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言の葉収集

思ったこと、感じたこと、出逢ったこと
いろいろ気ままに書きたいと思っています。

ダントツ

2007-01-10 20:02:27 | 言の葉
以前からダントツ」という言葉が気になっていた。

かなり前に勤めていた会社の営業速報で、「○○さんがダントツトップ」とあった。
ダントツトップ??

断然トップの略が「断トツ」でしょ。
「断然トップのトップ」はおかしい。絶対。

それからも「ダントツ」のおかしな言い回しが私を襲う。

「ダントツのビリ」

おかしいぞ。

もしかして私が間違っている?。と不安になった。
さては断然突出の断突?いやいやそれとも他に意味が…??

調べてみると、やはり「断然トップの略」とある。
間違っていなかったと胸を撫で下ろしたところで、何の変化も無いのだが。
「ダントツ」という略語がもう単語になっている気がする。
関係ないが「特急」も「特別急行」の略なのだ。多分。

ちなみにgoo辞書で「ダントツ」を調べたところ、こんな英語が出てきた。

be unquestionably top.

やっぱり、topという文字がありますね。ホッ。

ありがとう

2006-12-31 17:15:56 | 言の葉
今年もあと数時間となった。
いろいろな事があったが、思い返せばいい1年だったと思う。

今年の1月3日、最初のブログにこう書いた。

新しい年が始まった。今年はどんな年になるのだろう。いや、どんな年にするかだ。
目標を定め、具体的に動くことだ。そして積極的に学ぶこと。基本をしっかりとやること。出会いを増やすこと。

積極的に学んだと思う。
素敵な出会いがたくさんあった。特にたけさんとの出会い、そして事務所に飾ったたけさんの絵がまた沢山の出会いを運んできてくれた。

「ありがとう」

絵に描かれているこの文字が、私の今年の「言の葉」だ。

さあ、来年も今年以上にいい年にするぞ。

2006-12-12 21:04:50 | 言の葉
恒例である今年の漢字が決まった。

「命」

ちなみに昨年の漢字は「愛」だった。
並びだけみると、とても人間らしい良い漢字が続いたようにみえるが、
いじめによるこどもの自殺や、飲酒運転での死亡事故など、儚くも消えてしまった「命」の印象が強いように思う。

先日読んだ本にこんな事が書かれていた。

「人は2度死ぬ、1度目の死は息を引き取った時、そして2度目の死は自分の事を知っている人が全ていなくなった時。」

なるほど考えたこともなかったが、確かにそのとおりで、すでに私の祖父の祖父のことを知っている人はもうこの世にはいない。
そうやって人は消えていくのである。祖父は祖母はまだ私達の心の中に生きており、目を閉じれば姿や思い出を浮かべることが出来る。
人は人の記憶に生きることは出来るが、その記憶のままを伝えていくことはできないのだ。

「命」、それは尊く儚い。

命の授業

2006-12-07 17:02:14 | 言の葉
少し前になるが、先日の日経新聞(10/30)で気になる記事があった。
書こう書こうと思っていたのだが、新聞を見失い、あきらめかけていたのだが、毎日チェックしているブログにその事が書かれていたので思い出し、ネットで調べ、引用もさせていただき、本日のアップとなる。

御年95歳の、聖路加国際病院理事長の日野原重明先生は、小学生を相手に「命の授業」をしている。
目的はこどもたちに命の大切さを知ってもらうこと。
聴診器で友達の胸の音を聞かせ、そのあとで「命ってどこにあるの」と聞くと、ほとんどの子は心臓を指すらしいのだが、先生は「心臓は血液を送るモーターだ」と教える。

そして先生はこう続ける。
「命とは君達が使える時間のことだよ」

自分で使える時間がその人の「命」、そしてその「命」を自分の為だけに使っていいのかと質問する。
大切な命を無視するような考え方、時間の使い方は間違っていると、こども達は理解していくらしい。

