馬頭琴日記

交通事故療養中に還暦を迎えた馬頭琴奏者が、馬頭琴に関する知識を書き遺します

弓の正しい位置 馬頭琴の位置を、修正する

2018-02-12 11:34:11 | 馬頭琴の基礎知識
馬頭琴を構え、座った姿を見れば、音を聴かずとも、およその力量は判る。優れた音は、合理的なのだ。
大半の馬頭琴保有者は、弓の位置が高い。ボディの上端や、その上を弾いている事も、よく見かける。

最大音量の、半分も出せない、弓の位置だ。1〜10と1〜5では、表現力にも、大きなハンデとなる。
正しい弓の位置は、ボディ上端と下駒の、真ん中である。弾き比べてみれば、簡単に理解出来る事だ。


高音部を弾く際は、下側に移動する。美しい高音が出る。ただし、薬指による、強い弓の操作が不可欠。
曖昧な薬指の弓の弦(つる)の操作では、音が出ない。日頃の全てが、音となって、現れているのだ。
弓操作の基礎が出来なければ、美しい音は、望むべくも無い。上手くなりたければ、基礎の積み重ね。

弓の位置修正で重要なのは、「弓=手の位置」で、修正してはならない。体に無理を強いても、無駄だ。
一時的に手を下げても、体は最も効率の良い、合理的な位置に戻ってしまう・・・からである。

構えた馬頭琴の位置が、低いために、弓の位置が高くなっている。鏡に写してみると、良いだろう。
馬頭琴の位置を上げる工夫をしないと、治らない。だらだらと続けた、練習のようなものの・・・悪癖。


脱脂綿を薄〜く引き伸ばしたような雲が浮かぶ晴空、陽射しは強いが風が冷たく、気温は0−9℃。
物流が回復せず、物資不足の日本海側を、再び寒波が襲い、大雪の警報が出ている。

押印の済んだ書類を、ポストに投函。スーパーで、パスコ・超熟・国産小麦・3枚入りが、30%OFF。
スーパー等で入手可能なパンとしては、マーガリン等を使用しない、不安の少ない食パンである。

(80−123)
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