Ryo徒然なるままに

日々の暮らしを徒然なるままにつづる。
何でもありの日記のようなもの・・・

フィギュアスケート世界選手権

2011年04月30日 | スポーツ
先日行われた、フィギュアスケート世界選手権。
まず男子ではいろいろなドラマがありましたね。

SP、フリーで完璧な演技を見せたパトリック・チャン選手。
4回転なしでは世界を制することは出来ないという、そういったことを見せつけた演技だったような気がします。

しかし、それ以上に、やはり存在感を示したのが高橋大輔選手。
靴が故障するというトラブルが発生し、一気にメダル圏外に落ちた彼はそれでもリンクに戻り、素晴らしい演技を見せてくれました。
その演技は、金メダルのパトリックよりも「魅せる」という点では間違いなく勝っていたと思います。

そして、その後を受けた小塚選手の気合いの入った演技は鳥肌ものでした。
感動しました。

残念ながら織田くんはメダルを逃しましたが、同じ失敗を繰り返してしまう当たりが、彼らしいといえば彼らしいような気もしますし、もしかしたら失敗した瞬間カッと頭に血が上ってしまって、自分がどの回転のジャンプを何回飛んだか忘れてしまうのかも知れませんね。その激情は織田家の血筋なのかも知れませんし・・・


そして、女子。
安藤選手の安定感は抜群でしたね。

それにしても、久々の競技といいながらキム・ヨナ選手の存在感はさすがでした。体いっぱいに使ったスケーティングは素晴らしいの一言。
浅田真央選手も、かつてはそんな感じで滑っていたと思うのですが、いまはスケーティングが小さくなってしまっているように感じます。
もっと自信を持って滑るだけでガラッと変わるんじゃないかと思うのはボクだけでしょうか・・・


しかし、日本人選手の活躍はとても素晴らしく、今後も頑張って欲しいなぁと思います。
今後の進路については、明言していない高橋選手。
まだ辞めるのは早いでしょ。頑張って欲しいです。


最後に、
日本選手の皆さん、今シーズン、お疲れ様でした。

真実の行方

2011年04月24日 | 映画・ドラマ
映画「真実の行方」

ツタヤで発掘良品シリーズで店頭に並んでいました。

リチャード・ギア演じるやり手弁護士マーティンは、マスコミの注目を浴びる目立つ事件で弁護することで、更なる名声を得ようとする。

そんな彼は、大司教ラシュマンが自宅で全身をナイフで刺されて殺され、事件直後、現場から血まみれで逃亡した19歳の青年アーロン(エドワード・ノートン)が逮捕されるのをテレビで見かける。
彼は、この事件は間違いなくマスコミの注目を浴びると考え、いち早くアーロンに面会し、弁護士として選んでもらう。

対する検事は、かつての弟子で恋人でもあったジャネット(ローラ・リニー)。

そして、マーティンはこの事件の背景に潜む様々な真実を知ってしまう。
マーティンは、事件の真相よりも自らの手柄を、と考えていたが徐々に事件の真相を本気で探るようになる。

その結果、マーティンはアーロンが刑務所に送られるという事態を逃れる判決を得ることになるが、最後の最後にマーティンは衝撃的な真実を知ってしまう・・・

というどんでん返しにどんでん返しを重ねた映画でした。
人によっては、
「やり過ぎやろ~」
って感じるみたいですけど、ま、映画ですから多少のやり過ぎがあってもええんとちゃいますか。


それにしても、この映画の見所は、DVDの紹介でも書かれていましたが、アーロンを演じたエドワート・ノートンンの演技です。
この役はレオナルド・ディカプリオで決まりかけていたのを、エドワートが勝ち取り、映画初出演を果たしたということです。
難しい演技を見事に演じているように思いますよ。

いや~野球はいい

2011年04月21日 | スポーツ
昨日の巨人阪神では審判の誤審に助けられたような形で我が巨人軍が勝ちました。
一つのジャッジで試合の流れが変ってしまうので、審判の方も大変かと思いますが、
もっと頑張って、緊張感を持ってジャッジしてほしいものです。
たとえ、自分が贔屓しているチームが誤審のおかげで勝っても、
次は逆が十分にあり得ると思うし、やはりちゃんとしたジャッジメントの下、
力と力、技と技の競い合いで勝負が付いて欲しいと思っていますから・・・


さて、今日はうちのカミさんが初めてライブでプロ野球を観戦しました。
京セラドーム大阪にて、オリックス・バファローズ北海道日本ハム・ファイターズを観戦したのです。

球場観戦の初心者であるうちのカミさん(ボクも偉そうに言うほど球場で観戦したことはないですし)には、
甲子園球場よりも、ゆったりと観戦できるパ・リーグの試合の方が良かろうかと・・・

