Ryo徒然なるままに

日々の暮らしを徒然なるままにつづる。
何でもありの日記のようなもの・・・

ギニア日記2007 8月4日(出発の日)

2007年08月04日 | ギニア
2007年8月4日(土)

父と母が7時半から実家を出て、ボクを迎えに来てくれる
大きなトランクを持って移動するのは骨だから、ずいぶんと助かる。
土曜日なので道は空いているだろうからと、
朝8時に自宅をでようとすると、外で車のエンジン音が聞こえる。
来てくれたようだ。
トランクを積んで、車は第二阪奈道路を経て、阪神高速。阪和道を通り、泉北有料道路から再び阪神高速へ。
空港連絡橋を渡ればいよいよ関西国際空港である。
台風は昨日の内の通過しており、穏やかな天気になっていた
9時20分頃には空港に立っていた。
11時50分のフライト予定だったが、11時40分に変更されている。
早くなることもあるんだな・・・。
チェックインカウンターに行く。
このときになって、初めてマイレージカードを忘れたことに気付いた。
何かを忘れるこの悪い癖、どうにかならないものだろうか・・・
トランクのX線には、詰め込んだ草刈り釜の刃が映し出されていたが、お咎めなしだった。
どうやら、世の中は夏休みという期間らしく、団体旅行などが多いのだろう。
カウンターは空いていたが、席はすでに通路側がないといわれる。
「それでも良いか?」
と聞かれる。
ダメだといったら何とかしてくれるのか
と尋ねたかったがそんなことを聞いても仕方がないので「それでいい」と答える。

そういえば、今回はキャンセル待ちで、関西国際空港からパリへの直行便を確保したのだ。
贅沢は言っていられない。
この飛行機でなければ中部国際空港から飛び立たなければならなかったくらいだから・・・
チェックインを済ませると、コーヒーを飲みに行く。
普段はあまりアイスコーヒーを飲まないが、コナクリを離れると冷たいものとは縁遠くなるので、アイスにする。
(冷蔵庫がない生活になるし、冷たいものは危ないしね・・・)

10時50分、出国。
いよいよ第3回目のボッソウへの旅がはじまった・・・
11時20分頃、搭乗がはじまる。
例によってファーストクラス、ビジネスクラスからの搭乗であるが、庶民はもちろんエコノミー
列をなして飛行機へと乗り込んでいく。
座席に着くと通路側の席に人が来ない。
11時57分、ボーイング777-330ERは滑走路へと入っていく。
それでも隣の席は空いたまま。ボクは通路側の席へと移動し、ゆったりと座る。
ラッキーだった
12時9分、ボーイング777は離陸に向けて加速し、直後に空へと飛び立った
 
最初のドリンクサービスは12時50分。
シャンペンを飲む
目の前のモニターではスパイダーマン3が流れている。
パリまでの時間はまだまだ長く、どうやって時間をつぶすのか・・・

少し揺れたりもするが、ほぼ穏やかに飛行機は飛び、14時37分、ハバロフスク上空を越えていく。
北極経由かと思っていたが、ロシア上空を飛んでいくらしい。
昔、北極経由だったのは軍事的な問題があったからかもしれないですね。

日本時間20時19分、パリ時間13時19分(パリはサマータイムで、通常8時間差だが今は7時間)。
スカンジナビア半島の付け根あたりの白海上空を過ぎる。
まだパリまでは2時間25分かかると目の前のモニターに表示されている。

パリ時間15時36分。2回目の機内食が終了
ちょうどコペンハーゲンの上空あたりで食事だったと思う。
それから1時間あまり経った16時50分に飛行機はパリ、シャルルドゴール空港に着陸。
いつもは2Fに到着するはずなのに、2Eに着いた。
大橋さん達とちゃんと合流できるのだろうか
不安をかかえつつ、入国審査へと。
飛行機を降りてから結構歩かされて、しかも結構並んで、荷物はなかなか出てこずにすこし焦る。
荷物を受け取って外に出ると、大橋さんと竹元さんがいた。
無事、合流

RERでLuxemburgという駅まで移動する。
切符は8.2ユーロ。結構高いですね・・・
空港に乗り入れているくせに、改札はとても小さく、かなり太った人なら手ぶらでも通れないんじゃないかと思うくらい狭い。
まるで、競馬のデートのようである。
トランクを持っていると入るのは大変である
竹元さんなんか荷物を通したせいで自分が通れないから、
改札の扉(日本と違って、レバーをかちりと回すタイプ)を乗り越えている・・・
最後はしかも階段である。
そして、RERに乗り込むと暑い。
エアコンがついていないのだ。
しかも、窓は片側しか開かず、その上わずかしか開かないのだ・・・30~40分くらいするとLuxemburgに到着。
また、階段をあがって、改札で苦労して・・・地上に出てからはてくてく歩く。
15~20分くらい歩いた。
知らない場所だし(竹元さんが少しパリを知っていると言うことでついて歩く)、ホテルの地図もいい加減だから、探しながらだったと言うこともあって時間がかかったのだと思うけれど・・・
ホテルはGrand Hotel Des Balcon(写真)という二つ星のホテル。
駐車場も何もない小さなホテル。
ロビーはこじんまりしているが、アットホームな雰囲気ではある。
エレベーターは一人用。
後から付けたんじゃないかと思うようなものだった。
映画で観たことがあるような、手動で扉を開け閉めするエレベーターだ。
階段も螺旋階段で段は不吉に傾いていたりする。
でも、部屋は狭いけれどまぁまぁきれい。
エアコンはないけれど、夕方になると、こっちは乾燥しているから、結構涼しい。

部屋で少しくつろいでから食事に出かける。
Cafeのようなところで食事した

夜も9時を過ぎても明るく、パリの夏の夜は長い。
食事の後はBarに行った

こんなにのんびりしていて良いのだろうかと思うけれど、
向こうに行ったら娯楽はないのだから・・・許してって感じですかね。

夜、部屋に戻ってインターネットをしようと思ったけれど(無線LANがあると書かれていたから)、有料で、しかも結構高かった(14.5ユーロ/hだったと思う)のでやめた。
諦めて寝ることにした