ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

ベコの立山黒部ハイク6 怒りの天気予報だべこ!

2018年10月28日 | ベコのお手軽やま歩き

さて、お天気に振り回された今回の立山黒部ハイク

めまぐるしく変わる天気予報に頭を痛めたベコなのです。

しかも、今回はホテルや新幹線の予約だけでなく、立山ケーブルカーやトロッコ列車など予約が必要なものが目白押し。

天気予報によっては予約を変更しないといけません。

今回のベコ旅では、室堂平と黒部ダムを訪れる8月12日、黒部峡谷を訪れる8月13日の天気がポイントです。

そして、立山ケーブルカーのキャンセル期限は前日の8月11日の12:00、トロッコ列車のキャンセル期限は2日前の8月11日の夜

期限までにしっかり判断しなければなりません。

    

そして、もう1つのポイントが台風の動き。

今年の夏は台風の発生ラッシュでした。

旅行の直前には台風13号が去ってホッとしたのもつかの間。

台風14号、15号が接近し、大気の状態が不安定になってきたのです。

気がついてみると日本列島は台風に取り囲まれる事態に。

ダブル台風の行方が気になるところです。

それでは、天気予報の推移を時系列でご紹介します。

(11日と12日は立山地方の予報。13日と14日は黒部地方の予報を記載しています)

旅行4日前(8月7日)

まず重要なのはホテルのキャンセル期限である4日前の予報。

 8/118/128/138/14
tenki.jp / 30% / 30%  / 30%  / 30%
気象庁 / 20% / 30% / 30%  / 30%
ウェザー  / 20%  / 30%  30%  30%
てんき  20% 0%  40% / 30%

この時点では晴れマークが並んでおり、まずまずといった様子。

ただ、降水確率30%というのが多く、カラッと晴天とはいかないかもしれませんね。

「てんき」は13日と14日に雨マークがありちょっと気がかり。

ただ、とても不思議なのは、台風が次々と発生しているのに各社とも晴れマークを乱発していること。

正直、「ホントに大丈夫かな?」と不安に感じる予報でした。

 

旅行前日(8月10日)

そうこうしているうちに旅行前日になりました。

 8/118/128/138/14
tenki.jp  70% 20% 30% / 30%
気象庁 / 50% / 30% 40% / 30%
ウェザー  60% / 40% / 20% / 20%
てんき / 60%  40%  50% 0%

台風の接近に伴い雨マークが増え、降水確率も高まるなど不安感が高まります。

立山黒部アルペンルートや黒部峡谷を訪れる12日、13日は曇りが優勢に。

しかも、「ウェザー」は両日とも晴れマークありですが、「てんき」は雨マーク。

またもや晴れと雨が並ぶ反対方向の予報に、今回も怒り心頭のベコなのです。

 

旅行初日(8月11日)

いよいよベコ旅出発の日。

当日朝の予報は次のとおりです。

 8/118/128/138/14
tenki.jp   50%  10% 30%  30% 
気象庁  20% 30%  40%  / 30% 
ウェザー  / 50%   50% / 20%  / 20% 
てんき   20%   20% 20%  / 10%

晴れマークがさらに減って、一段と雲行きが怪しくなってきました。

ダブル台風に挟まれて、日本列島に湿った空気が流れ込んでいるのです。

そして、本日の正午が立山ケーブルカーのキャンセル期限

各社の予報はバラバラですが、「tenki.jp」と「気象庁」の予報から12日は本降りの雨にはならないと判断。

立山黒部アルペンルートは予定通り12日に決行となりました。

ただ、ここに至って「てんき」はそれまでの雨マークから晴れマークに一転して大幅変更

手のひらを返したような予報に、そろそろ堪忍袋の尾が切れそうです。

 

旅行初日(8月11日)夜

結局、11日のお天気はドン曇り

強気の晴れ予報だった「てんき」は大ハズレ。

空を見上げてもまったく晴れる様子がないのに、なぜ晴れ予報を出したのか真意が不明です。

さて、翌日の立山黒部アルペンルートを控えて、12日の天気予報は次のとおり。

 8/118/128/138/14
tenki.jp  ―  60%   60%   30%
気象庁  ―   50% 40%  / 30% 
ウェザー  ―   30% / 20%  / 20% 
てんき  ―   60% / 40%  / 10% 

残念なことに雨マークが増えてきてしまいました。

すでにキャンセル期限は過ぎているため、チケットの変更はできません。

しかも、またもや晴予報と雨予報が並ぶ予報となりました。

ホントに怒り心頭です。

また、この日の夜は黒部峡谷トロッコ列車のキャンセル期限でもあります。

13日、14日とも予報が不安定なのですが、少しでも降水確率の低い14日に予約を変更することにしました。

果たして結果はいかに!?

