ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

ベコの金沢散歩4 武家屋敷で味わいの静寂だべこ!

2019年01月27日 | 旅に出るにゃん(国内編)

ベコの金沢散歩も今回が最終回。

あちこち歩き回ったベコは、最後に長町武家屋敷跡にやってきました。

ベコ 「お武家さんの町だべこ!」

そう、ここはかつての武家屋敷跡。

お屋敷の土塀が続き、往時の雰囲気を味わうことができます。

ベコ 「ふむふむ、静かに見学するべこ」

時代劇のセットの中を歩いているようですね。

観光客もぞろぞろ。

かつての用水路も流れています。

ベコ 「用水路が縦横無尽だべこ」

江戸時代は水の確保が重要だったのです。

そんななか、武家屋敷のひとつが公開されています。

ベコ 「野村家だべこ!」

ここは加賀藩の奉行職などを務めていた野村家のお屋敷。

ちょっと入ってみましょう。

背筋がピンとしますね。

建物の中にはたくさんのお部屋がありますが、その中の1つがこれ。

なんとも高貴なお部屋です。

お殿様がやってくるお部屋でしょうか?

この部屋から縁側に出ると、素晴らしい庭園がありました。

ベコ 「おーっ、立派なお庭だべこ!」

これは素晴らしい庭園です。

なんと、海外の庭園雑誌でも高く評価されているお庭なのだとか。

なるほど、分かるような気がします。

そして、お屋敷の中をうろうろしていると、2階へ通じる飛び石がありました。

裏庭を通って2階へ行くのです。

さきほどの庭園を表側とするなら、こちらは裏庭。

これまた風情があります。

そして、階段を上がって2階へ来てみると、

ほーっ、お庭を見下ろすお部屋でした。

2階はお茶室になっており、静かに茶会が開かれていたようです。

うーむ、なるほど。

さすがです。

静かなお茶室で、しばし鳥の鳴き声と水のせせらぎに耳を澄ませましょう。

 

さあ、ついに時間が来たようです。

今回の金沢散歩はこれでおしまい。

小京都というだけあって、情緒ある町並みを堪能することができました。

時間があれば、またゆっくり来たいところですね。

ベコ 「金沢散歩は無事に終了だべこ!」

今回のベコ旅のスタート地点、金沢駅の鼓門で解散です。

ベコ、お疲れ様!

次回のベコ旅も楽しみだね!

おわり

 

 

<ベコたびinformation>

長町武家屋敷跡と野村家

かつて加賀藩の中級武士が住んでいた長町エリア。広くはありませんが、石畳と土塀が続く情緒たっぷりのスポットです。

道路沿いには九谷焼の工芸展やカフェなどもありますが、多くは一般の市民の方が静かに暮らしているのだそうです。

そんな中で公開されているのが野村家。加賀藩で馬のお世話役をしたり、奉行職を務められた家柄そうです。

お屋敷にはたくさんのお部屋がありますが、印象的なのはお殿様をお迎えするための「上段の間」。高貴なお部屋に感動します。

また水の流れる庭園は一軒の価値あり。庭の面積は狭いものの、池や草木、灯籠などを配してうまく奥行きを作り出しています。

ただ、建物自体はあまり大きくないので、観光客でやや混雑気味。混んでいなければ、しばし時間を忘れさせてくれる素晴らしいお屋敷と感じました。 


 


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大寒を迎えた一週間。ベコガーデンは失速の気配だべこ!

2019年01月26日 | ベコガーデン2019

今週は暦の上の大寒を迎えました。

1年でもっとも寒さが厳しくなる時期です。

とはいえ、今年はちょっと暖冬傾向。

そこまで寒くないのでホッとしますね。

そんななか、ベコガーデンには異変が!!

ベコ 「ムムムだべこ!」

菜の花くんをよく見てみると

元気の良かった芽が、妙にヒョロヒョロし始めました。

スクスク伸びていた芽も、成長がぴたりと止まったような気がします。

一方こちらはネモフィラくん。

先週と比べて、発芽した芽の数が減ってるような気がします。

うん、たしかに減ってます!

