ECHOES

Punk Rock Life

VELVET UNDERGROUNDのHALF-SPEED MASTERED VINYL

2022-01-02 00:13:00 | Weblog
これの前に買って聴いてないのもあるのだけど、昨年最後に買った2枚のレコードを元旦にじっくりと聴いてました。

この2枚のアルバム、レコードとCD合わせて今までに何枚買ったんだろ。

The WhoやStonesのアルバムでこれは決定的に音質が良いなと思ったのが、アビー・ロード・スタジオのエンジニア、マイルス・ショウェル制作のハーフスピード・マスタリングというもの。
今回はVelvet'sの3枚が出るというので心は動いたのだけど、何しろ値段が高すぎる。
これはさすがに買えないなというユニオン値付け。
1stは8800円、2枚目3枚目が7800円だっていうので問題外の値段。

時々、タワレコを張っていたのだけど、高いながらも今のレコードの高騰ぶりを見ると、こんなとこだなって値段で購入。
ただし1stは注文は出来てるけどまだ未入荷状態なので買えるか微妙なところ。

Velvet'sのアルバムは3枚それぞれ別の魅力があるのだけど、ハーフスピードマスタリングの仕上がりが一番興味深いのが、音の空気感が独特な3枚目で、特にPale Blue Eyesの音の広がり具合がこのレコード凄いです。

3枚の中では地味なイメージだけど曲も良いし、ミックジャガーも絶賛してた音作りをこのレコードで聴けるのは特別です。





ROLLING STONES / HAMPTON 1981 2ND NIGHT

2021-12-30 02:59:00 | Weblog
10年ほど前に81年USツアーのSBがまとめて流出した時に一番売れたのがこれかな。


自分が気がついた時は既にソールドアウトで、知り合いがCD-Rにコピーしてくれたものを聴いたりしていた。

オフィシャルで出たハンプトンの翌日、USツアーの最終日という集大成感とオフィシャルレコーディングの後というリラックス感。
セットリストはいつも通りだけど良い演奏だとおもいます。
オフィシャルワークマルチトラックレコーディング、しかもオーバーダブの無い真実のストーンズ81USツアーの代表的な音源だと思います。

プレス再発、待ってましたとばかり当然のように買いました〜




The Stranglers / The Meninblack in Tokyo

2021-12-28 22:54:00 | Weblog
メンバーを変えながらも息が長いバンドってあるのだけど、ストラングラーズもそんなひとつ。
メンバーが変わっても追いかけしまうイメージは、ヒュー・コーンウェルがいた時のオリジナルメンバーの音。
今のメンバーの方がずっと長く続いてると言われてもそれは宿命なのかなと。

自分が行かなかった2年前のストラングラーズの来日ライブCD、JJのベースにデイブのキーボードが聴こえてくると瞬間に40年前のバンドを思い出すのだけど、このバンドはそれとは違うとすぐに気がつく。
でも、これは紛れもなくストラングラーズの音。
オリジナルメンバーが今も続いてたとして、こんな音になるかは疑問。

2019年のストラングラーズのライブはすごく良いし、この場にいた人の高揚感がわかる音源。
自分がこの場にいたとしたら、たぶん後方で冷静に楽しんでいたと思う。
でもGo Buddy Goが始まったら必ずモッシュに突っ込んでいたはず。
まあ、そこにモッシュがあったか知らんけど(笑)

そして、キーボードのデイブはこのライブの後に亡くなられて、この時のストラングラーズも既にいない。

新しいメンバーを加えて再活動に入ってるそうだけど、もしそのメンバーでの来日が実現するなら自分もその場に行ってみたいものだ。




山口冨士夫 / GOOD TIMES DELUXE EDITION

2021-12-15 20:49:00 | Weblog
結果、冨士夫さんの遺作って体になってたP-chanが制作してライブ物販で売られていたCD-Rのプレスでのリイシュー。

CD-Rリリースでこのまま終わらせてしまうにはもったいなく、すごく内容が良く、イマジンのカヴァーなんて涙モノで一連の冨士夫さん関連のリリースで待ち侘びていたもの、インフォを見た瞬間にポチってました。

さて、ポチったあとから良く見たらデラックスエディションと記されている。
この音源の少々前、2007年の冨士夫さんの完全独演音源を加えての2枚組リリース。

独演音源も音質も悪くないし珍しくてとても良い、すっかり気に入ってしまったけど、本編の
GOOD TIMESのデラックスエディションとするには無理があるのかなと。
GOOD TIMESが好き過ぎる自分は、このジャケで売るならストレートのプレスCDリイシューの方が良いなって印象。

日本だけに限らず、近年のデラックスの音源のこじ付け具合があまりに酷いと思ってるのでそんな印象持ちました。
ストーンズのタトゥーユーの音質の悪さなんかびっくり呆れてとっくに処分してます。

ですが、この仙台のソロ、これも良いですね!
結局は良いんかい!という文章でした(笑)





鐵槌(SLEDGEHAMMER)x BRUTAL ATTACK

2021-12-08 20:43:00 | Weblog
コロナ禍の中で宙ぶらりんになってる自分の思いってあって、はっきりと人には言わないけどそれを取り戻す日のためにスキンヘッドにして、体のパワーアップのためにキックボクシングをはじめ鍛え待ってます。

