ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

水戸偕楽園で快なりだべこ!

2023年04月30日 | 春のお花見散歩(東日本)

春のお花見散歩水戸偕楽園を訪問中のベコです。

今年は、あっという間にお花見シーズンが過ぎましたが、ベコのお花見散歩も今回が最終回。

千波湖を見下ろす好文亭に行きましょう。

幕末の藩主・徳川斉昭が建てたお屋敷です。

入口はぐるりと裏手に回った場所にあります。

うっそうとした林の中を進みます。

お、あれが入口の門のようです。

門をくぐると、好文亭の建物が見えてみました。

ベコ 「好文亭へ潜入だべこ!」

そして、お屋敷の中に入るとまさに時代劇の世界。

ほんのりした灯りに照らされた内部です。

それぞれの部屋には歴史を感じる襖絵が並んでいました。

ふむふむ

ふむふむ

ふむふむ

さらに進むと、中庭の縁側。

桜が満開ですね。

先ほど外側から見えた桜でしょうか。

うん、今がまさに見頃。

千波湖畔の桜とは開花時期が違うのですね。

お部屋の中からは、先ほどの広場が見えます。

徳川斉昭もここで家臣や領民と談笑していたのかも。

大河ドラマのように「快なり!」と叫んでいたのでしょう。

さて、さらに奥に進むことにしましょう。

迷路のようなお屋敷ですが、2階に上がることができました。

すると、そこには…

ベコ 「障子が全開だべこ!」

ここは最上階にある楽寿楼

そして、ここからの眺めがこれ!

ベコ 「ひゃー、千波湖を一望だべこ!」

なるほど、これは絶景ですね。

左近の桜を見下ろすことができます。

さらに視線を右側に移すと、こんな感じ。

ベコ 「壮観だべこ!」

これは素晴らしいですね。

さらに右を見ると、先ほど訪れた護国神社と桜山公園も。

ベコ 「天下取ったりだべこ!」

これでベコも水戸のお殿様だね。

ベコ 「快なりだべこ!」

ベコ 「快なりだべこ!」

ということで、今年のお花見散歩はこれでおしまい!

これから新緑の季節を迎えますが、新たなベコ旅が楽しみですね。

それでは、地震中継で有名な水戸のタワーを横目に、のんびり家路に着くことにいたしましょう!

おわり

 

<ベコたびinformation>

好文亭

偕楽園の見晴広場に建つのが好文亭という建物。徳川斉昭みずから指示をして建てたそうですが、訪れてみるとなかなか趣のある建物。80歳以上の家臣と90歳以上の領民を招いて養老の会を催したそうです。

好文亭の「好文」とは梅の木の別名で、「学問に親しめば梅が咲く」という中国の故事に由来するのだとか。

全体として質素な作りですが、3階の広間・楽寿楼から見下ろす千波湖などの景観は絶景。まさに殿様気分を味わえる場所です。

ちなみに、外観は2階建てに見えますが実際は3階建て。まったく気がつきませんでしたが、1階と3階の間の中2階に警護の武士が待機する小さな控え室があるそうです。

そんな好文亭ですが、太平洋戦争の最中に空襲により焼失したものの、戦後に復元され今日に至るそうです。まるで創建当時のように見える建物ですが、ちょっとびっくりです。


 


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三寒四温の一週間。ベコガーデンは強風注意だべこ!