いやー、これはヤバいです。

またもやベコガーデンに危機が訪れたのでしょうか!?

そして、こちらは苔玉もみじくん。

苔玉は静かにモフモフ状態です。

ここに来て失速気味のベコガーデン。

不穏な気配がしますが、引き続き見守りましょう!

つづく


 


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ベコの金沢散歩3 兼六園は緑がいっぱいだべこ!

2019年01月20日 | 旅に出るにゃん(国内編)

金沢散歩を楽しんでいるベコです。

続いてやってきたのは日本三名園のひとつ、兼六園

歴代の加賀藩主により整備された素晴らしい庭園です!

ベコ 「天下の名園だべこ!」

木々の緑がまぶしい広大な敷地の中は、池が広がり、川が流れ、鳥がさえずる素晴らしい庭園です。

入口の門を過ぎるとほどなくして池が広がっていました。

ベコ 「大きな池だべこ~」

そして、兼六園といえばこれ!

 

池のほとりに立つ灯篭です。

ここでも江戸時代にタイムトリップですね。

池の周りには小川がさらさら。

 

庭園の中をくねくね曲がりながら流れていきます。

 

「曲水」というようですが、華やかな宴が催されたのでしょう。

風流ですね!

川幅の広いところには大きな橋がかかっています。

 

これまた風情のある光景。

ちなみに、これは橋の近くに立っている一本松。

 

ベコ 「ひゃー、立派な松だべこ!」

ほんとにすごい松です。

そして、松の向かい側には銅像がしっかりと立っておられます。

凛々しい銅像です。

こうして歩いてみるとかなり広い庭園ですが、本当に緑が豊か。

そして、緑の中を小路が続いていて飽きません。

当日はかなりの人出だったのですが、敷地が広いためほとんど混雑しないのも嬉しいところ。

ベコも気に入ったようです。

ぶらぶら歩いていると、立派なお屋敷がありました。

ベコ 「赤門だべこ!」

ここは重要文化財にも指定されている成巽閣(せいせんかく)。

兼六園に隣接する立派な御殿です。

内部は撮影禁止ですが、きれいに整備されたお庭は撮影OK。

 

小さいけれど、立派な松もありました。

いやー、さすが兼六園。

立派な庭園とお屋敷にベコも感無量です。

ベコ 「ひゃー、時間が足らないべこ~!」

お、気がつくとそろそろ時間が来てしまったようです。

残念ですが、次のスポットへ進みましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

兼六園

金沢を代表する特別名勝・兼六園。日本三名園の1つで、素晴らしい回遊式庭園です。もともとは金沢城の敷地の一部だったそうですが、5代藩主・前田綱紀が作庭したのが始まりとのこと。その後、金沢の大火に見舞われるものの復興し、徐々に現在の姿に近づいていったそうです。

「兼六園」という名前の言われは中国の古典に由来するそうで、庭園で重要な6つの景観を兼ね備えている稀有な庭園であることから命名されたのだとか。

その6つとは、広大で明るい一方、静寂で奥深いこと。人の手が加わっていながら自然のわびさびがあること。そして、起伏があり池や滝がある一方、遠くまで眺望が開けていること。

訪れると分かりますが、敷地はかなり広く、迷路のような小道を歩くのはとてもワクワクします。また、池あり、小川あり、東屋ありと、庭園の風景も変化に富んでおり飽きません。これまた必見のスポットです。

成巽閣

13代藩主・前田斉泰が母・眞龍院のために建てた隠居所です。兼六園に隣接して建っており、兼六園側の通用門「赤門」からも入館できます。

建物は2階建てで、1階は書院造り、2階は数寄屋風書院造りとのこと。いずれも、さすが加賀百万石の大名屋敷といった感じで、たいへん立派な御殿です。

加えて、藩主の母君のために建てられただけあってどことなく優雅さを感じるしつらえ。それだけに様々な絵や内装など、内部の撮影禁止は残念です。


 


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穏やかな天気の一週間。ベコガーデンはヒョロヒョロだべこ!

