家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

片道2時間

2021-09-23 07:37:56 | Weblog
曇りで少し風があるから絶好の散歩日和だ。
リュックサックを背負い散歩に出る。
リュックサックの中身はタオルのみだ。
老眼鏡とカメラはリュックサックの横のファスナーの中に入れた。
実は先日妻と歩いた時に馬込川の河口付近でボラらしき魚が飛び跳ねているのを見ていた。
それがもっと多く見られるかもしれない、と思って出てきた。
それからもう一つ。
馬込川河口では津波対策として水門を造っているのだ。
その状況を間近に見てみたいと思っていた。
結局2時間歩いてボラは1匹も見なかった。
その代わりに水底から三角形の金属が水面に突き出ていて、それがサメの背びれのように見えていた。
水門は遠くの橋の上から見るのと変わらず、まだ土を入れている段階で、いったい何の工事なのか全く分からない状態だった。
今河口は狭められて船は通過できない。
海から河口をさかのぼっていたのはサーファーだった。
釣りをしている老人が二人いたので観察させてもらった。
2時間ぶりの水分補給をするのにちょうどよかったし。
水筒に入れてもらった冷めたコーヒーが心地よかった。
その時片方の爺さんに魚が掛かった。
しなる釣り竿を持ちながら器用にタモで魚を掬い上げた。
「持ってくか」と私に聞いてくれたが2時間持って歩けないのでお断りした。
爺さんが水に入れてあったヒモを上げてみると6匹の魚が掛かっていて、もう1匹を追加して海に落とした。
クロダイだという。
自分で捕まえてきたカニがエサだった。
帰路は休憩も入れて2時間はかからなかった。
往路で撮った草がもう品切れ状態になったからだろう。
毎日1万歩ずつ歩いていると2万歩以上歩いても疲労はどうということはない。
ただ興味を持つものが減ってしまうと面白くない。
帰路を変える必要があるのかな。
もしもこの川に津波が押し寄せたら私が徒歩2時間かかって到達した河口から15分位で我が家の辺りを通過していくのだろうか。
そう想像すると河口の水門を一刻も早く建設してもらいたいと実感した。

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