2023年04月29日 | ベコガーデン2023

今週は寒暖差が大きく、慌ててマフラーを引っ張り出すことも。

とはいえ、4月もそろそろ終わり。

GWの天候が気になるところですが、爽やかな五月晴れに期待しましょう。

さて、先週は暦の穀雨を迎えましたが、穀雨の七十二候はこんな感じ。

初候:葭始生(あし、はじめてしょうず)4月20日〜

水辺の葦(あし)が芽吹く頃。

古くは家屋の屋根やよしずなどに広く使われた葦。

神話の中で日本は「葦原の国」と呼ばれていたそうです。

次候:霜止出苗(しもやみて、なえいずる)4月25日〜

霜が降ることもなくなり、稲の苗が育つ頃。

日本らしい田んぼの風景ですね。

とはいえ、「八十八夜の別れ霜」と言われる遅霜には注意が必要です。

末候:牡丹華(ぼたん、はなさく)4月30日

牡丹の花が咲く頃。

どっしりとした風格の牡丹は「百花の王」と呼ばれるのだとか。

牡丹が咲くと春も終わりの印だそうです。

    

さて、そんななか、ベコガーデンは強風を避けてお部屋に退避中。

ベコ 「風がビュンビュンだべこ」

アジサイくんは引き続き巨大化。

妙に茎が長い気がしますが、倒れないか心配です。

とはいえ、つぼみもしっかり成長中。

一方こちらはランタナくん。

ベコ 「小さい葉っぱも成長だべこ」

大きく開いた葉っぱの間に、小さな葉っぱが出てきました。

ここのところ強風が続きますが、爽やかな初夏のお天気が待ち遠しいところ。

GWは水やりに気をつけないといけませんね。

つづく


 


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水戸偕楽園は桜が満開だべこ!

2023年04月23日 | 春のお花見散歩(東日本)

春のお花見散歩水戸を訪れているベコ。

護国神社と桜山公園の次に訪れたのは、高台にある水戸偕楽園

千波湖を見下ろす高台にあるのです。

ベコ 「天下の名園だべこ!」

そう、水戸偕楽園は日本三名園のひとつ。

ほー、湖畔の桜がよく見えますね。

水戸偕楽園は初訪問ですが、なるほどこうしたところでしたか。

そして、こちらが偕楽園の広いお庭。 

ベコ 「気持ちいい広場だべこ〜」

しかも、賑やかな千波湖や桜山公園から一転、ほとんど人がいません。

落ち着いた敷地内には古いお屋敷も。

これは好文亭という建物だそうですが、のちほど見学しましょう。

庭に咲く左近の桜はまさに満開。

ちょうど見頃でラッキーでした。

そして、この好文亭の近くにも大きな桜の木が!

ほほー、これは立派ですね。

もしかしたら、由緒正しい桜なのかもしれません。

ちょっと近づいてみましょう。

うーむ、これはすごい!

ふむふむ

ふむふむ

ふむふむ

いやー、青い空に白い桜がよく映えます。

千波湖も桜山公園もガッカリでしたが、偕楽園で一気に逆転!

訪ねてよかったです。

広い敷地を見て回る時間がないのが残念ですが、最後に好文亭を見学しましょう。

つづく

 

<ベコたびinformation>

水戸偕楽園

水戸といえば、やはり偕楽園でしょうか。日本三名園の一つで、水戸藩主だった徳川斉昭によって造られました。徳川斉昭といえば幕末の藩主ですから、意外にもけっこう新しいのですね。

「偕楽園」という名前は、中国の故事にある「領民とともに楽しむ場」から名付けたのだとか。「偕」は「ともに」との意味だそうです。一方、少し離れた場所にある藩校「弘道館」は学びの場との位置付けだそうです。

そんな偕楽園ですが、その敷地は広大。メインは有名な梅林ですが、その数は100品種・3,000本と言われ、満開時はさぞかし壮観ではと想像できます。

一方、スカッとした見晴らしに感動したのが「見晴広場」。その名の通り千波湖を見下ろす高台から一帯を見渡せる感動的なお庭でした。

また、今回は訪れませんでしたが竹林もあるそうです。孟宗竹が1,000本も立ち並ぶ静寂に満ちた緑のエリアとのことで、機会があれば訪れてみたいところです。


 


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穀雨を迎えた一週間。アジサイくんは爆発的に成長だべこ!