その日はまだ少し待たないといけないかもだけど、その日のための追い風となるCDが出ました。

鐵搥とイングランドの BRUTAL ATTACKのスプリットCD

鐵搥の正真正銘の新しい録音、鐵血符。
それにリマスターの旧曲。
簡単にリマスターとよく言うけど、このアルバムに収録された曲はそんな軽い言葉じゃ物足りないかも。
日本刀を研磨し直して、さらに鋭く殺傷力を増したような音。

この新しい鐵搥を胸に隠し持って明日を戦う糧にしようと思う。

大好きな田中昭司さんが選んだBRUTAL ATTACKも体に響く最高なバンドでした。

レコード探してみよう。




CHAOS U.K / THE MORNING AFTER THE NIGHT BEFORE

2021-12-07 20:22:00 | Weblog
私らのような人間にとって要チェックのレーベルとなったCLEOPATRからCDで出ていたアルバムのアナログリイシュー。

限定300ということで、出始めは入手難しかったけど、ユニオンにかなり入荷したみたい。
入荷のインフォを見た時焦って注文したけど、今でも店頭に並んでたりします。

しかし、CLEOPATRはチェックしてないと怖いですね、実は今日も1枚あわてて買ってます。







PINK FLOYD / DEFINITIVE BRESCIA 1971

2021-11-29 22:42:00 | Weblog
ブート屋さんに騙されて何十年だろ(笑)
たまにびっくりするものが出てくるわけでつい手を出すのだけど、自分くらい騙されるベテランになってくれば、インフォの文章からある程度のことは想像つくんです。
これは買うべきだと即座に思った物件。

これが50年前の録音かとびっくりエアー録音なんだけど、どうやらプロの録音技師がそれなりの機材を使って録音したものだそう。
その割には音源の最初の数分間やところどころであやふやな部分もあるけど、そういうのさっ引いてもほぼ全編すごいです。

シドが抜けても、まだその影響が濃い時期の、浮遊感たっぷりのサイケデリック空間。
71年のフロイドライブ音源の代表になるんじゃないでしょうか。
プロトタイプECHOESの緊張感ある演奏、すんごいです。





BACARA

2021-11-27 21:36:00 | Weblog
10年以上前になるのだけど、自分が信頼していたナカミチのカセットデッキが壊れてしまい、その時点で音楽を外に持ち出す手段はカセットからCD-Rに変わっていたし、カセットテープというメディアを諦めたのでした。

81年から84年にかけて自分が行ったライブを録音したテープがあって、それも聴けなくなってしまったなと思ってた時。
それらをこちらでCD-Rにしますという嬉しい申し出があって、手元にあった30本ほどのテープを送ったのでした。

さて、何本かの音源はCD-Rにしていただき、ありがたく聴かせてもらっていたのだけど、ご自分の興味が薄いと思われるテープはそのまま押し入れ行きだったようで。
確かに他の人にとってはゴミのようなものだったかも知れないけど、自分にとっては40年前の大事な記録。

ここにきて連絡を取り、どうにかそのカセットテープを着払いで返却してもらい、安定して聴ければ良いというレベルのカセットデッキを購入してチェックをする日々。
そう、10年以上ぶりにカセットテープを聴ける環境が整ったのです。

そこですぐに頭に浮かんだのがカセットテープだけで発売されたBACARAの録音。
すでに在庫も薄くなっていたようだけど、なんとか間に合い手元に届きました。

スタジオ録音だけど、団子になりがちなカセットの音質を上手く利用した、CDとは違う泥い音がとても似合う音源でした。

年明けすぐにライブを観る予定になってるのでそれも楽しみです。




THE ROLLING STONES / ROSEMONT 1981 2ND NIGHT

2021-11-06 22:51:00 | Weblog
10年前に買いそびれた81年の流出ラフ・ミックス、シカゴの2日目。
1日目よりギターのバランスが良いですね。
何タイトル聴いても飽きることはなく。
でも3日目は持ってるのでかいませんが。

某高額ボックスに入れられた82年のライブは、A列車で行こうがカットされてるとか。
A列車からアナウンスの声を挟みUnder My Thumbに流れるところが醍醐味なんだけどな!

このバンドのオフィシャルのライブや、音質がダメすぎる周年リマスターは全て無視します。





ROLLING STONES / TATTOO YOU

2021-11-03 20:40:00 | Weblog
自分はアナログ2枚組を買ったのだけど、結果から書いてしまうと、よく練り上げた品質の良いアナログ・リイシューが溢れる今、なんでこんな音質のレコードを2021リマスターとして出すのかなと。

CD初期の頃、CD用のデジタルリマスターをそのまま流用した薄っぺらなレコードの音。
シュアーのカートリッジだと音がキツくて聴いてられなくて、ずっとおとなしい鳴り方のオルトファンにしてなんとか聴いてます。
未発表音源集の2枚目の方は聴き慣れてないのでまだマシに感じるけど音は一緒です。

輸入でも16000円ほどするボックスは、82年のライブを聴くためだけに1万円以上を出す気になれずやめたけど、ほんと良かったと思います。

キースリチャーズの箱物もCDのイントロ切れやDVDの作動不良等、ストーンズ関連のボックスものは要注意ですね。