夜になって急速に冷えてきました。明日は昼前から雪になり、かなり積もるとの予報。首都圏でも雪の予報ですから、気をつけてくださいね。
先日、電気代を調べて目玉が飛び出しそうになりました。厳冬期で、まだ石油ストーブがなく、2台もエアコンを使っていたこともあって油断したということか。
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今日の午前中まで、7日に開催された行革委員会の議事録を作成していて、ようやく皆さんに原稿を送信することができました。毎度のことながら、よくまあ続けてやっていると思いつつ、ともかくしっかり記録だけは残しておきたいというそれだけの思いで何とか片付けています。あと3回ぐらいで終わりだし・・。
次回は22日で、それまでには財政シミュレーションが出され、今後の財政予測がおおよそ分かることになりますが、残念ながら財政健全化の見通しは全く期待できない。
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先日、依頼してあった財政資料を受け取りにお隣の松川村に行ってきました。担当の財政係の職員は、私が要望した資料はもちろん、それを含む他の資料も準備してくれていて、実に行き届いている。そもそも、役場に入っただけで、池田町とはまるで雰囲気が違うのですから、どうしてこうも違うものかとため息が出ます。
その職員も話していましたけれど、最終的な町長の決断力、統治力の問題だろうと思いますね。
次の図表は、実質公債費比率(借金の比率)の推移の表です。
このグラフ(赤が池田町、水色が松川村)を見ると、池田町は現町長就任の平成28年度から比率が上昇し始めでいます。今後も増え続ける予定で、現在でも県内58町村で下から第3位ですから、まもなくダントツのワーストワンになるはずです。
原因はここ数年、いろんな事業を集中・拡大してきたことです。要するに歳出のブレーキを掛けることができなかったというわけ。
次は、公共施設等整備基金積立額(公共施設のための貯金額)の推移。
これを見ると、池田町は一時10億円近くまで貯めていましたね。これは大型事業を行うために急遽貯めたもので、その後必要額を支出したためにガクンと減ってしまいました。令和3年度からまた慌てて貯め始めたというのが実態です。
お隣の松川村は、池田町よりもはるか前から、この積立金を開始し、一時的に支出してもすぐにそれを上回る貯金を行って、現在では池田町よりも10億円近くも上回っています。計画性がまるで違うのです。
残念ながら、池田町の皆さんはこうした実態を目にすることはほとんどありません。一時的に苦しい状況になっても、何とか貯金も出来たから、まあうまくやっているんだろう程度の認識しかない。
3月には、行革委員会も終了するので、財政資料などを一緒に作ってきたMさんとともに、これまでの資料などをまとめ、パンフにして行革委員や議員の皆さん、有志に配布しようと考えているところ。それが私の財政関係の最後の仕事になるだろうと思っています。