そんな掛替えの無い「時間」を、奪う権利は誰にもないのである。
ましてや自分で使える大切な「時間」を自ら消すことはあってはならない。

こんな授業を、もっと沢山のこども達に受けさせてあげたい。

凡人のための…

2006-12-05 19:05:14 | 言の葉
THE21(ざ・にじゅういち)12月号で、テリー伊藤さんがいい事を書いていた。

「つねに遠くを見つめていまを生きること。じつはこれが成功者に共通する要素の一つだ」

毎月連載の「凡人のための天才入門」というコラムの中での言葉。
遠くに高い目標があると、目の前の仕事や生活がどんなに単純でも退屈そうなことでも、イヤにならずに取り組むことができる。
成功者は遠くにあるゴールの為には、目の前の苦労は苦労とは呼ばないのである。

テリーさんが、最近矢沢永吉氏にインタビューをした時のことも書かれていた。
彼(矢沢氏)はこう言った。

「俺はミュージシャンになる。若いころ、そう決めたときから、どんな苦労も苦労でなくなった。新聞配達だろうが、牛乳配達だろうが、目標に向かう道の途中なのだから、何をしいても苦にならなかったよ」

「そう決めたから…」さすが永ちゃんである。カッコイイ。遠くを見つめて生きることと、つまりは「決心」や「覚悟」が成功を生む要素なのかもしれない。

人を動かすコトバ

2006-11-19 20:39:51 | 言の葉
コトバは親子孫、3代の影響が出る。

中谷彰宏さんの人を動かすコトバの一説だ。
コトバには生い立ちが関係する。親とどういうコトバのキャッチボールをやっているかで、かなり決まってくるという。
さらにその親の影響はその親からきているので、つまり3代ぐらいの影響が出てくる。
もっと言うなら、ふだん誰と話しているかでコトバは決まってくると結ぶ。

その通りだと思う。つまり周りの人がマイナスな事ばかり言う人だと、自分もそんな口調になっていく。
プラス思考の人と話していると、自然に自分のコトバもそれを真似ているのが分かる。
コトバが変われば考えも変わる。逆だと思いがちだがコトバが脳を変えていく。コトバには魂があり、それは自分の意思をも支配する。
中谷彰宏さんの本を真似て、あえてコトバとカタカナで書いた。

これは違う人の本だが、以前読んだ本にこんな事が書いてあった。

「方言は大切にしないとね。だってその訛りは大好きな父母、そして友達の使っている言葉だもん。」

おばあちゃんの話

2006-11-18 19:15:06 | 言の葉
本日は、車で45分ほどのお客様のところへうかがった。
小さな漁師町で、その方は一人で暮らしている。もう70才は超えておられると思うのだが、非常に元気なおばあさんだ。一人で暮らしていると言っても、同じ町のすぐ近くに娘さん夫婦が暮らしており、重宝しているといつも笑って話してくれる。

今日はいろんな話をしてくれた。
「私はな5人子供がおるんさ。そこに住んでいる娘以外はみんな他所におってな、子供たちみんな良くしてくれる。嫁もいい嫁ばかりでな、私は幸せもんじゃい。」
「早くに亡くなったお父ちゃんは損じゃ、こんなに良くして貰えるのに。生きとる私はホンマ幸せやで。」

独特の訛りでおばあちゃんの嬉しい話は続く。
「大阪にいる婿さんもな、この町が好きでしょっちゅう来てくれるんさ。大事にしてもらってます。」
「名古屋の嫁さんはな、週に1度は電話をかけてくれて、寒くなったけど風邪は引いてないか、身体壊してないか、ちゅうてな。」

聞いているこっちも嬉しくなってきた。
そしてこんな子育ての話もしてくれた。
「私はな、どの子供にも車なんか買ってやらんかった。みんな自分で自分のお金で買いよった。そやから大事に乗っとたわい。家にお金が無かったんじゃないで。それが子供たちの為なんや。」

いい話を沢山してもらった。おばあちゃん、ありがとう。
「親が甘やかしてくれたことを、大人になって感謝するこどもはいない」
そんなフレーズを思い出した、のどかな漁師町の朝の風景。

足は長いほうじゃないけれど…

2006-11-15 21:02:57 | 言の葉
今日は昼前から同業の友人と津へと向かう。取引先が主催するセミナーに出席する為だ。
仕事も一杯一杯で、最後まで出席をためらっていたのだが結局参加することに。

