ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

白馬ハイク7 栂池自然園はワタスゲの楽園だべこ!

2022年07月31日 | ベコのお手軽やま歩き

信州・白馬栂池自然園でお手軽ハイキング中のベコです。

残念ながらの曇り空ですが、さいわい雨は降らず、ときどき日が差す場面も。

ベコ 「ふー、じわじわ高度が上がってきたべこ〜」

栂池自然園の奥の方までくると、ハイカーもまばらになります。

皆さん、自分の体力に応じて引き返しているのでしょう。

あ、雲の切れ間から山肌に日が差しました。

日が差すとちょっと嬉しいですね。

遊歩道も斜面に差し掛かり、足腰にも負担がかかり始めました。

下りのハイカーとすれ違います。

ふー。

ちなみに、ここからは栂池自然園の全体がよく見渡せます。

あれは入口付近のビジターセンターなど。

一方こちらは浮島湿原にある展望デッキ。

一息ついて標高を測ってみると1,940mほどでした。

ふむふむ、なるほど。

さらに先に進みたいところですが、気づいたら時間的に難しそうなことが発覚。

ベコ 「よし、勇気ある撤退だべこ!」

ワタスゲをゆっくり眺めていたら、思いのほか時間が経っていたようです。

帰りのバスの時間を考えると、本日はここで折り返しですね。

ということで、残念ながら下山開始!

せっかくなので、下りは別ルートから帰りましょう。

すると、この木道沿いもワタスゲでいっぱい。

おーっ、行きの木道よりもたくさん咲いています。

あたり一面のワタスゲ畑ですね!

それにしても、見れば見るほどふわふわです。

ちなみに、ワタスゲの中にパラパラと咲いているのがニッコウキスゲ。

どうやら、コバイケイソウがたくさん咲く年は、ニッコウキスゲはあまり咲かないのだとか。

不思議なこともあるのですね。

さあ、出口が近づくにつれて他のハイカーの姿も増えてきました。

初夏の湿原を気持ちよく歩いています。

あ、雲が切れて少しだけ青空がのぞいてきました!

もう少し早くお天気が回復してくれると良かったのですが、こればかりはどうにもなりません。

ということで、出口付近のビジターセンターが見えてきました。

いやー、あいにくの曇り空ではありましたが、気持ちのいいハイキングを楽しめた一日。

白馬連峰も雲隠れでしたが、猛暑の下界とは異なり標高1,900mの爽やかな高原でした。

ホテルに戻ったら、温泉に浸かってゆっくり休むことにいたしましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

栂池自然園(2)

大きく3つの湿原から成り立つ栂池自然園は、それぞれ雰囲気が異なるのが興味深いところ。

1つ目の「ミズバショウ湿原」は、春先にミズバショウが咲く大きな湿原。本州ではミズバショウが一番遅く咲くそうで、7月上旬まで見られるそうです。

開けた地形と背景の白馬連峰の組み合わせで、ホントに気持ちのいい場所。ここだけでも来る価値があると思います。

2つ目の「ワタスゲ湿原」は、ブログでご紹介の通り初夏に白いワタスゲが一面に咲く湿原。ニッコウキスゲも見られ、華やかな風景が楽しめる湿原です。前回訪問した8月にはワタスゲを見れなかったため今回はラッキー。

3つ目の「浮島湿原」は草ボーボーで、小さな池塘があちこちに見られる湿原。草が多く、ちょっと狭いため感動はいま一つ。ただ、迂回路の湿原を歩くと気持ちのいい風景が楽します。

そんな栂池自然園ですが、麓のロープウェーに乗車してから、栂池自然園を歩いて、再びロープウェーで下山するまで約5時間でした。

のんびり歩いていたためか、予想以上に時間がかかってしまい、最奥部の展望湿原までは行けなかったのは残念。ペース配分に気をつけないといけませんね。


 


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入道雲の一週間。ミンミンゼミも賑やかだべこ!

2022年07月30日 | ベコガーデン2022

すっかり夏本番の日本列島。

ミンミンゼミの声も賑やかになって、空には大きな入道雲。

世間ではすっかり夏休みですね。

各地ではゲリラ豪雨が心配ですが、猛暑に負けずに頑張りましょう!

