デング熱が拡がっていますね。
70年ぶり(だったっけ?)に国内感染の患者が見つかったときに、流行の恐れはない、という感じの発言が、厚生労働省だったか東京の保健所だか忘れたけれど、あったように思うのだけれど、パンデミックではないけれど、どんどん拡がっていますね。
最初の代々木公園の消毒の範囲が狭すぎたのではないでしょうか。
蚊の飛ぶ範囲が半径50m(と言っていたように記憶している)として、半径75mの範囲を閉鎖して消毒した、ということだったと思うが、そもそも蚊の行動範囲が50mというのは設定として狭すぎるように思うし、仮にかの行動範囲が半径50mだったとして、ピンポイントで刺されたところが特定できたのなら余裕を持って半径75mの消毒で十分だと思うけれど、そもそも指された場所がピンポイントで特定できるはずないでしょ?
だったら、このあたりで挿されたと思うというエリアから75m広げたエリアを消毒すべきで、なぜに半径75mの消毒にとどめてしまったのか理解できない。
そもそも蚊の行動範囲が50mというのはどういった単位の話なのかもわからないし。
一時間あたりの行動範囲?それとも一日あたりの行動範囲?それとも蚊の一生の行動範囲?
一日あたりにしては狭いように思うので、個人的には影さえあれば一時間もあれば50mは移動するように思う。
と考えると、蚊が最初の感染者を刺した後、じっとしていてくれたらそのエリア指定は理解できるが、発症するまでの潜伏期間もあるし当然刺した瞬間から移動が始まるのだからもっと行動の範囲は広がっているはず、と考えるべきだったのではないでしょうか。
いずれにしても、今回のデング熱対策は後手後手に回ってしまったという印象がとても強い。
コストがかかるから、代々木公園全体を閉鎖するのは影響が大きすぎるから、と考えたのかもしれないけれど、結局、もっと拡がってしまって、もっともっと多くのコストと、閉鎖箇所の拡大、そして何よりも不安が拡大してしまった。
とても残念である。
しかし、デング熱は致死率も低く(もちろん感染し発症してしまったらそれなにり大変だろうと思うけれど)、必要以上に心配したりパニックに陥る必要はないと思う。
だけど、アフリカでマラリアに感染した人間として言わせてもらうと、やっぱりこういった熱帯性の蚊を媒介する病気はしんどい(デング熱には感染したことがないが症状が似ている)。
だから、今回のデング熱の広がりは一過性のものであることを祈ります。
ただ、心配なのは都市部では下水など暖かいところが多くあり、蚊が冬でも活動できる環境があるので、デング熱という病気が越冬してしまうとデング熱は日本では当たり前の病気になってしまうと思うので、ほんとうに今のうちに根絶して欲しいものです。
70年ぶり(だったっけ?)に国内感染の患者が見つかったときに、流行の恐れはない、という感じの発言が、厚生労働省だったか東京の保健所だか忘れたけれど、あったように思うのだけれど、パンデミックではないけれど、どんどん拡がっていますね。
最初の代々木公園の消毒の範囲が狭すぎたのではないでしょうか。
蚊の飛ぶ範囲が半径50m(と言っていたように記憶している)として、半径75mの範囲を閉鎖して消毒した、ということだったと思うが、そもそも蚊の行動範囲が50mというのは設定として狭すぎるように思うし、仮にかの行動範囲が半径50mだったとして、ピンポイントで刺されたところが特定できたのなら余裕を持って半径75mの消毒で十分だと思うけれど、そもそも指された場所がピンポイントで特定できるはずないでしょ?
だったら、このあたりで挿されたと思うというエリアから75m広げたエリアを消毒すべきで、なぜに半径75mの消毒にとどめてしまったのか理解できない。
そもそも蚊の行動範囲が50mというのはどういった単位の話なのかもわからないし。
一時間あたりの行動範囲?それとも一日あたりの行動範囲?それとも蚊の一生の行動範囲?
一日あたりにしては狭いように思うので、個人的には影さえあれば一時間もあれば50mは移動するように思う。
と考えると、蚊が最初の感染者を刺した後、じっとしていてくれたらそのエリア指定は理解できるが、発症するまでの潜伏期間もあるし当然刺した瞬間から移動が始まるのだからもっと行動の範囲は広がっているはず、と考えるべきだったのではないでしょうか。
いずれにしても、今回のデング熱対策は後手後手に回ってしまったという印象がとても強い。
コストがかかるから、代々木公園全体を閉鎖するのは影響が大きすぎるから、と考えたのかもしれないけれど、結局、もっと拡がってしまって、もっともっと多くのコストと、閉鎖箇所の拡大、そして何よりも不安が拡大してしまった。
とても残念である。
しかし、デング熱は致死率も低く(もちろん感染し発症してしまったらそれなにり大変だろうと思うけれど)、必要以上に心配したりパニックに陥る必要はないと思う。
だけど、アフリカでマラリアに感染した人間として言わせてもらうと、やっぱりこういった熱帯性の蚊を媒介する病気はしんどい(デング熱には感染したことがないが症状が似ている)。
だから、今回のデング熱の広がりは一過性のものであることを祈ります。
ただ、心配なのは都市部では下水など暖かいところが多くあり、蚊が冬でも活動できる環境があるので、デング熱という病気が越冬してしまうとデング熱は日本では当たり前の病気になってしまうと思うので、ほんとうに今のうちに根絶して欲しいものです。