2023年04月22日 | ベコガーデン2023

今週は暦の上の穀雨を迎えました。

あたたかくなって、春雨が穀物を潤す季節です。

種まきに適した時期で農作業の目安なのだとか。

都市部でもコートなしで外出できるようになり、気分も変わりますね。

    

さて、そんななかベコガーデンも着々と成長中。

ベコ 「うおっ」

アジサイくんがみるみる成長しています。

ベコ 「ば、爆発的だべこ!」

たった一週間で驚くほど成長しておりビックリ。

葉っぱの中のつぼみも順調そう。

今後の展開が楽しみです。

一方こちらはランタナくん。

ベコ 「順調だべこ」

うん、こちらも新緑の葉っぱがいい感じ。

ここのところ水やりの頻度が増えてきましたが、

忘れずにしっかりよろしくね!

つづく


 


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水戸・桜山公園はどんちゃん騒ぎだべこ!

2023年04月16日 | 春のお花見散歩(東日本)

春のお花見散歩水戸を訪問中のベコです。

千波湖を後にして次に目指すのは護国神社と桜山公園

桜川沿いをぶらぶら進みます。

川辺にはピンク色の桜が咲いていました。

なるほど、これは鮮やかですね。

ちょっと近づいて見てみましょうか。

ひょえー!

どピンクですね。

ひょえー

ひょえー

なんという桜か分かりませんが、これはすごいですね!

花びらは小ぶりで可愛らしい桜です。

しかも、ワサワサ状態。

千波湖のソメイヨシノとは打って変わって、感動の花付きです。

しかも、お花見客はほとんどいません。

おかげで、じっくり堪能できたのはラッキーでした。

そして、やってきたのが護国神社

ベコ 「ちょっと汗ばむべこ」

うん、気温も上がってちょっと暑くなってきました。

石段を上がって奥に進むと、神社の本殿が登場です。

こちらは水戸出身の戦没者を祀る神社。

桜の名所としても有名なのだそうです。

ところが!

肝心の桜はかなり散っていました。

あー、これは一週間ほど遅かった感じですね。

ただ、風が吹くとひらひらと舞う桜吹雪が印象的。

花びらが小さくでうまく撮影できないのが残念です。

さて、この護国神社の裏手に広がるのが桜山公園

これまた水戸の桜の名所として有名だそうです。

が!

屋台が建って、あちこちでお花見のどんちゃん騒ぎ。

桜はきれいでしたが、あまり長居できずに残念でした。

それでは、気を取り直して次の桜スポットへまいりましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

護国神社と桜山公園

千波湖から少し歩いたところにあるのが護国神社と桜山公園。水戸市のお花見スポットの一つとのことで立ち寄りました。

護国神社の鳥居をくぐって石段を上ると神社の境内に出ます。社殿の脇にはご覧の通り美しい桜。まさに日本的な風景に感動しましたが、残念ながら桜は散りまくり。

社殿を過ぎてさらに奥に進むとそこは桜山公園。小高い山の斜面に370本の桜があるとのこと。ここも見頃は過ぎた感じでしたが、それよりもガッカリたったのは屋台と花見客で騒がしいこと。すっかり興醒めでした。

そんな桜山ですが、もとは偕楽園造営の候補地だったのだとか。当時、水戸藩主だった徳川斉昭が偕楽園の造営を試みたものの、少し狭かったようで断念。代わりにたくさんの桜を植えたのが桜山の始まりとのこと。

一方、護国神社は幕末から明治維新の動乱期に亡くなった水戸藩士を祀るために創建されたのが始まり。幕末の水戸藩といえば、大河ドラマの「青天を衝け」が記憶に新しいところですが、感慨深いものがあります。

当初は偕楽園近くにあったそうですが、日清日露から太平洋戦争まで幾多の戦争で亡くなった茨城出身の戦没者の方を祀り、昭和に入って現在の場所に建設されたそうです。


 


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