ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

蔵王・紅葉ハイク1 鳥兜山からの全山眺望だべこ! 

2024年10月06日 | 秋の紅葉巡り(東日本)

さて、今年もようやく秋の気配。

これから紅葉が美しい季節を迎えますね。

ということで、今回からベコの紅葉巡りが始まります!

まずご紹介するのは以前訪れた蔵王の紅葉

素晴らしい東北の紅葉を堪能しましょう!

    

さて、前泊で蔵王温泉に乗り込んだベコ。

朝ご飯を食べたらさっそく蔵王中央ロープウェイで一気に上昇です!

ベコ 「ひゃー、ぐんぐん上昇だべこ!」

訪れた時期は10月下旬。

紅葉は山の中腹あたりに降りてきた頃です。

おー、眼下の森はすっかり紅葉していますね。

ロープウェイの鳥兜駅で下車したらまず展望台へ登ります。

ベコ「よし、ちょうどいいタイミングだべこ」

周囲の木々はきれいに色づいてます。

そして、パッと開けるとそこは展望台!

そして、標高1,387mからの眺望がこちらです!

ベコ「うおーっ!」

ひゃー、こ、これはすごいですね。

まさに紅葉は見頃。

山の中腹全体が真っ赤に染まっています。

うーむ、これは素晴らしい紅葉です。

お天気も上々で、この上ない紅葉日和となりました。

そして、展望台から反対側を見るとこんな感じ。

ベコ「こっちの紅葉はこれからだべこ」

うん、まだ緑と赤がまばらです。

そして、あそこに見えるのは温泉街の中心部。

蔵王温泉は意外とコンパクトな町で驚きました。

さあ、蔵王の全景を確認したところで早速トレッキングとまいりましょう。

ところが!

ベコ「ありゃ、反対側は落葉だべこ」

なんと、温泉街と反対側の山々はすでに見頃過ぎ。

かなり落葉が進んでいました。

やはり標高によって紅葉の進み具合が異なるのですね。

ま、気を取り直してスタートです!

ベコ「まずは車道だべこ」

昨日の雨の影響で地面がぬかるんでいるため、しばらく車道を進みます。

ここらへんは、まだ紅葉が見頃ですね。

落葉は進んでいますが、鮮やかな紅葉です。

ほー、赤やオレンジの紅葉がいい感じです。

いやー、ひんやりした秋の空気も気持ちのいい蔵王です。

うん、ここらへんもちょうど見頃です。

ただ、ちょっと高いところはすっかり落葉。

少しの標高差と日当たり具体で変わるのかもしれません。

ということで、いよいよ始まった蔵王の紅葉ハイク。

秋の日差しのもと、さらに先へ進みましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

蔵王の紅葉

東北の紅葉の名所として有名な蔵王ですが、今回の訪問は2回目。実は1年前の10月上旬に訪れたものの、紅葉タイミングは完全にハズレ。その反省から10月下旬に再訪したのでした。

今回訪れて分かったのは、蔵王は山の上から麓の温泉街まで標高差が大きく、10月いっぱいかけて徐々に紅葉が降りてくるということ。

10月上旬は山の上部が色づく時期。その後徐々に紅葉が山を下り、山全体が色づく最盛期は10月中旬から下旬。宿のスタッフによると、例年10月下旬が見頃とのことでした。

1年前に失敗したのは、山頂付近が紅葉見頃との情報にだまされたのですが、その時期の山全体はほんのり色づく程度、中腹あたりは青葉でした。蔵王の地形や標高差を知らないため大失敗でした。

また、観光協会やロープウェイのサイトを見ても、紅葉情報が少ないのも致命的。初訪問の旅行者には、いつ頃、どの辺が見頃なのかよく分からないのです。

白馬を始め、紅葉を売りにする観光地はきめ細かく紅葉情報をアップしますが、それに対して蔵王は情報が極めて少ないのが残念。ライブカメラもゲレンデのみで、山全体の紅葉の様子が分かりません。

紅葉シーズンになると、ホームページやFacebookでほぼ毎日紅葉情報を更新する他の観光地に対して、蔵王はあまり更新されません。しかも紅葉情報はひと言ふた言のみ。

すばらしい紅葉が見られるので、主要な紅葉スポットの情報をこまめに更新してくれると嬉しいと感じました。


 


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秋の東北散歩8 金色堂に日が暮れるべこ!

2023年11月26日 | 秋の紅葉巡り(東日本)

平泉・中尊寺紅葉散歩に感動中のベコです。

本堂にお参りした後、参道を通ってやってきたのはこちら!

