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≪キヅタ(木蔦)≫
【学 名】Camellia sinensis 常緑低木
【科 名】ツバキ科 ツバキ属
【分 布】北海道南部~沖縄
【花 期】10月~11月
【花 径】3~6cm
【分類群】離弁花
中国の南西部原産といわれる常緑低木。
鎌倉時代の初めに栄西が中国から持ち帰ったのが日本での栽培のはじまり。
茶畑ではたかさ1mほどに仕立てるが、手を加えないと5m以上になる。
葉は互生し、長さ3~10cmの長楕円形で厚く、表面は光沢があって葉脈がへこんでいる。
花期は10~11月。葉のつけ根に直径2~3cmの白い花をつける。
果実は直径2cmほどの扁球形で、翌年の秋から冬にかけて熟すと3つに割れる。
白い花弁と雄しべの黄色い葯との対比が美しい。
<参照:山溪ポケット図鑑3「秋の花」1994年10月20日発行>
<撮影地:真言宗智山派吉祥院>