ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

弘法山古墳は全山これ桜だべこ!

2025年04月06日 | 春のお花見散歩(東日本)

春のお花見散歩で松本を訪問中のベコ。

松本城を後にして、次にやってきたのは・・・

むむむ、

ここはいったい・・・

そう、桜の名所である弘法山古墳です!

こんもりとした桜の山は巨大な古墳だったのです。

いやー、街中に突然現れてびっくりです。

ベコ「古墳に登るべこ!」

と言いながらも、タクシーで山頂近くまで行ける楽ちんなお花見スポット。

さあ、これが古墳の山頂からの眺めです!

ベコ「松本盆地を一望だべこ!」

いやー、たしかにこれは壮観!

桜の向こうに松本市街。

そして、その先には雪をかぶった北アルプスの山並み。

これは素晴らしい景観ですね。

お天気に恵まれて山並みもくっきり。

どれが何の山か気になるところですが・・・

それも山ナビアプリで一発です。

ふむふむ、なるほど。

以前ベコが訪れた立山や白馬連峰もバッチリ。

感動です!

そして、古墳を覆う桜はこちら。

いろいろな種類の桜があるようですが、

こちらは年季の入った枝垂れ桜。

まるで日本画のような淡い桃色の桜。

流れるような桜の花が素敵です。

ほー

はー

ふー

へー

いやー、可憐ですね〜。

そして古墳の斜面を降りていくと、桜の森はこんな感じ。

ベコ「一面の桜だべこ!」

観光客も桜の木々を見上げて感嘆です。

ふむふむ

ふむふむ

いやー、ひとつの古墳が丸ごと桜とは驚きでした。

ベコも感動の絶叫です。

ベコ「うおーっ!」

ベコ「うおーっ!」

さあ、それでは松本市を後にして、次の桜スポットへ移動しましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

弘法山古墳

松本駅から南方向の小高い丘陵地にあるのが弘法山古墳。こんもりとした古墳が一面の桜で覆われている姿はまさに圧巻です。

ソメイヨシノやヤマザクラが4,000本も咲くという桜の山。訪れた時は7部咲きとのことでしたが、ほぼ見頃。桜の花はちょっと小ぶりで可憐な印象でした。

素晴らしいのは山頂から望む北アルプス。松本盆地越しに山並みが広がる風景は感無量です。ただし古墳の斜面はかなりの急勾配で、気を抜くとずるりとすべって転ぶので要注意です。

一方、問題はアクセスの悪さ。電車だとJR南松本駅が最寄駅でそこから徒歩30分。松本駅からバスもありますが本数がかなり少なくて不便。

結局、今回は南松本駅からタクシーで直行。実は古墳の裏側へ回ると山頂近くまでタクシーで行けるのです。運転手さんの助言で苦もなく山に登れたのはラッキーでした。

なお、帰りは古墳から徒歩10分程度の距離にあるバス停から松本駅へ。便数の少ない路線ながら、ちょうどいい時間にバスがあり助かりました。

そんな弘法山古墳が作られたのは3世紀後半。東日本ではもっとも古い時代の古墳だとか。「前方後方墳」で全長66mとかなりの大きさですが、この地方を支配していた有力者の古墳とされるそうです。

ただ、弘法山古墳が発見されたのは昭和に入ってから。丘陵地に運動広場を設ける計画が出たことで、はじめて古墳の存在が判明。内部の石室から様々な副葬品が出土し、史跡公園として整備されたそうです。

なお、古墳には前方後円墳と前方後方墳があり、前者は邪馬台国、後者は対立する狗奴国による古墳とも。弘法山古墳は前方後方墳のため、狗奴国と関係があったとする説もあるようですが、真相は分からないようです。


 


枝垂れ桜も満開の松本城だべこ!

2025年03月30日 | 春のお花見散歩(東日本)

春のお花見散歩で松本城を訪問中のベコ。

それでは、お城の入口である黒門をくぐりましょう。

ちなみに、この石垣は「野面積み」でしょうか?

バラバラの石を組みながらも安定した積み方です。

さて、門をくぐると一本桜がお出迎え。

ベコ「いざ、入城だべこ!」

きれいなソメイヨシノですね。

そして、現れたのがこちら!

おーっ、出ました!

松本城の天守です。

ベコ「枝垂れ桜も満開だべこ!」

堂々たる天守に、ちょうどいい具合に開花しています。

黒塗りの天守が印象的。

ちなみに、中央の大天守の右側にあるのは乾小天守

北アルプスの山並みを背景にいい感じです。

松本城ならではの風景ですね。

そして、天守の隣にある枝垂れ桜もお見事。

樹齢は分かりませんが、かなり年季が入ってそうです。

お見事!のひとことですな。

ふむふむ

ふむふむ

ふむふむ

ちなみに、桜の向こうには天守待ちの観光客の行列。

今回、時間の制約もあって天守は断念です。

代わりに素敵な枝垂れ桜を間近で満喫できました。

ちなみに、敷地内には枝垂れ桜の他にも様々な桜が開花中。

こちらはピンク色の桜。

明るく華やかな雰囲気です。

一方こちらは真っ白のソメイヨシノ。

うん、これはこれで落ち着きます。

さあ、それでは松本城を後にして、次の桜スポットへまいりましょう!