 

旅行2日目(8月12日)

さあ、ついに12日の朝。

立山黒部アルペンルートを踏破する日です。

 8/118/128/138/14
tenki.jp  ―  20%  40%  50% 
気象庁  ―  / 50%  40% / 30% 
ウェザー  ―   20%  30%  / 20% 
てんき  ―  / 20%  30%   20% 

雨マークは「気象庁」のみで、あとは晴れから曇りといったところ。

昨晩の予報から一転、大きく予報が変わったようです。

晴れマークもあるため意外と良さそうな印象です。

が、結果はご存知の通り、いまにも雨が降り出しそうなドン曇りの一日

雨に降られなかったのは幸いでしたが、晴れ間のほとんどない残念な一日となりました。

「ウェザー」や「てんき」は晴れマークでしたが、淡い期待は見事に裏切られました

 

旅行3日目(8月13日)

さて、黒部峡谷を13日から14日へ変更したため、本日はのんびり過ごすことに。

13日朝の予報は次のとおり。

 8/118/128/138/14
tenki.jp  ―  ―  50% 60% 
気象庁  ―  ― /60%   30%
ウェザー  ―  ― 60%   40%
てんき  ― 70%  40% 

結果的に13日は激しいゲリラ豪雨に見舞われた一日となりました。

いやはや黒部峡谷を延期してホントに助かりました。

とはいえ、明日14日の予報も雨マークが並ぶ予報です。

絶望的な気持ちのまま就寝したのでした。

 

旅行最終日(8月14日)

そしてついに旅行最終日、黒部峡谷の日です。

朝の予報はこの通り。 

 8/118/128/138/14
tenki.jp  ―  10%
気象庁  ―  ―  ― /30% 
ウェザー  ―  ―  ―  10%
てんき  ―  ― 20% 

当日の朝になってもやはり各社バラバラな予報

いったい、この予報の違いは何なのだろうと不思議ですが、結果は快晴のカンカン照りで猛暑の1日。

なんとか「ウェザー」は面目躍如ですが、他社は面目丸つぶれです。

 

まとめ

さて、今回の天気予報の結果です。

まず、ポイントとなる4日前の予報は全社とも全滅という惨憺たる結果。

しかも、台風が近づいてきている状況で晴れマークを乱発するという信じられない予報でした。

そして、旅行前日の予報は各社でバラつきありです。

 8/118/128/138/14
tenki.jp ×
気象庁  × × ×
ウェザー  △ ×  ×
てんき  △

tenki.jp…2勝1敗1分け

気象庁…1勝3敗

ウェザーニュース…1勝2敗1分け

てんきとくらす…2勝2分け

ということで、勝敗でいうと「てんき」が1位「tenki.jp」が2位という結果に。

「気象庁」と「ウェザー」は完全に負け越しです。

しかしながら、「てんき」は予報がめまぐるしく変わるため、予報を見るタイミングでかなりの差が発生します。

これだけコロコロ予報を変更していたら、そのうちどれかは当たるだろうという印象です。

また、前日から当日にかけての予報では「気象庁」が比較的信頼できそうですが、さらなる検証が必要です。

さて、次のベコ旅はどのようなお天気になるのでしょうか。

おわり


 


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霜降を迎えた一週間。苔玉もみじくんにうどん粉の危機だべこ!

2018年10月27日 | ベコガーデン2018

今週は暦の上の霜降を迎えました。

朝晩の冷え込みが進み、山の方では霜が降りる時期なのです。

そろそろ秋本番ですね。

そんななか、苔玉もみじくんは元気いっぱい。

ベコ 「朝晩はヒンヤリだべこ」

秋の日差しを浴びて気持ち良さそう。

葉っぱも少し変色してきたようです。

土台の苔玉もモフモフ。

ところが!!

ベコ 「あっ!!」

よく見ると、

葉っぱに白い粉がついてるではありませんか!

こ、これはマズイです…。

念のため確認すると、上の葉っぱはまだ無事のようです。

いずれにしても、早く処置をしないといけませんね!