2部構成となっており、1部は核となる商品の内容や今後の動向、そして好取組事例などを伺った。大変参考になる部分があり、これだけでも出席した価値があるというものだ。
我々を取り巻く環境は目まぐるしく変化している。どの業界にも言える事なのかも知れないが…。

そして2部は、あしなが育英会の方の話。
この組織のことは聞いていたが、詳しくは知らなかったため、誤解していた部分もあった。

1967年に家族を交通事故で亡くした2人が出会い初の街頭募金を行なったのが始まりだそうで、後に交通遺児育英会が発足する。
その後1979年に名も告げずそっとお金を贈る「あしながさん寄付制度」が始まる。
驚いたのは、その交通遺児たちが恩返しとして「災害遺児育英募金」を行い、そして今度はその災害遺児が恩返しとして「病気遺児育英募金」を始めたのだ。
最大の誤解は、遺児となった彼らが、お金を貰っているのではなく返しているということ。
実際に小学校2年生の時に父親をガンで失った女子大生の方の話に会場は水を打ったように静まり返った。
時折こらえきれずに言葉を震わす彼女の話に、深く考えさせられることがあった。有意義な1日であったことは言うまでもない。

最後に、自身も遺児である関係者の方がこんな事を言ってみえた。

「生意気を言うようですが、私達はただお金を下さいと言っているのではないのです。この現状を理解していただきたいのです。彼らは一生懸命生きています。」

「肩を貸してください。」

取引先のメールから。

2006-11-09 21:52:57 | 言の葉
以前ブログで、水に言葉をやさしい言葉をかけると、氷になった時にいい結晶ができるといった事を書いたことがある。
先日取引先の社員の方のメールに同じようなことが書かれていた。
さらにこう続く。

同じく花瓶にいけた花で同じような実験をしてみると・・・
「ありがとう」「きれいだね」と愛や感謝の言葉を掛け続けた花は長い間キレイな花の状態をキープ。「ばかやろう」
「むかつく」と相手をさげすむ言葉を浴びせ続けた花はすぐにしおれてしまったそうです。(当社社員も実験済み)

やはり、そうななのだ。言葉はとても大切で重要なのである。
特に生身の人間にとって、どれだけ影響があるかは想像するに容易い。

人の心を傷つけるのも言葉であるなら、人を励ましたり、人を立ち直らせるのも言葉。

そのうち…

2006-11-03 19:33:57 | 言の葉
少し前から本を買いだめしており、雑誌も入れると5冊ほどになっただろうか。
最近はなかなか読む間がなく、ひどいのになると袋さえ開けていない。
これじゃいかんと先日買った文庫本を読み始めたのだがどうもページが進まない。
決してつまらないわけではなく、読みかけると面白いのだがいかんせん集中力が続かない。
そう言えば「集中力」という本も確か買ったはず。これから先に読まないといけないかもしれない(笑)。

本日は数件のお客様を訪問し、あとは事務所で雑務に追われる。
どうも計画通りに進まないのは計画を明記していないからだ。より具体的に明記しないといけない事は分かっているはずなのだが、忙しさに感けて出来ていない。
明日は本腰を入れて再度計画を立てる。これが明日の目標だ。

昨日のセミナー。社長がこんな詩を皆に配られた。
若い頃、仕事が上手くいかない時に上司の方からコピーを頂いたそうである。
この詩を何度読み、何度発奮したことかと仰っていた。

自宅の至るところにこの詩を貼ったそうである。

そのうち 相田みつを

そのうち お金がたまったら
そのうち 家でも建てたら
そのうち 子供から手が放れたら
そのうち 仕事がおちついたら
そのうち 時間のゆとりができたら

そのうち ・・・・・
そのうち ・・・・・
そのうち ・・・・と
できない理由を
くりかえしているうちに
結局何もやらなかった
空しい人生の幕が下りて
頭の上に淋しい墓標が立つ
        
そのうちそのうち
日が暮れる
いまきたこの道
かえれない