Mooの雑記帳

日々の感想などを書いていきます。

4月24日(金) 突然の「大地震です!」にたまげた

2020-04-25 00:19:32 | 日記

沖縄の義兄から、今日は母の49日で墓参りをしてささやかに供養をしたとの連絡がありました。
沖縄でもコロナ患者が増える一方で、身を潜めていると戦時中を思い出すとも書いてありました。

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昨日の午後、携帯電話、テレビなどから一斉にけたたましいアラートとともに「大地震です!」のアナウンスが。妻とテーブルの下に潜り込もうかと構えていたのに、一向に何もない。
あとから松本で震度4、池田で震度2ということを知りましたが、体感では震度ゼロ。何事もなくてよかったのですが、肝を冷やしました。それにしてももう少し警戒警報の精度をあげてほしいものです。

松本ではその後も小さい地震が相次いで、過去にあった群発地震に似ているという報道もありましたが、新型コロナ+地震ではおちおち避難所にも行けない。
家庭での備えだけはしっかり見直しておく必要があると思わされた次第でした。

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アベノマスクがカビマスクだったというので、まだ配布していないものを全量回収というニュース。もしわが家に届いたら捨てようとも思ったのですが、考え直して表にアベノマスクと書いて後世の語り草に取っておくことに。

テレビで見る閣僚や「専門家」委員会の方々でこのマスクをしているのは誰?
「配布した布マスク1億枚が洗濯しながら平均20回使われれば、使い捨てマスク20億枚分の消費を抑制することになる。これは平常時のマスク需要の4~5カ月分にあたる」と記者会見でシラッと説明する管さん、布マスクをつけていませんねえ。

このマスクの納入業者は現在明らかにされているのが興和(名古屋市)と伊藤忠商事、マツオカコーポレーション(広島県)。不良品は興和と伊藤忠の納入品で見つかっているそうですが、もう一社はどこか分からない。
この3社の代金が併せて90億9千万円。政府は費用を総額で466億円と説明していましたから、375億円は一体どうなっているのでしょう。蓮舫議員のツイートによればマスク代金は338億円、残りの128億円は配達費、パッケージ代、コールセンター費用など。
優先順位を間違えるとこんなことになる。

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保障なしの「自粛」強要がこの国にもたらすものは何か、まだ人々には単なる漠然とした不安、恐怖しか感じられていないのかもしれませんが、あと1ヶ月~3ヶ月もすれば恐ろしい姿を現すことになるような気がしてしかたがない。
1つには中小零細企業の破綻、商店の閉鎖、派遣労働者などの首切りによる大量失業という実体経済の底抜け状態。ほんの一握りの富裕層と、圧倒的多数の貧困層の固定化。
2つには「世界経済は停止した」「状況は2008─09年の世界的な金融危機時よりもはるかに深刻」(IMF専務理事)との指摘通り、世界的な経済恐慌、しかも金融危機も同時に引き起こし、さらに深刻な状態に落ちこんでいく危険。
3つは、政府に強い権限と住民統制の権限を期待する下からの独裁待望の風潮が意識的に作られること。民主主義を形骸化するだけではなく、民主主義と対極の政治システムを人々が求める空気が醸成される。
おそろしい予測はいろいろあるけれど、こんなときこそ目を開け、耳を澄まし、頭を使って「批判的に考える」ことが必要なのだと思うのです。そこからしか、希望は見えてこない。

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