ベコ 「うおーっ、緊急事態だべこ!」

調べてみると、「うどん粉病」という病気があるようです。

さっそく薬を散布しましょう!

つづく


 


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ベコの立山黒部ハイク5 黒部峡谷は灼熱地獄だべこ!

2018年10月21日 | ベコのお手軽やま歩き

立山黒部アルペンルートを踏破したベコ。

次に目指すのは黒部峡谷です。

やってきたのはトロッコ列車の始発駅、宇奈月駅

ベコ 「いざ黒部峡谷だべこ!」

黒部峡谷トロッコ列車は、出発地の宇奈月駅から終点の欅平まで走る観光鉄道。

黒部川沿いの絶景を楽しめるのです。

ここに来てようやくお天気も回復。

快晴の一日となりました。

それではトロッコに乗り込みましょう。

ベコ 「トロッコ列車で出発だべこ!」

ゆるキャラのくろべえに見送られて出発です!

そんなトロッコ列車は山を越え、

谷を越え、

山奥に向けてドンドン進みます。

列車の両側には急峻な岩壁がそびえています。

ベコ 「緑がきれいだべこ~」

ようやく晴れたお天気のもと、木々の緑も鮮やかですね。

そんなこんなで、秘境・黒部峡谷に到着です!

ベコ 「欅平に到着だべこ!!」

駅前からの眺めがこちら。

おお〜、これぞ山奥の渓谷。

涼しげですね~。

それでは、ここから猿飛峡谷展望台まで往復しましょう!

ベコ 「猿飛峡谷を目指すべこ!」

川沿いには遊歩道が整備されているのです。

遊歩道の周囲は爽やかな緑の木々。

葉っぱもキラキラです。

ドン曇り続きの立山黒部ハイクもようやく天候が回復。

テンションも高まりますね!

ベコ 「木漏れ日の遊歩道だべこ!!」

と思いきや!

この遊歩道、一見なんともない遊歩道なのですが、歩いてみると意外とハード。

しかも…

山奥の秘境にもかかわらず、まったく涼しくありません。

それどころか、ますます暑さが厳しくなるばかり。

峡谷に阻まれて風もほとんどありません。

お昼過ぎには、蒸し風呂のような地獄のハイキングとなりました。

ハアハア、ゼエゼエなのです。

いったい、なぜなのでしょうか!?

汗が滝のように流れ落ちてきますが、なんとか猿飛峡展望台に到着です。

ベコ 「ひゃー、黒部峡谷は灼熱地獄だべこ~!」

川の両側は垂直に立ち上がる絶壁。

けど、川の水はあくまで清らかです。

絶壁の木々は青々。

こんな美しい景色なのに、峡谷は猛烈な暑さです。

こりゃ、たまりません!

川べりの岩場に腰掛けてひと休みしたら、さっさと欅平に戻りましょう。

いったん駅に戻ったら、駅の反対側には奥鐘橋がありました。

 

ベコ 「ひゃー、風が吹き抜けるべこ〜」

橋の上は風の通り道となっており、涼しいことこの上なしです。

ひゃー、涼しい~。

生き返りますね。

ふー、ようやくホッとできました。

見上げると絶壁の木々も青々。

遥かなる峰々を眺める人たちです。

橋の下を流れる川もサラサラ。

川の水は不思議な色をしています。

うっすらと青みがかった川の水。

ホントに水浴びしたいところです。

ちなみに、この橋の少し先にあるのが人喰い岩

ベコも食べられそうです。

 

ベコ 「うおー、食べられてまうべこ〜」

迫力満点です。

さあ、そろそろ帰りの時間が来たようです。

雨が降ったり猛暑になったり、今回はホントにめまぐるしい夏休みでした。

とはいえ、黒部の最奥地に来れたのは良い思い出。

ベコ 「立山黒部ハイクは終了だべこ!」

次のベコ旅はしっかり晴れてほしいところ。

それでは立山連峰を眺めながら、北陸新幹線でゆったり帰ることにいたしましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

黒部峡谷トロッコ列車

宇奈月から欅平までを走るトロッコ列車。黒部ダム建設の資材運搬用として作られ、その後は観光列車として利用されている路線です。宇奈月から欅平まではおおよそ1時間。山あいをのんびり走ります。

列車は完全にオープンな普通車両に加え、窓付きの「特別車両」や「リラックス車両」があります。普通車両は背もたれがありませんが、特別車両とリラックス車両は背もたれ付きでちょっと楽ちん。ただ、エアコンがないので蒸し暑い日だと逆に暑くてしんどいかも。