さて、先週は暦の大暑を迎えましたが、大暑の七十二候はこんな感じ。

桐始結花(きり、はじめてはなをむすぶ)7月23日〜

桐の花が実を結ぶ頃。

高貴な木とされる桐ですが、あまり目にしませんね。

その花は日本の紋章で、500円玉にも描かれているそうです。

土潤溽暑(つちうるおうて、むしあつし)7月28日

まとわりつくほど蒸し暑い頃。

溽暑(じょくしょ)とはムッとするほど蒸し暑い様を表す言葉。

熱中症には厳重警戒です。

大雨時行(たいう、ときどきふる)8月2日

大雨が降る頃。

入道雲と夕立は夏の風物詩。

とはいえ、最近はむしろゲリラ豪雨が心配です。

    

そんななか、ベコガーデンは暑さに負けず頑張ってます。

ベコ 「熱気ムンムンだべこ!」

いやー、まとわりつく暑さとはまさにこのこと。

けど、アジサイくんの新芽はさらに成長中。

ベコ 「緑が鮮やかだべこ」

暑さに負けずすくすくと育っています。

力強さを感じます!

一方こちらはランタナくん。

暑さでちょっとぐったり気味ですが、葉っぱは青々。

乾燥に弱いらしいので、しっかり水やりしないといけません。

そして、なんとか頑張ってきた粘りのコスモスくん。

暑さには勝てず枯れ果てた感じです。

これからの時期は水やりを忘れると致命的。

夏の暑さを乗り切っていきましょう!

つづく


 


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白馬ハイク6 復活の栂池高原は花の楽園だべこ!

2022年07月24日 | ベコのお手軽やま歩き

さて、季節はすっかり夏本番。

今回訪れるのは再びの信州・白馬です!

数年前は8月のお盆の頃に訪れましたが、今回は7月の初夏の訪問。

栂池自然園では高山植物が一斉に咲き始める時期とのこと。

前回とは違った風景が見られるのではと楽しみです。

それでは、さっそくお手軽山歩きとまいりましょう!

    

ところが!

ベコ 「あちゃー、痛恨のドン曇りだべこ!」

梅雨明け宣言はまだですが、怪しい雲行きが心配。

いきなり出鼻を挫かれてしまいました。

前回はきれいに見えた白馬三山もすっかり雲隠れ。

ちょっと残念ですが、元気よくハイキング開始です!

ベコ 「めげずに出発だべこ!」

とはいえ、歩き始めると周囲は豊かな新緑でいっぱい。

おー、鮮やかな緑です。

一斉に吹き出した新緑が気持ちいいですね!

ここら辺はすでに標高1,900mほど。

蒸し暑い麓とは異なり空気も爽やか。

ハイカーの皆さんも元気よく木道を進みます。

そんな湿原にはちらほらと白い花が。

むむむ、この植物は…

そう、ワタスゲです!

ちょうど今は高山植物のワタスゲの季節だったのです。

栂池自然園の「ワタスゲ湿原」の名前にもありますが、これがそのワタスゲだったのですね。

一方、これは…

ニッコウキスゲではありませんか!

なるほど、栂池高原もニッコウキスゲの生息地だったのです。

こちらの小さな黄色の花はミヤマキンポウゲ

可憐ですね〜。

鮮やかな紫色はヒオウギアヤメだとか。

なるほど、この時期には色々な高山植物が花開くのですね。

栂池自然園のサイトにある「植物図鑑」で名前を確認しながら歩きます。

そんななか、あちこちに咲いていたのがこれ!

おおっ、いったい何でしょうか?

特徴的な形をしたこの植物はコバイケイソウ

ひゃー、もこもこですね。

しかも、この年は数年に一度の当たり年なのだとか。

あっちを見てもこっちを見ても、コバイケイソウだらけだったのです!

いやー、びっくりですね。

ところが、コバイケイソウだけは栂池自然園の植物図鑑に載っていませんでした。

不思議です…。

さて、それはさておき、高山植物を観察しながら徐々に高度が上がってきた模様。

引き続き栂池自然園を進みましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

栂池自然園(1)

栂池高原は何回か訪れていますが、初夏は初めて。訪れたのは昨年ですが、ちょうど高山植物が咲き始める頃で期待が膨らみました。

訪れてみると、ワタスゲとコバイケイソウはまさに見ごろ。特にコバイケイソウは数年に一度の当たり年だったそうで、あっちもこっちもコバイケイソウだらけでした。

一方、ワタスゲ湿原の名前にもあるワタスゲもあちこちに。初めて見ましたが、なるほどたしかにワタのような特徴的な花でした。栂池自然園のサイトにある「植物図鑑」を参考に名前を確認できます。

そんな栂池自然園は、長野県小谷村の栂池高原にある湿原。標高1,900mに位置し、白馬乗鞍岳の火山活動により生まれた高層湿原とのこと。

周囲は白馬連峰に囲まれ、美しい高原の緑と夏でも残雪の見れる山肌のコントラストに感動します。が、この日はあいにくのドン曇り。残念ながら白馬連峰の勇姿はおあずけとなりました。

自然園は大きく3つの湿原から成り立っており、それぞれ異なる植生を楽しめます。3つの湿原を過ぎると、最後は白馬三山を望む展望湿原に到着しますが、今回は時間がないため展望湿原はパス。

ふもとから展望湿原まで往復すると、時間にして5時間ほど。展望湿原をパスして、3つの湿原だけであれば3時間程度で回れます。

なお、ふもとから自然園まではロープウェイとゴンドラを乗り継いで約40分ほど。料金は自然園の入園料も含めて往復で3,700円。けっこうな値段ですが、一気に1,900mまで上昇するので途中の絶景も楽しめます。


 


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大暑を迎えた一週間。2度目の梅雨明けで夏本番だべこ!