つづく

 

<べこたびinformation>

松本城(その2)

桜も見頃の松本城ですが、築城は戦国時代。当初は「深志城」と呼ばれ、小笠原氏が城主だったそうです。その後いったん武田信玄の支配下に置かれたものの、本能寺の変に乗じて小笠原氏が奪還。松本城と名を改めたのだそうです。

そして松本城や城下町を整備したのは、小笠原氏の後を継いだ石川氏。徳川から豊臣に寝返ったことで有名な石川数正と康長の父子です。

息子の康長は父の後を受けて、天守をはじめ松本城や城下町の基礎を固めたのだとか。貢献度・大です。

ちなみに、石川数正以降、松本城の城主はなんと6家23人に及ぶそうです。入れ替わり立ち替わりの印象ですが、最後の戸田氏は145年も城主を務めたそうで、やはり時代も安定したのでしょうか。

明治に入ると、火災に遭ったり、競売にかけられたり、天守が傾き解体の危機に見舞われたりと受難の連続。地元の人々の支援や募金活動で復活し、昭和に入り国宝指定されたのでした。

ちなみに戦国時代に築かれた大天守・乾小天守・渡櫓は戦いを想定した作りですが、江戸時代に築かれた辰巳附櫓・月見櫓は戦いよりも優雅さ重視の作りだとか。そうした点も見所かもしれませんね。


 

 


松本城と北アルプスの共演だべこ!

2025年03月23日 | 春のお花見散歩(東日本)

今年もようやく暖かくなって桜の開花も間近。

そろそろ春のお花見散歩の季節到来ですね。

ベコも暖かさに誘われてお出かけと参りましょう。

ということで、今回から以前訪れた長野県松本市の桜の様子をご紹介です!

いやー、天候に恵まれて絶好のお花見日和。

ここは女鳥羽川にかかる千歳橋です。

川沿いに咲く桜の花も満開!

まさに見頃ですね!

ひょえー

ひょえー

いきなり美しい桜の花でしたが、次にやってきたのはこちら!

ベコ「出たーっ、天下の松本城だべこ!」

そう、松本市内にそびえる松本城です。

往時の天守が残る「現存12天守」の一つ。

国宝にも指定されています。

そして、見どころは背景にある北アルプス。

お天気にも恵まれて見通しも良好。

ほー、白い雪をかぶった北アルプスが絶景です!

さて、松本城周辺は公園となっていて、ちょうど桜が見頃。

ベコ「ここも満開だべこ!」

訪れたのは4月の中旬頃。

まさに見頃です。

ほー

はー

ふー

へー

見事な咲っぷりですね。

そして、城郭と桜の組み合わせも上々。

お堀沿いの柳もはらはらと風になびいていました。

いやー、それにしてもお天気にも恵まれて、気持ちの良いお花見日和。

堂々たる松本城に感動です。

ベコも感極まって絶叫です!

ベコ「うおーっ!」

ベコ「うおーっ!」

さあ、それではお城の中へ進みましょう!

つづく

 

<べこたびinformation>

松本城(その1)

松本の街中にそびえる松本城ですが、江戸時代から残る現存12天守の一つで、国宝指定された5城の一つです。5重6階の天守は黒塗りが印象的。

一方、お目当ての桜ですが、公園の敷地内の桜は約400本とのこと。ただ、公園の面積が広い分、ちょっと物足らない感じでした。

また、本丸庭園の桜もやや少なめで80本くらい。全体にもっと本数が多く、迫力があるかと期待していただけに残念でした。

ただ、時期的にはちょうど桜の見頃。何より素晴らしいのは城郭と雪をかぶった北アルプスとの共演で、これは絶景です。

なお、天守に登る行列は20分待ち。見学時間は所要50分とのことで、時間がないため残念ながら今回はパス。天守最上階から北アルプスを眺められなかったのは残念でした。


 


熱海梅園で梅にメジロだべこ!

