埼玉県の小江戸・川越をお散歩中のベコ。
本丸御殿を後にして、次にやってきたのは喜多院というお寺。
ベコ 「お参りするべこ」
創建は平安時代と言われる古いお寺です。
しかも、なかなか広いお寺ですね。
二重の塔も堂々としています。
さっそく本堂でお参りしましょう。
ベコ 「大きな本堂だべこ」
なるほど、たしかに大きな本堂です。
参拝客が入れ替わり立ち代わりお参りしていきます。
さあ、ベコの順番。
大きな鐘をゴンゴンです。
無事にお参りを済ませたら、お寺の庭園を見学です。
ベコ 「庭園はこちらだべこ」
中にはきれいに整備された庭園が広がっています。
緑いっぱいの庭園です。
5月だというのに、早くも色づいたもみじですね。
足元を見ると、これはあやめでしょうか?
そして、丸く剪定された植木のあるお庭。
風情のあるお庭です。
そして、こちらは四角い植え込みのあるお庭。
いろいろなお庭があるのです。
ちなみに、渡り廊下では参拝客がひと休み。
渡り廊下から見えるのはこんなお庭の風景。
鮮やかな緑に涼しい風が気持ちいいですね。
さて、ところでこの喜多院ですが、
敷地内にあるのが有名な五百羅漢です。
ベコ 「出たっ、羅漢様だべこ!」
総勢およそ500体。
一体一体、みな異なる表情をしているのだそうです。
なんとも言えない不思議な世界です。
ひとつずつ見てみると、喜怒哀楽など表情豊か。
ちなみに、ここの羅漢様には干支の十二支が隠されているのだとか。
自分の干支を見つけられればラッキー。
お、これは羊でしょうか。
しかし、残念ながらすべての干支は見つからず。
なかなか難しいのです。
さあ、五月晴れの川越散歩もここまで。
町中の大通りは大混雑でしたが、本丸御殿と喜多院は落ち着いて見学できました。
帰り道はのんびりと帰ることにしましょう。
おわり
<ベコたびinformation>
喜多院
五百羅漢で有名な喜多院は平安時代の建立とか。江戸時代には徳川家康の信任厚い天海僧正が住職を務めています。
現在の喜多院は江戸時代の大火の後に再建されたされたもの。建物の中を見学していると「徳川家光誕生の間」や「春日局化粧の間」などがあります。
これを見ると思わず「家光は川越で生まれたのか」などと勘違いしそうですが、実は江戸城の建物を移築してきたのだそうです。
一方、有名な五百羅漢は日本三大羅漢のひとつだそうですが、ホントに表情豊か。まるでマンガがと思わせるほどユニークな羅漢さんにびっくりです。
ここの五百羅漢の醍醐味は、羅漢様と一緒にいる十二支をすべて見つけること。これがまたなかなか難儀で、残りあと2〜3個で断念しました。