2022年07月23日 | ベコガーデン2022

今週は暦の上の大暑を迎えました。

いよいよ季節は夏本番、暑さが本格化する時期です。

今年は戻り梅雨(?)のおかげで、どうにも不順なお天気でした。

けど、今日はカンカン照りの夏空が広がってます。

これから夏らしい青空が続くといいですね。

   

さて、そんななか、ベコガーデンも夏の猛暑です。

ベコ 「あちちだべこ〜」

ひゃー、ベランダはまさに灼熱ですな。

まずは剪定の済んだアジサイくん。

先週できた小さなつぼみが少し大きくなった感じです。

お、こっちでも夏の暑さに負けず、つぼみが成長中。

果たしてどこまで成長するのでしょうか?

一方、こちらはランタナくん。

葉っぱもすくすく成長中。

かなりのスピードです。

ただ、どうも花のつぼみは見られません。

ホントに花が咲くのでしょうか?

さて、最後は粘りのコスモスくんです。

プランターの隅の方で必死の頑張りですね。

どこまで粘れるかしっかり見守りましょう。

さあ、一年でもっとも暑くなるこの時期。

人間も植物も体調管理に気をつけないといけませんね!

つづく


 


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箱根散歩5 ガラスの森でアジサイにさよならだべこ!

2022年07月17日 | 旅に出るにゃん(国内編)

箱根散歩もいよいよ最終日。

一夜明けて、本日訪れたのはガラスの森美術館

ベコ 「ベネチアの風景だべこ!」

すっかり暗雲が垂れ込めてますが、ここはベネチアン・ガラス専門の美術館。

イタリアンな雰囲気が満点です。

そして、ここも有名なアジサイの名所。

広い庭園にはあちこちに見頃のアジサイが咲いていました。

うん、ここもアジサイ満開です!

いやー、これは絵になりますね。

ふと見ると、なんとこれはガラス製!

うっかり見過ごしてしまいそうです。

こちらはピンク色のアジサイ。

これは本物ですね。

ちなみに向かいの建物はイタリアン・レストラン。

テラスに腰掛けて、アジサイを眺めながらのランチも良さそうです。

うん、お天気はイマイチですが、アジサイは元気いっぱい。

ちょうど見頃です。

園内には川のせせらぎも流れ、水の都の風情。

アジサイではありませんが、川沿いのお花もきれい。

ラベンダーでしょうかね。

広い庭園をてくてく歩くと、あちこちにアジサイが咲いていました。

ふむふむ。

ふむふむ。

ふむふむ。

いやー、ここもたっぷりアジサイを楽しめるスポットでした。

さあ、今回の箱根紀行はここまで!

大平台から始まって仙石原までアジサイスポットを巡った今回の旅。

梅雨空ではありましたが、のんびりとアジサイを楽しめましたね。

最後にベネチアン・ガラスの展示を見たら、ぼちぼち帰路につくことにしましょうか。

おわり

 

<ベコたびinformation>

ガラスの森美術館

仙石原にあるベネチアン・ガラスの美術館。大涌谷を望む敷地に美術館と庭園、そしてレストランなどが並びます。宿泊したハイランドホテルに隣接しており便利でした。

この美術館の目玉はベネチアン・ガラス。かつてルネサンス期よりヨーロッパで流行った美しいガラス製品で、イタリアのベネチアにあるムラーノ島が本家。

当時のベネチア共和国は、それまであちこちにいたガラス職人をムラーノ島に移住させ、独自の技術を保護。今でもムラーノ島はベネチアンガラスの島として観光の目玉です。

そんなガラス製品が展示された美術館ですが、けっこう見応えあり。繊細な装飾なものから色鮮やかなものまで様々。美術館の建物自体も中世イタリアのお屋敷風で、ちょっとした旅行気分を味わえます。

また、近代以降のベネチアンガラスも「現代ガラス美術館」に展示されています。こちらは伝統的なスタイルのものとは異なり、かなり独特な形状。アートなガラス製品といった感じです。

その他、庭園内にも様々なガラス製品が配置されており、のんびり散策しながら楽しめます。なお、仙石原周辺にある他の美術館との共通チケットもあるので、うまく利用するとお得です。


 


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