2025年02月16日 | 春のお花見散歩(東日本)

さて、ベコたびで熱海を訪問中のベコ。

咲き始めの熱海梅園をてくてくお散歩中です。

ベコ「いい眺めだべこ!」

山の斜面に造られた梅園をのんびり登ってくると・・・

ここでは紅梅が咲き始め。

鮮やかなピンク色ですね。

高台から見下ろすと、咲き始めの梅園の様子が分かります。

白梅はちょっと残念な開花状況。

もう少し開花してくれると良かったのですが。

小川にかかる橋から梅を眺める人々です。

満開の時期なら素晴らしい風景に出会えたことでしょう。

ただ、橋のたもとはそこそこ開花してるかな。

うん、なんとかですね。

さて、さらに斜面を登りましょう。

これは大きな枝垂れ梅。

ベコ「やっぱチラホラ咲きだべこ」

でも枝によってはしっかり開花中ですね。

そして、こちらは日本庭園でしょうか。

東屋の下には足湯があるようです。

順番待ちのお客さんが並んでいる様子。

ということで、熱海梅園はここがほぼ最上部!

残念ながら全体的に咲き始めでした。

そんな中でも、意外と咲いていた梅の写真を最後にご紹介です。

ほー、これはなかなか。

うん、紅梅もきれいです。

そして、梅につられてやってきたメジロくん。

あちこちの梅の木をぴょんぴょん動き回っていました。

いつか満開の熱海梅園を訪れてみたいですね。

ちなみに、梅の木の下にひっそりと咲いていた黄色の花がありました。

なんという花でしょうか?

さあ、それでは熱海梅園を後にして次のスポットへまいりましょう!

ベコ「次へ進めだべこ!」

つづく

 

<ベコたびinformation>

熱海梅園(その2)

すっかりハズレの熱海梅園でしたが、開園はなんと明治期とのことで歴史のある庭園でした。温泉施設とともに健康増進のために造営されたそうですが、140年も前の話と聞いてびっくり。

たしかに斜面に造られた園内をてくてく巡るとけっこうな運動量。さらに来宮駅から徒歩で来園すれば、健康増進にはもってこいです。

園内には400本超の梅が植樹されていますが、中には樹齢100年を超える古木も。妙に年季の入った梅の樹があるのでじっくり鑑賞したいところです。

ちなみに、梅の季節以外も見所のある熱海梅園。6月には小川に生息するゲンジボタル、秋には日本一遅い紅葉で有名な紅葉まつりが開催されているそうです。

なお、熱海市内の宿に宿泊した人は宿泊者割引で入園料が300→100円に。またセット券でMOA美術館が1,600→1,300円になりこれはお得でした。

アクセスは来宮駅から徒歩10分強。駅から熱海梅園までは上り坂なので、梅園を歩く前にけっこう歩くことになります。

一方、熱海駅からバスだと20分程度。ただ、いったん海岸沿いに出てから山側に進むのですが、熱海は全体に道路が混んでおり時間がかかるのは必至。覚悟が必要です。


 


熱海梅園はチラホラ咲きだべこ!

2025年02月09日 | 春のお花見散歩(東日本)

さて、2月を迎えてそろそろ早春の花が咲く季節。

ということで、今回からベコたびは熱海です!

まずやってきたのは熱海梅園

ベコ「2度目の訪問だべこ!」

そう、数年前にも早咲きの梅を見にきたものの、梅はやや不発。

今回こそは満開の梅を見ようと、満を辞して訪れたのでした。

しかし!!

ベコ「ありゃー、前回よりも不発だべこ〜」

なんと、満開どころかまだまだ咲き始め。

うーん、ちらほら咲きですな。

ベコ「今回も不発だべこ!」

ホントに残念でした。

園内を流れる小川も寒々。

見頃にはほど遠い感じです。

雰囲気はいい庭園ながら、さすがにガッカリ。

とはいえ、ちらほら開花している梅は可憐。

ふむふむ

ふむふむ

静かに咲き始めていたのです。

あ、枝にはメジロくんです。

動きの速いメジロくんを撮影するのは大変。

けど、絵になりますね。

お、ここらへんは少し開花しているかも。

多くはありませんが、少しだけ開花していてよかったです。

さて、熱海梅園は山の斜面に造られた庭園。

のんびり坂を登りながら、先へ進みましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

熱海梅園(その1)

数年前に訪れて以来、久々の訪問です。山の斜面を使った日本庭園に、うまい具合に梅が配置されています。斜面を登るにつれて視点と風景が変わるので、なかなか楽しめる梅園です。

園内には川が流れて、所々に橋がかかるなど風情のある造り。高台からは雲海のような梅が見下ろせるのも好印象。また美術館や韓国庭園など毛色の異なる施設もあって変化のある庭園です。

熱海市のサイトによると、60種類469本の梅があるそうですが、早咲き→中咲き→遅咲きと、長い期間梅を楽しめるそうです。日本一早咲きの梅と言われ、11〜12月から咲き始める梅があるそうです。

今回訪れたのは2024年の2月上旬。しかし、ご覧の通り梅の花は完全に不発。まだ咲いていないのか、それとも咲き終わったのか不明ですが、前回訪問以上にガッカリな梅園散歩となりました。