Ryo徒然なるままに

日々の暮らしを徒然なるままにつづる。
何でもありの日記のようなもの・・・

体の衰え

2011年06月26日 | Weblog
先日、実に6年ぶりにある地を訪れた。

石川県の海岸に設定した試験地があった。
(もちろん、会社の仕事として設定した試験地である。個人のものではないです)
6年前までは、せっせと年に1~2回は少なくとも訪れてデータ収集を行っていた。
しかし、ある一定の結果を得たと思った会社は、試験地を返還するということを考える。
ま、当然である。無駄なものにいつまでもお金を投入できない。それが民間企業というものである。
返還するに当たって、試験地の概要やその他資料をボクが揃えて、上司に渡したのが、6年前の2005年だったようである。
たしか、うちのカミさんと一緒に調査に行ったのが最後の調査だったんじゃないかと思う。その後の、その試験地に関する記憶がないのである。

しかし、実際の所、その試験地は契約が存続していたのである。

今回の東日本大震災をきっかけに、
「海岸林の果たす役割とは」
「海岸林の理想的な姿とは」
「海岸林を造成する技術とは」
という事などについて、考えることもあり、
「そうだ、あの試験地をもう一度掘り返そう」
ということになったのである。

8年前に、試験地に隣接する海岸林(松林)の立木調査を行ったことがある。
現在、成立している(永続的に存在しているであろうと思われる)松林を対象に調査したのである。
調査対象区を囲って、その中にある松の立ち位置(根元位置)を測定し、ざっくりと樹高と太さ別にクラス分けしたのである。

その調査をしたのは、今のボクよりも8歳若いボクであるが、そうとうしんどかった記憶があった。
今回、あのときよりも8歳年を重ねた自分が同じ調査をするのである。
さて、自分との戦いというか、自分がいかに衰えたか、というのを実感するには十分すぎる条件が整ってしまったのである。

結果として、やはり年老いた自分を感じる結果となってしまった・・・
しかし、昔と比べると要領が良くなったようで、思っていたほどには厳しくなかった。
一緒に仕事をこなしてくれた後輩も8年歳を重ねたわけであるが、やはり衰えを感じつつも、思ったよりもスムーズにこなせた、という感じだったと見受けられた。
記帳を担当してくれた後輩(彼女はこの地をおとずれたのは初めてである。だって、彼女はボクよりも10歳以上若いから、当然である)が、とても優秀だったから、僕たちの負担が減った、ということも思ったよりも楽だった要因だろうと思う。
(ボクは、いつも彼女には感心してしまう。とても頑張り屋なのだ。まだまだ自分は仕事が出来ない、と思っているらしいが、比べる対象がボクやボクの1つ下の後輩だったりするのだから・・・同じように仕事されてはちょっとこちらが困ってしまうのだけれど、彼女はそうは考えないらしい・・・)

しかし、やはりあの8年前と比べると、体力の衰えは相当に感じることとなった、というのは間違いない。考えてみれば、前回は殆ど1日でこなした仕事を1日半かかってやったのだから・・・

前回の調査時の写真をみても、やっぱりあのころのボクは若かった(当たり前だけれど)。
はたして、数年後にまた同じ作業をする元気があるのだろうか・・・それが一番の心配事であったりするのである。
年は取りたくない。でも、そういうわけには行かないところが悲しいですねぇ・・・

景品

2011年06月25日 | Weblog
いつもガソリンはスピードパスをつかって入れている。
たしか明日までだったと思うけれど、いま現在キャンペーン中である。

コールマンとコラボのキャンペーンで、
1等:コールマン製 パラソル&チェアセット(890名)
2等:オリジナル ポータブルスピーカー(8900名)
Wチャンス:オリジナル レジャーシート
が当たる。

Wチャンスについてははずれのレシートが3枚あればもらえるので、当然頂いた。
・・・そう、ボクは景品にとても弱いのである。何かとキャンペーンがあると景品をもらいに店を訪れたりする。困った癖である・・・でも、治らないのでしょうがない。

さて、このガソリンスタンドでのキャンペーンで当たりなんて出た試しはない。
したがって、いつもWチャンス組である。
当然、今日も
「残念!レシート3枚で○○プレゼント!」
の声が給油機から響くのを待っていた。
すると、
「あたり!」
の声である。耳を疑った。2等のポータブルスピーカーが当たったのだ。
何処で使うのか、まったくあてはないけれど、当たったという事実がとてもうれしいものだった。



でも、実際問題、あのスピーカー・・・どうしよう^^;

