Ryo徒然なるままに

日々の暮らしを徒然なるままにつづる。
何でもありの日記のようなもの・・・

快適

2009年11月27日 | Weblog
目が見えるというのは、快適で素晴らしいことですね。

先週末、仕事を終えて夜眠りについた。
朝方4時頃、目が痛くて目覚める。
どうも異物が目に入ったような痛さである。

眠いのだけれど、痛いのも嫌なので目を洗いに洗面所へと行き、
流水で目を洗ってみる。
目ぼけていた頭も、冷たい水のおかげで冴えてきてしまう・・・

いくら洗っても痛みが引かず、どうしようかと思ったのだけれど、
涙も結構出ているので、異物ならそのうちに出てくるだろうと高をくくり、
眠ることにした・・・



朝起きると、右目が痛くてたまらない。
左目だけをあけて行動しようとするが、
目というのは反射的に入ってくる情報に反応して、
追いかけるという習性があるらしい。
それも、両目が連動している。
目をつぶっていて、見えていないはずの右目も左目の動きにあわせて動くのだ。

これがまた痛い・・・
とてつもなく痛い。
病院嫌いだけれど、さすがにこれは、と思って日曜日にも診察している眼科をカミさんに探してもらって行くこととした。

しかし、目を開けていられないボクは、カミさんに誘導され、盲目状態で町を歩いた。
なんとも不安でいっぱいである。
別にカミさんを信用していないわけではない。
しかし、やっぱり見えないというのは、この上ない不安である。
人間は、目から入ってくる情報にかなり頼って生きているのだと実感させられた。


眼科では、
「ものもらい ですね」
とあっさり。
「ま、これくらいなら、切る必要はないでしょう・・・」

ものもらいも、できる場所によってこんなに痛いものなのか、と恐ろしくなった。
(今までものもらいになったことは多々あるけれど、こんなに痛いのは初めてだった)
(しかも、切除することがあるんですね~)

殺菌してもらい、飲み薬と目薬を処方してもらい、
翌日から、なんとか普通の生活ができるようになった。
本当に、目が見えるというのは、とても素敵なことなのです。

カミさんには、若いうちから介護体験のようなことをさせてしまった・・・
でも、ほんと助かりました。
ありがと

エリザベス女王杯

2009年11月19日 | スポーツ
この前の日曜日はエリザベス女王杯(GⅠ)でしたね・・・

2頭が大きく逃げを打って、何とそのまま終わるという・・・
何とも言えないレースでした。
後ろにいたブエナビスタとブロードストリートをマークしすぎるが故に、
前で淡々と逃げを打つクイーンスプマンテとテイエムプリキュアを楽に逃がしてしまった、というところなのか?

ラスト6ハロン棒に前の2頭がさしかかった頃になってもまだ20馬身は後ろの馬群と離れているという、異常な状態。
ボクは、TVの画面の前で
「あか~ん。早よいかんと逃げるで!!!」
と叫んでいたのですが、
競馬場はやけに静だし、あまりにも前の2頭を無視した状態で後ろの馬群が走っているし、
「あれ?もう一周あったっけ?」
と思うくらいでした。
前の2頭は楽に走っていましたしね~。
しかし、
直線に入って、ブエナビスタがスパートをかけた瞬間、
「あ、やっぱり最後の直線やんね・・・」
と実感したくらい、わけの分からないレースでした。
最後の直線にかかった瞬間にあんなに静かなGⅠレースも珍しいと思いますよ。
TVの画面から
「し~ん」
と聞こえそうなくらいの静まり方でした。

結局、3~7着を買っていたという結果でした。


しかし、1着2着の馬と騎手には申し訳ないのですが、
まるでマラソンの先導白バイが間違ってゴールテープを切ってしまった・・・
という感じのレースでした。
あんなことが起こるのが競馬なんですね・・・
恐ろしい・・・



それにしても、ラスト3ハロンを32秒台の脚で追ってきたブエナビスタは負けたけれど、やっぱり強いです。

そういえば、今日ですね

2009年11月15日 | Weblog
今日は、平成21年度 2級造園施工管理技術検定試験のようですね。
たくさんの方がこのブログで勉強して下さったようですが、
皆さんにとって良い結果となればいいなぁ、と思っています。
試験、頑張って下さい。
そして、合格発表まで落ち着かないかも知れませんが、
試験勉強、お疲れ様でした。

神の子どもたちはみな踊る

2009年11月15日 | 読書
村上春樹著の「神の子どもたちはみな踊る」を読んだ。
久しぶりの村上さんです。
思えば、山崎豊子著の「不毛地帯」を読み終えた後は、
村上さんの「1Q84」を・・・
と思っていたにもかかわらず、思わず山崎豊子さんの「沈まぬ太陽」に手を出してしまっていたのでした。

山崎豊子さんの小説はかなりソリッドな感じの小説だったのですが、
久々の村上さんは、やはり独特の言い回しや雰囲気があり、
かなりフワッとした感じの小説です。
ソリッドな感じの小説もいいけれど、やっぱり村上ワールドもいいです。

村上さんの小説をファンタジーという人もいますが、
(確かにそんな感じもありますが・・・)
ファンタジーの雰囲気を持った深層心理をくすぐる小説であると思っています。

この「神の子どもたちはみな踊る」は、連作小説ですが、
地震というキーワードはすべて共通ではありますが、
それぞれ独立した短編小説です。思わず、
「村上さんは、この小説でいったい何を伝えようとしているのだろうか?」
と考えたくなりますが、いつも通り、「ただ感じるだけ」。
それがいいような気がします、やっぱり。

また、時間があるときに、じっくりと読み直してみようと思います。
(今回は、久々の村上さんだったから、急いで読み切ってしまったので、何となく、とにかく読んだ、という印象だった・・・)

沈まぬ太陽(会長室編)

2009年11月12日 | 読書
山崎豊子著の「沈まぬ太陽」の締めは「会長室編」。
JAL(小説の中ではあからさまにはJALとは書かれていませんが)の体質を改善すべく、他の民間会社から会長として迎えられた国見が、自ら指揮を執れる組織として立ち上げたのが「会長室」。
そこに、アフリカなどの僻地を転々とさせられた恩地さんが入り、会長の指示の元、体質改善を図ろうとしますが、様々な内部からの抵抗と、外部からの「茶々」もあり、体質改善は進まず・・・
という、何ともこれも虚しく、とても腹立たしいことがまざまざと描かれているものでした。
まったく、JALって奴はどうしようもない会社で、その体質をいつまでも引きずって、そしてそこに群がるハイエナのような人々に食い物にされている組織であるものであるという、やっぱり虚しく、腹立たしいという感想が正直なところでしょうか。
でも、恩地さんにとっては、一見最悪の結末を迎えるように思われるエンディングも、晴れ間の見えるような(もちろん、晴天というわけにはいかないけれど)、最後で、ちょっと救われるような気もしましたね。

今から考えると、山崎豊子さんの小説は、ずべて最悪の結末を描いているようで、
それぞれの個人(特に主人公)にとっては光のあるエンディングを描いているものが多いような気がしますね。

あ、でも「華麗なる一族」は、ちょっと違ったか・・・