ベコ 「いよいよ金色堂だべこ!」

そう、本日のゴールがこちら金色堂です!

教科書でよく見た建物ですね。

周囲の紅葉もちょうど見ごろ。

紅色が鮮やかですね〜。

ベコ 「とはいえ、すっかり日陰だべこ」

そう、残念ながら金色堂周辺はすでに日が傾いていました。

ひと足遅かったようです。

けど、このもみじも巨大で迫力満点。

皆さんも見上げています。

で、肝心の金色堂ですが、なんと内部は撮影禁止。

残念ながら極楽浄土の煌びやかなお堂はご紹介できませんでした。

一方、そんな金色堂の周囲にはいくつかお堂があるのです。

こちらは大長寿院

かつては高さ9mもの金色の阿弥陀像が祀られていたそうです。

ひっそりした雰囲気です。

そして、その先にあるのが白山神社と能楽堂

おー、これは立派な舞台です。

江戸時代に再建されたもので、重要文化財指定とのこと。

さらに、こちらは弁財天堂

周囲の池にはやはり鮮やかな紅葉が見ごろでした。

金色堂とその一帯は、中尊寺の境内でもっとも奥まった場所になります。

いやー、入口の参道から長い道のりでしたね。

感無量のベコもここで参道を折り返し。

再び本堂近くに戻ってきました。

帰りは下り坂なので楽ちんです。

西日に照らされて、紅葉も一層鮮やになってますね。

ベコ 「うひゃー」

ホントに壮絶な紅葉です。

横に伸びてる紅葉に、

こちらは上に伸びてる紅葉。

ベコ 「うひゃー」

まるで紅葉が降ってくるかのような参道でした。

さあ、そんなわけで衝撃の中尊寺もこれでおしまい!

初訪問でしたが、想像を上回る感動の紅葉でした。

ベコもいまだ興奮が覚めやらない様子。

ベコ 「うおーっ!」

ベコ 「うおーっ!」

鳴子峡、厳美渓、中尊寺と東北を巡った今回の紅葉散歩。

ホントにお疲れさまでした!

ホテルに戻るとすっかり日も暮れた様子。

それでは、次の紅葉スポットを目指して旅を続けましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

中尊寺・金色堂

中尊寺まいりのゴールはご存じ金色堂。ここまで来ると体力も消耗してヘトヘトです。とはいえ、奥州藤原氏の初代・清衡により作られたお堂は、一面が金箔で覆われてまさに極楽浄土。

中尊寺といえば、学校の教科書には金色堂の写真しか掲載されていません。そのため、てっきり金色堂だけだと思っていたのですが、長い参道とたくさんのお堂を巡りながら、ようやくたどり着いたのでした。 

金色堂内部には阿弥陀様などの仏像が祀られていますが、驚くべきは初代・藤原清衡から第四代・藤原泰衡までの亡骸が今もここに安置されているとのこと。びっくり仰天です。

ちなみに、金色堂そのものは撮影禁止。コンクリートの建屋に丸ごと覆われており、内部はかなり狭いです。しかもガラスで密閉されており、しっかりと保存されているそうです。

訪問時は紅葉シーズンだけあって金色堂内部は団体客でごった返し。どうせなら、もう少し広い建屋で覆うのが良さそうです。

なお、現在のコンクリートの建物になる前に使われていたのが「旧覆堂」。金色堂の近くに移築されており、鎌倉時代から何度も増改築を重ねたものだそうです。


 


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秋の東北散歩7 中尊寺の紅葉に絶句だべこ!

2023年11月19日 | 秋の紅葉巡り(東日本)

秋の東北で紅葉散歩を堪能中のベコ。

平泉・中尊寺で急な参道を登ってようやく本堂に到着です。

ベコ 「はあはあ、ぜえぜえだべこ」

いやー、ここまで予想外の急登でしたね。

ちなみに、中尊寺の本堂は有名な「金色堂」ではありません。

なるほど、たしかにその通り。

さて、本堂でお参りを済ませて周囲を見渡すと。。。

お、あの裏門のあたりが随分と紅葉しています。

そのまま裏門を出てみると、なんと!!

ひょえー!

もみじの巨木がそびえていました!

そして、

ベコ 「真っ赤だべこ!」

これは本堂のお隣にある峯薬師堂

お堂にかかる紅葉がまさに見ごろ。

見事な色づきにびっくり仰天です。

ほー

はー

ふー

まるで京都のお寺のような風景です。

そして、ここから先の参道はまさに紅葉のトンネル!