お盆の時期はかなりの人出で、トロッコ列車もやはり事前予約が安心です。事前予約は乗車の3ヶ月前から。ネットで予約しようとしたところ、アクセスが殺到したためかサーバーがパンク状態に。数時間後には無事に予約できたもののヒヤヒヤものでした。

ちなみに、立山黒部アルペンルートと黒部峡谷は場所的にすぐ近くかと思っていたら、実はかなり離れておりビックリ。立山駅から宇奈月温泉駅までは富山地方鉄道で2時間半から3時間もかかります。

ガイドブックを見ると、立山~宇奈月温泉の間は特急アルペン号で所要時間も1時間半程度で便利とあります。が、実はこのアルペン号は1日に1~2本しか運航されておらず、事実上ほとんど役に立ちません。計画を立てる際はぜひご注意ください!

欅平

黒部峡谷の終着点にある美しい渓谷です。欅平駅から遊歩道が整備されており、お手軽コースで往復1時間ほど。黒部川の美しい清流を横目に見ながらてくてく散策を楽しめます。

ただ、予想外だったのはものすごい蒸し暑さ。もっと涼しいのかと想像していたら何のことはありません、標高はたかだか599メートル。道理で暑いはずです。

遊歩道はそれなりに起伏があるため、上り下りでホントに汗だくになりました。訪れるならもう少し涼しい時期がベターかも。ぜひご注意ください!


 


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つかの間の晴れ間がのぞいた一週間。苔玉もみじはキラキラだべこ!

2018年10月20日 | ベコガーデン2018

どんより気味のお天気続きですが、今週はちょっとだけ晴れ間が見えました。

気持ちのいい秋晴れが待ち遠しいですね。

そんななか、苔玉もみじくんは順調です。

ベコ 「久しぶりの晴れ間だべこ」

うん、苔玉くんもお日様を浴びて嬉しそうです。

葉っぱもキラキラ輝いてます。

緑色が鮮やかです。

ふむふむ、今のところ虫喰いはないようです。

土台の苔玉もモフモフ。

このまま、順調に育ってくれるといいですね。

10月も半ばを過ぎて、すでに山の方では紅葉の季節。

苔玉もみじくんも秋の紅葉を目指して頑張りましょう!

つづく


 


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ベコの立山黒部ハイク4 アルペンルートを往復だべこ!

2018年10月14日 | ベコのお手軽やま歩き

さて、無事に黒部ダム見学を終えたベコ。

ホッとしたところで、立山黒部アルペンルートのご紹介です。

ここは富山県の立山駅から長野県の扇沢駅まで続く山岳ルート。

今回は立山から黒部ダムまでを往復しましたが、多くの乗り物を乗り継ぐため、往復するには一日がかりの行程となります。

それでは立山駅から出発しましょう!

 

立山ケーブルカー(立山475m→美女平977m)7分

まずは立山駅からケーブルカーに乗ります。

ベコ 「いよいよ出発だべこ!」

駅の中はケーブルカー待ちの観光客でいっぱいですが、予約済みのベコはスムーズに乗車です。

ベコ 「おー、かなりの人数だべこ」

狭い車内ですが、美女平まではすぐなのでほんのちょっとのガマンです。

ベコ 「急勾配だべこ」

何はともあれ、順調な滑り出しですね。

 

立山高原バス(美女平977m→室堂2,450m)50分

美女平からは立山高原バスに乗車します。

ベコ 「高原バスで上昇するべこ!」

出発して間も無く見えるのが「称名滝」。

なんと落差350メートルは日本一なのだとか。

その後、室堂ターミナルまで山道をうねうね走りながら、ジワジワと高度を上げていきます。

高度が上がるにつれて視界が広がるルートです。

美女平から室堂までは約1,500mもの高低差。

うーん、だんだんと厚い雲に近づいてきました。

しかし、視線を後ろに向けると…

なんと雲海ですね!

富山平野を覆う雲海が感動的です!

その後もバスは高原の道路を走り、弥陀ヶ原に差し掛かりました。

いやー、ドン曇りの弥陀ヶ原です。

今にも雨が降り出しそうな空模様にテンションもダダ下がりのベコ。

ちなみにこれは帰路の弥陀ヶ原の様子。

時間にして10分程度ではありますが、帰り道に雲が切れて晴れ間がのぞいた瞬間です。

なるほど、晴れると気持ちのいい山並みを楽しめるのですね!

