなみに、外観は2階建てに見えますが実際は3階建て。まったく気がつきませんでしたが、1階と3階の間の中2階に警護の武士が待機する小さな控え室があるそうです。
そんな好文亭ですが、太平洋戦争の最中に空襲により焼失したものの、戦後に復元され今日に至るそうです。まるで創建当時のように見える建物ですが、ちょっとびっくりです。