無情に過ぎる時間
私の後ろに続く足跡は
沼地の泥に馴染み消え去った
私の両手は
空気しか掴めない
私の声は
ニュートンのリンゴ
ため息で
空をも覆えそうなほどだ
未来はこの先も在り続けてくれるだろう
けれども夕暮れで止まった時のような
浮力のない未来
始まりを知らないまま
この先も生きるのか
無情に過ぎる時間
私の後ろに続く足跡は
沼地の泥に馴染み消え去った
私の両手は
空気しか掴めない
私の声は
ニュートンのリンゴ
ため息で
空をも覆えそうなほどだ
未来はこの先も在り続けてくれるだろう
けれども夕暮れで止まった時のような
浮力のない未来
始まりを知らないまま
この先も生きるのか