やはり山は晴れに限ります。

ベコ 「一瞬の晴れ間に絶景だべこ!」

今回の立山黒部アルペンルートで唯一晴れ間がのぞいた瞬間でした。

そんなこんなで、室堂ターミナルに到着。

室堂平に到着したら、ドン曇りの中でしばしハイキングを楽しみましょう!

 

立山トンネルトローリーバス(室堂平2,450m→大観峰2,316m)10分

さて、室堂平でハイキングを楽しんだら、次へ進みます。

室堂から大観峰まではトローリーバスに乗車。

このバスは立山の中腹をくり抜いたトンネルをひたすら走るのです。

ベコ 「一本道だべこ」

道路はバス1台が通れるだけの一本道。

ちょうど山頂直下あたりで対向車線のバスとすれ違う仕組みです。

とはいえ、乗車時間は約10分と短時間。

大観峰で降りると、黒部ダム側が一望できました。

ベコ 「ついに黒部ダム登場だべこ!」

おーっ、黒部ダムが現れました!

ちなみにここは大観峰の屋上テラス。

眼下に黒部ダムを見下ろす絶景ポイントなのです。

視線を横に向けると、これはロープウェイの降車駅である黒部平。

これからロープウェイで降りていくとこです。

そしてこちらはベコが登った黒部ダムの展望台。

こうしてみると、はるか下界ですね。

ちなみに、この展望テラスでは飲み物や軽食を片手に雄大な景観を満喫できるのでオススメです。

 

立山ロープウェイ(大観峰2,316m→黒部平1,828m)7分

さて、大観峰から黒部平まではロープウェイで7分ほど。

それではいよいよ乗り込みましょう。

黒部ダムを眼下に眺めながら高度を下げていきます。

ベコ 「一気に降下するべこ!」

このロープウェイは、支柱が1本もない非常に珍しい構造なのだそうです。

対向車線とすれ違います。

標高が2,000mを切ると、青々とした木々が増えてくるようです。

鮮やかできれいな緑です。

なお、黒部平にも屋上テラスがありますが、正直ちょっと狭いかも。

一方、黒部平には高山植物園があるので、そちらを見学するのが良さそうです。

 

黒部ケーブルカー(黒部平1,828m→黒部湖1,455m)5分

そして、最後に黒部湖まではケーブルカー。

ようやく黒部ダムに到着です!

いやー

ホントに一日がかりの立山黒部アルペンルートでした。

ドン曇りは残念でしたが、それなりに雰囲気は味わうことができましたね

グズグズのお天気続きですが、明日はなんと大雨の予報。

温泉でのんびり過ごしたら、次の目的地である黒部渓谷に向かいましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

立山黒部アルペンルート

立山から黒部ダムまでは、ケーブルカーやロープウェイなど、様々な乗り物を乗り継いで行く必要があります。

黒部ダムまで往復するとほとんど1日がかり。標高差にして2,000メートル近くを上り下りします。

このアルペンルートでもっとも重要なのが出発地点の立山ケーブルカー。他の交通機関と比べて収容人数がかなり少ないため、ここがボトルネックになるのです。まさに攻略のカギは立山ケーブルカーにあり、です。

そのため、予定の便に乗れるよう事前予約でチケットを押さえるのが必須。お盆休みなどのピークシーズンともなると、当日券は早朝から長蛇の列になります。

ちなみに立山ケーブルカーの予約はネットで行いますが、予約開始とともにアクセスが殺到するためか、予約サイトは完全にフリーズ状態。結局、予約が完了するまでに4〜5時間もかかりました。

そんな立山ケーブルカーさえ乗り越えれば、後は概ね問題なし。多少並ぶことはありますが、ほぼ順調に移動できました。

なお、予約を行うのは立山ケーブルカーのみ。それ以外の乗り物に予約はないのでご注意を。最初、それが分からずに混乱しました。

ケーブルカー以外は、それぞれの乗り物が臨時便をバンバン出すため、待ち時間が意外と少なく助かります。逆にいうと時刻表はあまり気にしなくてよいかも。

ちなみに、各駅にはレストランや軽食屋さんがあります。ただ、食事時はけっこう並んでいるので、お弁当持参がベターかもしれません。

特に観光客でごった返す室堂ターミナル。ここにあるレストランは営業時間が短い一方、喫茶店もかなりの行列。アテにして訪れると予定が狂うのでご注意ください!


 


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