うつつの夢 2014年06月08日 23時28分35秒 | ポエム 耳を澄ませてみても 水が跳ねるように心地良い 君の声が聴こえない 二つの耳にもうあの声は届かないの じっと周りを見廻しても 満開の桜のように華やかな 君の輝く姿が見つからない 二つの瞳にもうあの笑顔は映せないの あれから月日は流れているけれど 未だに途切れない君への想い しのぶれど うたかたの現(うつつ) 目醒める刻(とき)を自ら与わず