しかし、懸念がないわけでもありませんでした。

パ・リーグとなると、カミさんが知っている選手は少ない。
また、観客が少ないので、ゆったり見られる反面、盛り上がりは?
とか色々・・・

でも、思った以上に喜んでくれたみたいなので、良かったです。


野球はテレビで観戦するのも面白いけれど、やっぱり球場で見るのが楽しいですね~。
また、近いうちに球場で観戦できたらいいなぁ。

アイアンマン2

2011年04月16日 | 映画・ドラマ
映画「アイアンマン2」
原作は漫画らしいですね。

なぜ「2」から?って声が聞こえてきそうですが、
言い訳をすると、1である「アイアンマン」も観ました。
地上波だったか、BSだったかは忘れましたが、
テレビで放映されていたプログラムで観たという記憶があります。

しかし、詳細は忘れてしまったので、つい先日レンタルした「2」から・・・


ま、いかにも漫画らしい展開ですが、テンポ良く楽しく観ることができる作品ですね。

主人公の「アンソニー"トニー"スターク(ロバート・ダウニー・Jr)」が、弱点というか欠点をたくさん持っているが、人間離れしたスーパーマンぶりを見せる(漫画だから当たり前だし、設定として人間であるが人間であると断言しがたい、というなんとも、どう表現して良いのかわからないような人物設定になっている。これは観てもらわないと説明のしようがないというか・・・)ところなんかはボクの好みなんですよね。

007シリーズのジェームス・ボンドなんかも欠点はたくさんあるけれど、人間離れした強さというか、そういったものを見せてくれるし・・・


会社の社長という立場ながら、アイアンマンというヒーローでなければならない、そういう道を選んだ(選ぶきっかけを持ってしまった、というべきか)トニーであるが、それが故に自分をむしばんでいく。
そして、自分が長く生きられないかも知れないと言うことを考えて、会社を信用できる人間に譲り、
現われた恐るべき敵と対するために、父が残してくれたヒントをもとに、更なる進化を遂げて、ますます完全無欠(人間性は欠点だらけだが・・・)のヒーローに近づく、というのが「2」の展開。


ところで、主人公のトニーを演じているロバート・ダウニー・Jrはどこかで観たことがあると、うちのカミさんと話していたのだけれど、
(うちのカミさんの好みの顔の系統である。ゴッドファーザーのアル・パチーノなどが好みのようだ。たぶん、ダスティン・ホフマンなんかもいいのではないだろうか・・・なんてどうでもいい話だけれど)
先日、このブログでも感想を書いた、
「シャーロック・ホームズ」のホームズを演じているのが彼だったのだ。
観たことある、どころの話ではない。
気に入ってシリーズ化を熱望したほどの映画に主演した俳優を、
「どっかで見たことある」
というのも情けない話である。


なんだか、映画の感想を書けば書くほど、自分が呆けているような気がしてならない・・・

利休にたずねよ

2011年04月15日 | 読書
「利休にたずねよ」(山本兼一 著)

最近、利休がらみの本を読んでいます。
自分が、茶道を勉強中だからということもありますが、利休の周辺には実に有名どころの歴史上の人物がたくさん登場します。
どうやら、利休という人物は歴史上、とても重要な役割を果たしたようです。

ボクは勉強としての歴史はとても嫌いで、中学時代は丸暗記という手法をとって何とかテストの点数を確保していたに過ぎません。
したがって、当然のように今現在には頭に残っていません、何ら・・・

しかし、千利休の中心として(自分が少なからず興味のある分野を中心として)有機的に歴史が動いていく様を知る、あるいは感じるのはとても面白いことです。

さて、この「利休にたずねよ」は、利休の切腹するシーンから時間を遡って進んでいくという手法で、様々な歴史上の人物を各章ごとに描き、最後に利休が抱いた美の原点にたどりつこうとする小説です。

そもそも利休自体が謎に包まれた存在のようで、小説によって全く違う描写となっているところが興味深いです。
特に、豊臣秀吉との関係に置いては、本当に様々な描き方がされています。
そして、利休が切腹することになる経緯すら謎に包まれている、らしいですからね・・・

また、利休の美の原点というか、美の源は何であるか、というのも人によって描き方が違うようです。
「利休にたずねよ」に置いては、若いときに出会った朝鮮人の女性が大きな影響を与えたという感じで描かれています。
歴史的にもそういったことがあるのではないかとささやかれているそうですが・・・

でも、「利休にたずねよ」にしても「利休とその妻たち」にしても、女性の存在がとても大きく、利休に関わった女性の誰かが、現在の日本の侘び寂の美の原点となっているように描かれています。

現在社会においても、美を作り出しているのは女性のような気もしますし・・・

何かを生み出す力は女性の方が優れているのかも知れませんね・・・

それを利用し、広めていくという役割を男が担っているのかも知れません。



でも、仕事上、ボクはやはり自分でも美を作り出していきたいなぁ・・・
とか思ってしまいますね。がんばろうっと・・・