ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

ベコの立山黒部ハイク2 室堂平は悪夢のドン曇りだべこ!

2018年09月30日 | ベコのお手軽やま歩き

立山黒部ハイクの2日目です。

今日は立山黒部アルペンルートを横断して黒部ダムまで往復する予定です。

まずは立山駅から約1時間半。

やってきたのは室堂平です!

ベコ 「室堂平は空気がヒンヤリだべこ〜」

ここは標高2,450メートル。

アルペンルートでもっとも高い場所になります。

空気も肌寒くて、記録的な猛暑の下界とは大違い。

今日はまずこの室堂平で軽くウォーキング。

ついでに天然記念物の雷鳥を見つけましょう!

さあ、それではスタートです!

しかし…

お天気は痛恨のドン曇り。

ベコ 「ひゃー、一面雲で覆われてるべこ〜」

いやー、これは残念!

周囲の山々は無情の雨雲でいっぱい。

雄大な北アルプスの景観は完全に雲隠れです。

ベコ 「なんともガッカリだべこ〜」

これでは、わざわざ室堂平まで来た甲斐がありません。

落胆の室堂平ですが、

とりあえず周辺をぐるりと一周してみましょう。

室堂ターミナルを出て、しばらく歩くと有名なみくりが池が現れます。

晴れた日には立山連峰の山々が湖面に映るはずなのです。

ベコ 「寒々しい池だべこ」

なんとも残念なみくりが池です。

けど、池の周囲には残雪があったのにはびっくり。

さすが標高2,450メートルです。

ところで、

ここ室堂平にはハイキングコースが整備されています。

石畳の遊歩道は歩きやすくて意外と楽ちん。

初心者には嬉しいハイキングコース。

ドン曇にもかかわらず、夏休みだけあって観光客はけっこうな人出です。

雲の中で稜線を歩く人たちもいます。

テンションもダダ下がりですな。

けど、なかなか迫力はあります。

ガスにも負けず、雲にも負けずのハイカーです。

大きなリュックを背負って頑張っています。

晴れていれば、どれだけの絶景が見れたことでしょう。

見下ろすと、山あいを一本の遊歩道が伸びています。

いやー、ほんとに残念な室堂平です。

さて、みくりが池の少し先にはみくりが池温泉があります。

ベコ 「噴き出してるべこ!」

ちょっと近づいてみましょう。

おおっ、これはド迫力。

さすが火山、かなり激しいですね。

この先にも別の温泉がありますが、そちらは立ち入り禁止です。

その後、てくてく歩いてみくりが池の反対側に来ました。

それにしても、今にも雨が降り出しそうな怪しい雲行き。

ベコ 「雲が低く垂れこめてるべこ」

建物のすぐそばまで雲が迫っています。

いやー、ひどいですね。

あれは山のホテルでしょうか?

さて、このあたりには広々とした平原が広がっています。

見渡すと平原には岩がゴロゴロ。

噴火の際に飛んで来た岩かもしれません。

岩だらけです。

あれが飛んで来たらひとたまりもありません。 

そして、岩だらけの平原の向こうには立山の峰々がそびえてます。

ベコ 「登山道が続いているべこ」

が、その全貌はおあずけ。

なんとも消化不良な山歩きです。

ハイカーの皆さんも次々に下山中。

きっと山の上は雲で視界ゼロなのでしょう。

やれやれです。

あちこちから雲が湧いて出てきます。

ここでは登山をあきらめて山肌を眺める人々。 

がっかりの夏休みですね。

仕方がないので、せめて雷鳥だけでも見つけたいところ。

 

しかし、どこを見ても雷鳥の姿は一向に見えません。

そうこうしているうちに、雪だまりに出ました。

ベコ 「ひゃー、雪だべこ!」

ホント、これまたすごい雪ですね。

さすが、標高2,450メートル。

真夏の雪にちょっと興奮気味のベコ。

ベコ 「うおっ!!」

ほらほら、気をつけないとすってんコロリンだよ!

ギリギリ雨が降らないのは助かりますが、雄大な景色も雷鳥も見えない室堂平。

そんな室堂平には、ところどころに高山植物が咲いてました。

今回もやはり花の名前はわかりません。

名前はわからないけど、きれいですね〜。

悪天候ではありますが、きれいな植物がせめてもの救いです。

さあ、そろそろ出発の時間です。

観光客もボチボチ移動を始めたようです。

痛恨のドン曇りでしたが、キッパリ諦めて次に進みましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

室堂平

標高2,450メートルに位置する高原の散策コース。周辺にそびえる3,000メートル級の山々を望む絶景スポットです。

美女平から高原バスで約1時間。高度を上げながら走るバスからは、眼下に雲海が見えて感動します。ただ、残念ながら当日は今にも雨が降り出しそうなドン曇りでした。

そんな室堂平の空気はかなりひんやり。ウインドブレーカーを羽織り、手ぬぐいを首に巻いて天空の散策です。

室堂平といえば、みくりが池に映る山々の景色が有名。池の周囲にはぐるりと遊歩道があり、のんびり散策を楽しむことができます。

石畳のような遊歩道を歩いて一周するとおおよそ1時間。ゆるやかな遊歩道でまさにお手軽コース。多くの観光客は、みくりが池の先にあるエンマ台展望台や雷鳥温泉まで歩いていました。

お天気がダメなら最後の希望は天然記念物の雷鳥。立山自然保護センターでは雷鳥の目撃情報をネットで公開しており、それを手がかりに雷鳥の登場を待ちましたが、こちらも残念ながら出会えず。

なお、室堂ターミナルにはレストランや喫茶店もあります。が、レストランは開店時間が短くてすでに閉店中。喫茶店は店内が狭くて満員御礼状態。仕方がないので売店でコーヒーを買って、室堂平のベンチで一服しました。訪れる方はぜひご注意ください。


 


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