ベコ 「ぜ、絶句だべこ!」

真っ赤に紅葉したもみじの巨木が並ぶ光景に言葉もありません。

真っ赤な葉っぱがわさわさ状態。

坂道の緑とは打って変わって、すっかり秋の風景です。

ちょっと高くなっただけで、これほど色づきが変わるものなのでしょうか!?

ここだけまだ緑ですが、きれいなコントラストです。

いずれにしても、素晴らしい紅葉の並木道。

ひょえー!

ひょえー!

ひょえー!

いやはや、シャッターを押す指が止まりませんね。

時間が経つのも忘れて撮影に没頭してしまいます。

そして、そろそろ日が傾いてくる時刻に。

西日のおかげで紅葉がさらに鮮やかに見えるのですが、

急がないと、金色堂が日陰になってしまうかもしれません。

それでは本日のゴール、中尊寺・金色堂を目指して先を急ぎましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

中尊寺(2)

中尊寺はご覧の通り山腹に広がる広大な寺院。入口から金色堂までまっすぐ歩けば往復40分くらいですが、紅葉の写真を撮りながら往復したら、結局1時間半もかかりました。

山の斜面をてくてく歩くのですが、どこまでも続く斜面にけっこう足に来ます。日ごろ運動してない人はゆっくりめがおすすめ。

ちなみに、今回訪問したのは11月初旬。ちょうど本堂から金色堂までの参道沿いの紅葉が見ごろでした。真っ赤なもみじはまるで京都のお寺のよう。夜はライトアップされるそうですが、宿の夕飯に間に合わないため断念しました。

なお、西日に照らされた鮮やかな紅葉もすばらいのですが、山の斜面は東に面しているため、日が傾くと低めの建物やもみじは日陰に。撮影するならお昼前後で、日の高いうちから始めるのが良さそうです。

岩手県交通バス

今回の厳美渓や中尊寺訪問に利用。宿泊が厳美渓近くのホテルだったため、この路線を頻繁に使うことになったのですが、本数が少なかったのが悩みのタネ。行動の自由を制約されました。

通常でも1時間に1本と少ないのですが、なんと運行のない時間帯も。そのため、一ノ関駅からホテルまでたびたびタクシー利用するハメになりガッカリ。

中尊寺訪問の際も、一ノ関→中尊寺のバスを見つけたのは良かったものの、帰りは一ノ関→厳美渓のバスと乗り継ぎが間に合わず。1時間も間が空くことになり、やむなくタクシーでホテルに戻る羽目に。

結局、宿泊するホテルの場所をうまく選ぶしかなさそうです。なお、バスはいずれも乗客は多くなく、それほど混雑はしていません。Suica、PASMOは利用不可でしたが、ホームページを見ると使えるバスもあるようでした。


 


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秋の東北散歩6 平泉・中尊寺で紅葉まいりだべこ!

2023年11月12日 | 秋の紅葉巡り(東日本)

秋の東北で紅葉散歩を楽しんでいるベコ。

岩手県の厳美渓の次にやってきたのは、平泉・中尊寺です!

ベコ 「中尊寺だべこ!」

そう、学校の教科書では金色堂が有名ですね。

紅葉が見頃と聞いてやってきたのです。

それでは、さっそくお参りを兼ねて紅葉狩りとまいりましょう!

山道脇には真っ赤な紅葉です。

が、全体的には紅葉はまだまだといった様子。

うーん、こりゃダマされたかな?

まだ葉っぱもすっかり緑。

所々に紅葉している葉っぱもあるにはありますが、

ここのカエデは葉っぱの形が少し独特。

普通のカエデとは種類が違うのかも。

いずれにしても、残念ながら参道は緑の回廊。

ちなみに、この参道は急な坂道が延々と続きます。

写真の人は仲間に背中を押されてヘトヘトです。

そんな急坂をてくてく登ると、ようやく建物が見えてきました。

うーん、ここもやっぱり緑がいっぱい。

これはこれできれいですが…。

そして、その緑の中にあるのが弁慶堂

源義経とその従者・弁慶の木造が安置されているのだとか。

そして、なんと!

おーっ、ここは真っ赤な紅葉ですね!

これはすごい!

