自宅から徒歩で約30秒圏に、2つのこじんまりとしたホールがある。そのひとつが「オルテンシア」で
日本を代表するバンドネオン奏者池田光夫氏の住処だった。以前は音楽ショップと簡易スタジオだったが
現在はお洒落に改装されてホールというかサロンの様になっているのが「オルテンシア」だ。スタジオの
機能は100メートル位の並びに、本格的な「アイスタジオ」となった。馬頭琴の練習には広過ぎるけど
明日はオルテンシアで演奏会があり、私の演奏会で助太刀して頂いた事のある、ピアニストの日裏さんが
出演する。生のバグパイプの音を、初めて聴く貴重な機会である。馬頭琴以外の演奏会は、久しぶりだな
渋谷の会社員時代、転勤不可の申告書を課長が机に仕舞い込んで提出を忘れ、いきなり松本店への転勤の
内示が出た。すったもんだして、厚木店の総務部預かりとなった。テナントを管理する仕事類は面白くは
なかったが、定時で帰れて、週に3回の早番は午後8時前に帰宅出来た。で、店を出る前に電話で空きを
確認し予約を入れて、2時間の練習時間を確保した。池田楽器のガレージの様なスペースで簡易スタジオ
となっていて、1時間500円で借りられた。良かったのか悪かったのか? 馬頭琴奏者ひげ・・・なる
世捨て人の誕生に深く関わった場所である。心置きなく音の出せる練習場所の確保は、ほとんどの楽器や
歌の練習には不可欠で、馬頭琴では必須・・・なのだ。喫茶多摩川で今日も、金管楽器が練習をしていた
鉛色の空から時折り霧雨、無風だが肌寒く、気温8〜19℃。 午後2時の気温11.2℃、湿度は83%
午前中は馬頭琴レッスン。「宴の歌」の2パターン目の指導と、生徒が写譜した2・3パターン目の修正
来週手直しをすれば、楽譜の完成である。3パターン目を指導すれば・・・完了である。完成させるのは
生徒自身なのだ。内モンゴルで日本語教師をしていた馬頭琴仲間によれば、内モンゴルの馬頭琴教室では
1時間で1曲を教えるそうである。まあ、ついて行けず脱落者が出ても、生徒に困る事は無いのだろうし
周囲には上手な仲間が居て、教えを乞う事も可能だろうし。モンゴル人の先生、教え方は上手・・・とは
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