りのすの『プチツーリング』ブログ

週末にホームコースをオートバイで小一時間くらい流してくるブログがメインです。
八の字練習とかも時々してたりします。

(プチ)ツーリング『木賊温泉→檜枝岐→尾瀬御池→(やはり)県民の森

2005-05-28 23:00:26 | 旅行記
今日は午前7時に出発である。家族が野球の練習試合でとっとと何を着るかで悩んだが、経験上、山へ行くには平地でちょっと暑いくらいの服装がちょうどいいということもあり、裏地フリース付きのウィンドウストッパーのハイネックに革ジャン、下はジーンズという格好にした。結果から言うと、木賊温泉までは上はちょうどよくて下は寒かったなぁ。(早朝で爆走したからかな?)
国道4号線を北上し、関谷上石上線(県道185号線)で左折して北上する。塩原方面は薄曇りのようで「山の中て雨降りはやだなぁ」と思いつつ、国道400号線で左折して、塩原温泉をめざす。早朝なのにやけに車が多いなぁと思いながら走っていたが、そのうち「今日は土曜日で普通に仕事の人もいるわけだから通勤ラッシュなんだな」と気づいた。合っているかどうかは不明だが・・・。(^_^)温泉街を抜けて、やはり少しずつ車の量が減ってきた。ここらあたりからなんだか晴天になってきている。ふもとから見ていた曇り空は、カーテンみたいなものだったんだなぁと一人納得しながら、天気のよさにヘルメットの中でニコニコしながら進む。尾頭トンネルを抜けて国道121号線で右折。さらに北上して、たじまの道の駅で休憩だ。0528_01tajimamichinoekinosora10528_02tajimamichinoekinosora2
空は青く、風もそんなになく、道路も混んでない。休憩もそこそこに冷えつつある下半身を気にしつつ、一気に木賊温泉をめざす。途中1台だったかな、対向車につーリングバイク。「サッ」と手を挙げるとむこうも返してくれた。一瞬のコミュニケーションだか、ほとんど車の走ってこない、国道352号線では暖かい気持ちを交わしたなぁと、ちょっといい気分になる。舘岩の集落を抜け、木賊温泉に着く。中年男性2名の先客がいた。二人の会話からずいぶん長く入っていたのがわかった。特に言葉を交わすこともなく、8時50分到着から久しぶりに30分弱という長時間の入浴をした。今回は腰を重点的に温めた。0528_03tokusaonsen_iriguchi1
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写真は、こんな感じで、通りから降りて行って露天風呂入り口までたどりつくのだよ、という説明写真です。天気はいいし風もほとんどなくて、絶好の露天風呂日和だったな。
入浴後、のんびりと下ってみるが、いつも通りの帰宅コースは願い下げだなぁと思いつつ、檜枝岐方面に進むことにした。国道352号線で左折し、伊南村で左折。ひたすら檜枝岐を目指した。檜枝岐まで行くのは何年ぶりだろう。以前行った時に、確か尾瀬の手前までしか行けないということを初めて知ったのだった。今回も檜枝岐で給油し、おじさんにその旨確認をとったのだが「いけるとこまでいってみるか」と国道352号線をどんどん進んでみた。0528_10hyousiki352
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正面の山の降雪が、新緑の山の中で一段と映えるなぁと思いつつ、山道をどんどん登っていくと、着いた先は以前に行った時の記憶とは違って、御池の道の駅だった。0528_12oze_annaiban1
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雪がすごい。びっくりした。遠くから「あぁ、あの山、雪が残っているなぁ」と思って走っていたら、いつのまにか道路の周りに残雪が目立ち始め、山の駅に着いたら、こんな雪。青空と新緑と残雪。新緑のはちきれんばかりの緑と、残雪の白が、妙に新鮮な景色を作り出しているなぁと思いました。その後、山の駅でおみやげを買おうかとさんざん悩んだが「また来よう」と思って何も買わずに檜枝岐に戻ってそばを食べることにした。その前に、檜枝岐で気になる支線に入ってみた。帝釈山の登山口に通じるとかという道だったのだが、なぜか京浜地区のナンバーの車が多く進入していくので、気になって、とことん入ってみようと思ったのだ。結果的には行き止まり。そこにはキャンプ場があるだけだった。う~ん、そんな何台もの京浜地区の車が来るような感じのキャンプ場じゃないような気もするんだけどなぁ。0528_18tuukoudome
さて、蕎麦だ。道沿いには「裁ちそば」ののぼりがあちこちに立っている。まず入ったのは、檜枝岐の一番奥の店だった。どこに入ろうかなぁとずいぶん悩んだけど、ハデな店よりも地味な方がいいだろうなぁというのと、村の入り口の方よりも奥の方が多分いいかなぁという、あんまり根拠のない考えで決めた。0528_19hattou
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はっとうというのは、そば粉のなんとかを混ぜて作っている甘い食べ物だが、個人的には嫌いじゃないなぁと思った。そばについては、まぁうまいかなぁという感じで「さすが檜枝岐!」的な感動はそれほどなかった。続いて2件目に入ってみた。店構えも立派なお店だ。ここのを食べて、最初のお店の方が自分の好みなんだなぁとわかった。味については十人十色なのでなんとも言えないが、「湯西川温泉も平家落人の里でそば名産だったよなぁ」と、明日の行き先が決まってしまうような感慨深いそばの味だった。(う~ん、うまく言えないなぁ)
「ひうちの湯」という600円の温泉に入ってみることにした。普段は有料温泉には入らないが、今日はいつもと違う行動で行ってみようと思ったので、そば屋に2件も入ったり、通行止めまで行ってみたりしているのだ。(苦笑)0528_21hiuchinoyu_uchiburo
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有料なので設備がいいのはわかっていたが、自宅近くの温泉でも同じような思いができるなぁと思っちゃいました。でもお湯は肌が「キコキコ」する感じでいい感じでしたね。
帰りは来た道を戻る。塩原あたりでかなり暑いなぁと感じるようになり、塩原温泉を下りたあと、関谷上石上線(県道185号線)を宇都野橋で矢板那須線(県道30号線)へ渡り、泉の丁字路で右折して、下塩原矢板線(県道56号線)を登って、いつもの道で県民の森へ。かなり走ったあとだったので、いい感じでチカラの抜けた走りができたかなぁと思った。上半身にチカラを入れようとしても、さすがに数百キロ走ったあとだったので、物理的にチカラがかからない。疲労による操作ミスに気をつけながら、チカラの抜けたけだるい走りながら、ググッとカラダを倒したり落としたりできる体重移動を楽しみながら走ることができた。午後3時過ぎ頃だろうか。帰宅してバイクについた羽虫の掃除をした。この季節でこの量では、夏が思いやられるなぁ。明日は湯西川温泉が一応の目標だ。早く寝なきゃ。