わさわさの紅葉に覆われているじゃないですか。

カエデの種類によって紅葉の進み具合が異なるのかもしれません。

ちなみに、弁慶堂の前にある東物見台からは、周囲の景色がよく見えます。

あそこに見えるのは最上川。

そして、近くには前九年の役の古戦場があるのだとか。

歴史を感じる風景です。

さて、中尊寺の参道を進み、本堂が近づいてくると、徐々に紅葉が増えていきました。

うん、よく色づいていますね。

お、あそこはオレンジ色に色づいています。

おー、これはすっかり秋の風景。

それほど標高が高いわけでもないのに、よく色づいていますね。

そして、中尊寺はここから衝撃の紅葉が始まるのでした。

期待してさらに先に進みましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

中尊寺(1)

金色堂で有名な平泉・中尊寺。比叡山延暦寺の慈覚大師による開山とのことで、その後藤原氏によって大規模な造営が行われたようです。初代・清衡は、前九年の役・後三年の役で亡くなった人々の霊を弔い、東北に仏の国を作ろうとしたのだとか。

訪れてみると、山ひとつがまるまるお寺になっておりびっくり。天台宗の東北大本山との位置付けで、国宝の金色堂をはじめ、様々な重要文化財があり国の特別史跡指定です。

当初は寺塔40あまり、禅坊300あまりの大伽藍だったそうですが、藤原氏滅亡によりその後は衰退。鎌倉時代に火災のため多くが焼失。後世に再建された建物が多く、山腹には多くのお堂が並んでいます。

アクセスはJR東北線の平泉駅からバスで5分とのこと。しかし、厳美渓から一ノ関経由で乗り継ぐと、電車やバスの本数も少なく、1時間半もかかり時間のロス。帰りが遅くなるのも難儀なところです。

いろいろ調べたところ、一ノ関から中尊寺までのバスが出ていることを発見。30分ほどで行けるため便利でしたが、こうした情報もサイトに記載してほしいところです。

また、中尊寺の帰りのバス停は、反対車線の「平泉レストハウス」前にあるのですが、案内もないので困惑。これも記載してほしいところです。


 


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秋の東北散歩5 厳美渓で真っ赤なもみじだべこ!

2023年10月29日 | 秋の紅葉巡り(東日本)

秋の紅葉散歩で岩手県・一ノ関にある厳美渓を訪問中。

快晴の秋晴れの下、爽やかなお散歩です。

天工橋から下流側をパチリ。

荒々しい渓流ですね。

あれは先ほど渡った御覧場橋

結構ゆらゆら揺れるのでちょっと怖い橋でした。

さて、こちらは上流側。

ゴツゴツとした岩場に人が集まっています。

おー、こちらもなかなか風光明媚。

実は、皆さんは厳美渓名物の郭公だんごを食べていたのです。

まさにお団子日和といった感じでしょうか。

さて、その郭公だんごのお店には、雰囲気の良いお庭がありました。

ベコ 「誰もいないべこ」

そう、ほとんどのお客さんは岩場でお団子を食べ、こちらには来ないのです。

なかなか趣きのあるお庭です。

庭の木々もほんのり色づいた感じ。

数少ないですが、真っ赤に色づいたもみじもありました。

ほー

はー

ふー

へー

うーむ、これは素晴らしい紅葉です。

そして、この庭園から続く土手の上には紅葉の巨木も。

おー、これまた真っ赤です。

こちらは見上げるような巨大なカエデの木。

うひゃー、これはデカい!

数は少ないですが、厳美渓はデカい紅葉がすごいです。

いやー、思いのほか小ぶりな渓谷だった厳美渓。

しかし、度肝を抜かれた紅葉の巨木に感動ですね。

それでは、次の紅葉スポットへまいりましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

厳美渓(2)

初訪問の厳美渓でしたが、たしかに岩と川と紅葉の組み合わせは絵になるものの、思いのほかこじんまり。もっと大きな渓谷かと思っていたので正直がっかり。

前日に訪れた鳴子峡と比べても規模も迫力も紅葉も、あまりに小さくて肩透かし。遊歩道もあっという間に歩き終わってあっけないほどです。

また、渓谷の両脇には民家が並んでおり、すっかり興醒め。ご紹介した紅葉も全体で見るとそれほど多くありません。

周囲には他に見るべきところもほとんどなく、疑問の残る厳美渓訪問なのでした。

東北新幹線

今回は、久しぶりの東北新幹線利用でしたが、一ノ関停車の新幹線は1時間に1本。仙台までは本数があるものの、その先はけっこう少ないことを改めて認識しました。

加えて、東京→仙台→一ノ関という乗り継ぎ便の方が時間短縮されるケースもあって不思議なところ。

そんな新幹線の最大の問題は、一ノ関駅のバスの時間と合わないこと。ホテルへの往復などの際に時間をつぶす必要があるのですが、駅前にはカフェなども見当たらず、時間を潰すのも苦労しました。


 


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