タヒチ島のホテルに帰るとまさに日没の時間。
ベコの部屋からみると、真正面のモーレア島にちょうど日が沈むところでした。
いやー、夏の夕暮れですなー。
昼間の暑さがおさまって、気持ちのいい涼しさです。
夕日が雲とモーレア島の間から顔を覗かせます。
おー、これは荘厳です!
う、美しい〜。
モーレア島が輝いているようです。
考えてみたら、ボラボラでは夕日を見ることができませんでした。
タヒチではバッチリ夕日を見ることができましたね!
モーレアの向こうに夕日が静かに沈んでいきます。
いやー、これでもう思い残すことはありません。
タヒチの夕日にありがとうを伝えましょう!
ベコ 「夕日にマルルーだべこ!」
感動の夕焼けです。
ヤシの葉っぱもちょっぴり寂しそう。
見ると、港にはまだヨットがたくさん停泊しています。
みんな、海の上で夜を過ごすのかもしれません。
いやー、日も暮れて感動の夕焼けショーは終了です。
さあ、明日は早朝にタヒチを発って日本へ帰る日です。
しかも、驚異の5時起きです!
帰国に備えて早めにお休みしましょう。
ベコ 「早めにおやすみだべこ!」
一夜明けて、ついに帰国の朝です。
というか、時刻は午前5時で外はまだ真っ暗。
空港に到着して、チェックインを終えた頃にようやく外が明るくなってきました。
ベコ 「ひゃー、眠くてフラフラだべこ~」
行きも帰りも寝不足でフラフラのタヒチ旅行ですな。
成田行きのエアタヒチヌイはすでに準備万端。
タヒチともこれでお別れです。
ベコの紀行シリーズ、今回もたくさんの思い出ができました。
一生に一度しか来れないと言われるタヒチですが、この楽園をしっかり心に刻みましょう。
と言いながら、帰りも再び窒息するほど狭いシートに耐えなくてはなりません。
楽園に行くのも大変です!
それでは、いよいよお別れです。
タヒチ語でさよならはナナ〜と言います。
ベコ 「ナナだべこ!」
ベコ、おつかれさま!
ボラボラのビーチでくつろぐ夢を見ながら、ゆっくりおやすみだね!
おわり
<ベコたびinformation>
帰国とパペーテ空港
タヒチから日本へ帰国する便は、なんと朝7時10分発のフライト。早朝5時にはホテルを出て空港に向かう必要があります。そのためにも、空港から近いホテルに泊まるのがポイントです。
また帰国当日の朝は、団体客でホテルのフロントが混む可能性があるので、帰国前日の夜にチェックアウトを済ませておくのがベターです。ところが、実際に前日夜にチェックアウトしようとしたら「この時間はもう日本人スタッフがいないからダメ」とのこと。「え?別に日本人スタッフでなくて良いですよ」と言ったら手際よく手続きしてくれました。もしかしたら、ツアーの日本人団体客は日本人スタッフが対応するルールなのかもしれません。個人旅行の方はちょっとご注意。
パペーテのファアア空港に到着すると、搭乗手続きのため日本人が長蛇の列。便数が少ないため、どうしても集中してしまいます。やはり時間に余裕を持って空港に移動するのがベター。搭乗手続きは出発1時間前に締め切りなので、ギリギリだとちょっと心配です。
ファアア空港はそれほど大きな空港ではありませんが、待合室ゾーンは比較的広くてゆっくりできます。また、小さいながらカフェもあるので、ここで軽食を買って朝ごはんにすることも可能。一方、おみやげ屋さんはかなり小さく、タヒチ最後の買い物するにはちょっと厳しいかも。おみやげは事前にしっかり購入しておきましょう!
旅行費用
さて、無事に終了したタヒチ紀行。旅行費用は総額43万円となりました。金額的にはヨーロッパ旅行並みですが、おおよその内訳は次の通りです。
航空券代 24.4万円:こうして見るとネックはやはり航空券代。複数の航空会社が就航しているヨーロッパ路線では、GWでも20万円を切る航空券が見つかりますが、エアタヒチヌイの独占路線では24万円はやむを得ないところです。
ホテル代 11.8万円:ボラボラ3泊+タヒチ3泊でホテル代は12万円以内に抑えました。が、水上バンガローはあきらめ、ボラボラの滞在日数も犠牲に。ボラボラの高級リゾートでのんびりバカンスを楽しむには、もう少し予算が必要なようですね!ヨーロッパのように前述の航空券代がもう少し安ければ、ホテル代に回せるのですが。
ボラボラ島での活動費 3.2万円:ホテルの送迎ボート、シュノーケリングツアー、マリンスポーツ、タヒチアンダンス、食費などの総費用。
タヒチ島・モーレア島での活動費 3.6万円:アルメティフェリー、レンタカーとガソリン代、タクシー、食費などの総費用。
各島での活動費はおおむね順当なところでしょうか。ただ、食費はどこも観光地価格で目が飛び出るほど高いので要注意です。今回は日本からレトルト食品を持ち込むとともに、現地のスーパーで安価に調達しました。ヨーロッパ同様、予算に応じて工夫が必要と感じました。