2019年01月19日 | ベコガーデン2019

今週は寒の内にもかかわらず、穏やかな一週間でした。

朝晩は冷え込むものの、昼間は思いのほかあたたか。

この冬は暖冬予報が出ていますが、どうやら当たりのようです。

そんななか、お部屋に退避したベコガーデンは引き続き成長中。

ベコ 「あったかだべこ!」

こちらは菜の花くん。

すくすく育ってますね。

けど、ヒョロヒョロしているため、水まきをするとなぎ倒されてしまいます。

ちょっと心もとない感じです。

一方、こちらはネモフィラくん。

細くて小さいですが確実に成長中。

窓際に向かってよく伸びてますね。

そして、

苔玉もみじくんは水やりでドボンの最中。

乾燥した日が続くので、たっぷりお水を吸収しないといけません。

しっかり水を取って冬ごもりです。

がんばれ、ベコガーデン!

つづく


 


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ベコの金沢散歩2 ひがし茶屋街で抹茶あずきだべこ!

2019年01月13日 | 旅に出るにゃん(国内編)

金沢散歩を楽しんでいるベコ。

ひがし茶屋街のお茶屋さん・志摩さんを見学しています。

2階のお座敷を見学したら、1階へ降りてみましょう。

1階の居間は坪庭に面していました。

情緒たっぷりのお庭です。

おー、これはいい感じ。

味わいのある静かなお庭です。

見上げると2階のお座敷の窓。

うん、これはなかなか。

一方、こちらは台所でしょうか。

というか、土間みたいです。

隣の部屋ではかつて使われていた品々が展示されてます。

ほー、豪華な食器ですな。

こちらはクシやカンザシ。

芸奴さんたちの華やかな歌や踊りが想像できます。

これはお化粧台でしょうか。

いやー、なかなか素晴らしいお茶屋さんでした。

金沢を訪れたら必見のスポットですね!

さて、外に出るとお客さんがさらに増加中。

一段と人混みが激しくなってきました。

こじんまりとした茶屋街ですが、小京都というだけあって情緒もたっぷり。

ちなみに、古い町並みの建物の中は、意外にもカフェやお土産屋さんだったりしてびっくり。

これは立ち寄ったカフェでいただいた抹茶あずき。

ベコ 「ふー、抹茶あずきで一服だべこ」

冷たい抹茶あずきでひと休みしたらお散歩再開。

それでは引き続き金沢の町を楽しみましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

金沢観光とバス

金沢の観光に欠かせないのがバス。金沢駅前を起点にして、主な観光スポットをほぼ網羅しているので便利です。

ただ、問題なのはバスの種類が多すぎて、どれに乗ればいいのかよく分からないこと。バス乗り場も複雑なうえ係員の方の誘導もイマイチで、初訪問でかなり迷いました。

加えて休日は観光客でごった返すため混乱に拍車がかかります。結局、訳が分からないままバスに乗ってしまいました。

調べてみると、金沢市内には3社・5種類のバスがあるそうで、これが分かりにくさを倍増させています。具体的には…

北鉄バス路線バス兼六園シャトル城下まち金沢周遊バス(右回り、左回り)

JRまちバス

金沢市営金沢ふらっとバス

観光客が使いやすいのは北鉄バス。「北鉄バス1日フリー乗車券」(500円)というのがあり、北鉄バスの3種類いずれも乗車可能です。また、北鉄バスの普通運賃は200円なので、3回乗れば元が取れる計算になります。

運行本数も北鉄バスが最も多いようで、バス停で待っていれば3種類のどれかのバスが来ます。休日は観光客が多いですが、バスの本数も比較的多いため、遅延することなく概ね予定通り観光を終えられました。

また、この1日フリー乗車券は主要な観光施設で入場料が割引になるのでお得感あり。ただ、残念ながら兼六園と金沢城は割引対象外でした。

なお、観光客としては「兼六園シャトル」や「金沢周遊バス」と言った観光路線を使うのが分かりやすいですが、比較的空いているのは「路線バス」。

観光客でスシ詰めの観光路線よりも乗客が少ない印象です。走行ルートは観光路線と概ね同じなので、バス待ちで路線バスが来たら乗車するのが良いと感じました。


 


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