去る、平成24年3月12日。
君田中学校で卒業式がありました。
今年もお招きがありましたので出席をしてきました。
平成23年度卒業生
男子 1名
女子 1名
計 2名
いつもなら校歌の2番が始まったあたりから、
ウルウルしてくるのですが、
今年は違いました。
卒業生答辞、二人で読んだのです。
それぞれが切々と気持ちのありったけを
述べていました。
「生まれてきてよかった」
「お母さんの子で良かった」
「お母さん、ありがとう」
なんて言うんですよ。
早、ウルウルです。
式も進み、校歌、式歌、生徒先生の一緒の歌も終わり、
卒業生退場となるところ、二人がやおら立ち上がり、
今度は担任の先生方に又、切々と言葉を述べました。
これは式の予定には無く、二人の考えだったようです。
これまで二人にはそれぞれ辛いことがあったのですよ。
ここには書けませんが、先生方がしっかり支えたようです。
今度はポロポロしてしまいました。
後で聞きましたが、アポ無しでいらした議員さんも涙こらえるのに
一生懸命で、こんな卒業式があるのかと、驚いて帰っていったそうです。
在校生たちもそんな二人の姿をしっかりと見つめていました。
式が終わって体育館の中は深い感動に包まれていました。
来賓の方々も言葉少なです。
映画を見ているような卒業式でした。
帰り際、校長先生は「教師冥利に尽きます。」
といっていました。
いいなあ。君田中学校。
とにかく、いい。
なくしたくねえなあ。