ノルウェイの森(小説)

2011年06月24日 | 読書
村上春樹さんの「ノルウェイの森」を久しぶりに読み返してみた。
映画「ノルウェイの森」でも書きましたが、ボクにとって「ノルウェイの森」はとっても重要な作品で、ちょっと簡単に読み返すとか、流し読むとか、そういったことができない作品なのです。

それをちょっと読み返してみようかと思ったわけである、なぜだか・・・。
さて、冒頭で、
「記憶というのはなんだか不思議なものだ。その中に身を置いていたとき、僕はそんな風景に殆ど注意なんて払わなかった。とくに印象的な風景だとも思わなかったし、十八年後もその風景を細部まで覚えているかもしれないとは考えつきもしなかった。」
という文章がある。
十八年後の「僕」は、実に37歳だったのだ。
この小説を初めて読んだときは、僕は高校生から大学生の時で、この小説の中での思い出の部分にどっぷりとはまっていたわけである。
が、いまから考えると、37歳の男がかつて自分が19歳くらいだった時のことを思い出して描いている小説であるのだ、と今さらながら気付いたのである。
要するに、まさにいま自分が、かつて自分が高校生から大学生くらいの時にどのように暮らしていたか、ということを思い出している内容を小説にしたものなのである。

そこで、さて、自分自身で十八年前の自分自身を思い出して、ノルウェイの森のような体験をしていたのだろうか・・・

村上さんの時代は学生紛争などにかぶる時代のようなので、僕らの第二次ベビーブーム世代とは大いに時代背景は異なるけれど、思い悩んでいる内容というのは時代が変わっても余り変わらないような気がするのである。

しかし、いま自分が38歳になって、思うところによると、
さて、自分が19,20歳の時にこんな生活やこんな考え方をしていただろうか、と思ってしまうのである。
やっぱり、自分はもっと子供であったし、なにも考えていなかったような気がする。
特に、ボーイング747のシートに座って思い出す内容として、たぶん、こんな内容ではないのだろうと思うのである。

さて、では僕は薄っぺらい人生を歩んできたのだろうか・・・
それは僕には評価できない。
他の誰かが評価できるものなのだろうか・・・
よく分からないことではあるが、村上さんのような人生を歩んできたわけではないようである。だって、作り話であったとしてもあんな話は僕には書けない。

でも、やっぱり高校生や大学生の頃って、思い出してみるととても汗臭くって、青臭くて、甘酸っぱいような、しんどいような・・・
やっぱり取り戻したくても取り戻せない時間なんだろうなぁ・・・

だからこそ、何度読んでも感嘆する小説なんだろうと思う、ノルウェイの森って・・・

うそうそ

2011年06月20日 | 読書
引き続き、畠中恵さんの「しゃばけ」シリーズの「うそうそ」。

これは珍しく長編小説。というか初めてだったかな?
本1冊分が丸々「うそうそ」である。

相変わらず体が弱い若だんなが、初めて旅に出たときに遭遇してしまう、相変わらずの摩訶不思議な世界だけれども、誰もが抱いている(と信じたい)悩みを振り払うかのような、そんなテーマを根底に持った、ファンタジー時代小説。

相変わらず、かわいいというか、のほほんとした世界と、緊迫した世界をほどよくミックスしたものである。

上でも述べたが、ファンタジーであるが、現代社会に生きている我々も抱いているであろう気持ちを代読したようなものである。

シリーズものであるが故、徐々に主人公が成長していく様が微笑ましく、自分自身も成長せねば、と励まされるような気がします。

このシリーズもあとどのくらい続くのか知らないけれど、続く限り読んでいきますよ~


宮部みゆきの「初ものがたり」の続編も早く読みたいんだけれど・・・

中村屋推薦

2011年06月19日 | 食事
その名も「中村屋推薦」

この米、どこが出しているのか知らないけれど、スーパー中村屋で売っていました。
やっぱり、このスーパー中村屋の推薦のお米なのでしょうか・・・

さて、スーパー中村屋で売り出される怪しげな品々。
これまでいろいろ試してきたけれど、どれも逸品。

したがって、「お米も?」と思って購入。

ボクは残念ながら、海原雄山みたいな鋭い味覚を持っているわけではないですが、
「美味い」
とは思いました。それがどのくらい美味いか、といわれるとよくわかりません。
魚沼産のコシヒカリも食べたことないし・・・


機会があれば、味覚に自信のある方、お試しになって感想を下さるとありがたいです。