りのすの『プチツーリング』ブログ

週末にホームコースをオートバイで小一時間くらい流してくるブログがメインです。
八の字練習とかも時々してたりします。

プチツーリング「早朝の県民の森→そして伊王野→再び県民の森」

2005-05-14 22:44:11 | 旅行記
朝の6時過ぎ。天気は曇りだがけっこう明るい。今日は、早朝しか走れない予定だったのでちょっと寒いけど我慢して走ることにした。「真冬も走っていたことに比べれば、この程度の寒さなんて・・・」と思いつつ、そおっとバイクを車道に出して押し進め、住宅街から離れたところでエンジンをかけて、ちょっとだけ暖気してスタートした。季節はすでに春。真冬のライディングと比較すれば暖かいなんてことはわかっている。カラダは先般の暖かすぎたゴールデンウィークの気温を求めている。ゴールデンウィークは今考えると暖かすぎたのだが、カラダはその暖かさを覚えてしまい、それを求めているんだなぁと思った。
国道4号線に出て、土屋の交差点を右折する。いつも通りなのだが、今日はちょっと下半身のホールド感がいい。今日は初めての「新しいタイヤ+革パン」での県民の森なのだ。ここしばらく「腰回りの成長」に伴って、革パンを履くのを止めており、タイヤを変えてもずっとジーンズで走っていたので、『やや本気の走り』がなかなかできなかったのだ。下半身がしっかりしたこともあって、上半身のチカラ(力み)が抜けるようで、いい感じで走れそうな気がした。土屋の交差点を右折して、踏み切りを渡ってすぐを右折する。ブレーキングとダッシュを繰り返しながら、早朝の冷えたタイヤを揉み温める感じで進んでいく。山田、東泉といつも通りのルートで進み、森戸酒造をいつものように通って矢板那須線(県道30号線)にぶつかり右折する。ここまでで3回右折しているのだが、今日はどの右折もなんだか安定した感じがした。革パンを履いたことによる気のせいなのはわかっているつもりだが「なんか今日はいい感じだな(^_^)」といい感じを楽しんでいる自分がいるのがおかしい。(苦笑)
泉の丁字路で左折。下塩原矢板線(県道56号線)を登る。途中の天沼川を渡った先で一時停止して、タイヤの温まり具合を確かめると、早朝のくせしてけっこう温まっているではないか。「お、イケるかな?」と、また気持ちだけいい気分になって、最初の右カーブに入って行った。自分への過信に注意しながら、クイクイと登って行った。途中で1台だけ対向車のバイクに会ったが、あとは全然いない。予想はしていたが嬉しいことに貸し切り状態である。(^_^)(^_^)(^_^)途中、県民の森の手前でガスっているところがあったけど、それほど続いておらず、またそれほど濃い霧になっていなかった。登り始めで「ふもとから県民の森方面の山肌が見えないなぁ」というのはこの霧だからか、と納得しながら森林展示館に着いた。0514_01hana1
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着く時思った。「あれ、こんなに花盛りだったんだっけ?」あわてて写真を撮ったのがこれだ。曇りだったのが残念だったけど、だからなおさらなのか、目に入る景色の中に占める明るい彩色をなんだか再認識した気分だった。晴れていると、景色全体が、花も木々も緑もみんなキラキラ輝いちゃって、かえってこういう花たちが目立たないのかなぁと思ったりもした。
いつものように缶コーヒーを買う。7時前だと、いつものおしゃべり自販機も無言だということを、今日初めて知った。
コーヒーを飲んで引き返す。家族と朝食を、と思う気持ちを大義名分に、急ぎ気味のライディングだ。今日は調子いい。(革パン効果だな(^_^))「今なら誰が来ても負けないゼ」的な状態だ。(思い切り独りよがりな気分なのだが)ライディングでの感覚としては、コーナーリングで顔と肩が進行方向を指し示すような感覚で、加速に全くカラダが負けていない。目線が足元の心配よりも進む先の方へのウェイトの方が明らかに高い。それでそれがそれほど不安になってない。(ちょっとヤバヤバという時も何度かあったけど)下りの右コーナーとかでも、顔と肩をグッと「坂の下に思い切って落としちゃう」という感じが、恐怖感なくできる。もうビュンビュンという感じで降りてくることができた。
家に着くと、予定が変わっていて家族全員先行して出かけるところ。「なんだよぉ~、それならもう少し走っていたかったのに」と思ったけど、ちょっと足らないくらいがきっといいんだろうと自分に言い聞かせて、家事洗濯をした。
地図を見ながら予定外にできた午前中の2時間程度をどうしようかと思っていたら、この前見つけた伊王野の道の駅への両郷経由のコースを思い出して、そこへ出かけることにした。天気は曇りだが、早朝に比べるとずっと明るくなってきているのが嬉しい。ライスラインで鹿畑を通って国道461号線の丁字路を右折。黒羽の街中へ進み、前田丁字路を直進で進むと、ほどなくして川沿いのゴキゲンな道路に出る。那須黒羽茂木線(県道27号線)だ。9時過ぎ頃だったかと思うが、車は少なく、景色の右側は開けている川沿いで、そのむこうに見える山々は緑、緑と新緑のてんこ盛りだ。早朝からの続きなのか、革パンからジーンズにしたのに絶好調な気分で「手加減なしのライディング」(自称)(^_^)で伊王野の道の駅に着いた。0514_03iono_michinoeki
ここの道の駅では必ずコーヒー(200円)を買う。このコーヒーはけっこう好きだ。売っているおばちゃんたちも好きだ。この頃、少しずつ天気が回復してきて晴れ間も見えてきた。気持ち的にも嬉しさ倍増である。晴れて来ると早朝の好調なライディングを思い出して、もう一度県民の森をと思う気持ちが膨らんで来て、さっそく県民の森に向うことにした。懲りないなぁ。(苦笑)帰り道は国道294号線で黒羽町に戻り、国道461号線に出て、ライスラインを通って戻っていく。親園で大田原氏家線(県道48号線)に左折で入る。そして佐久山の入り口で矢板馬頭線(県道52号線)に右折で入る。ここから先もまた、いい感じのワインディングだ。しかし、この道は「砂が浮いているところあり」と「ブラインドカーブでけっこう車が来る」という2点が特に注意の道なのだ。新幹線の下をくぐり、その先を右折して国道4号線をまたいで土屋を抜ける。あとは朝と同じように森林展示館まで走った。天沼川の先あたりからだんだん寒くなってくる。登れば登るほど日差しもなくなって曇り空だ。寒い。朝と同じように缶コーヒー。おしゃべり自販機は関西弁だった。 森林展示館では、氏家から来ているライダーに再会した。数時間しかとれないライディングを楽しむということでお互い似ているなぁと共感するものがある方だ。県民の森にはそのとき不思議な団体客か来ていて、その人たちがどのような団体なのかを二人で話した。若いおかあさんに幼稚園に入るか入らないかくらいの子供。たまにだんなさんもいっしょ。そういう家族が団体というと、う~ん保育園の遠足かなぁなどと話していた。
明日は雨が降りそうだが走りたいなぁ。