2月初旬に叔父へ郵送されてきた郵貯に関するお知らせ。
題名は“満期後9年を過ぎた郵便貯金をお持ちのお客様へ”というもので。
内容は“満期後20年2ヶ月経つとお客様の権利が消滅し、払い戻しが受けられなくなります。権利が消滅する前に、お早めに払い戻しのお手続きをお願いします”とあった。
知らんがな! んな貯金があるなんて知らされてないがな!
脳梗塞で倒れた叔母から父へ渡され、その父が管理できない状態になった時に私に回ってきた貯蓄に関する書類が詰められたダンボールをすべてぶちまけ、一枚一枚を確認した。
が、無かった。
仕方ない、スズメの涙程度の貯蓄なら捨て置くか~♪
と、郵便局に行って確かめてきた。
本人でないと明かせられないと言われたが、本人が入院してることボケてしまっていること委任状を書ける状態ではない事などの諸事情を延々と説明したからか、『内容は教えられないが手続きをするかしないかの判断材料程度ならば』と…
結果、『入院費の足しになれるような金額が入ってますよ』と……
なんですと!!!
ならば、なんとしてもその貯蓄を回収したいぢゃん!!!!!!
ボケ老人になってるし字が書けるか怪しい叔父に頑張って貰って委任状を書かせるぞ!
あ、いや、この委任状が書けない場合の対処方法を聞いておかねば!
『調べておきますから、連絡先を♪』
待てど暮らせど来ない連絡。
どの位の期間が過ぎたか…
ある日、やっとのことでスマホに連絡がきた。(忘れてた頃とでも申しましょうか 笑)
説明するからまた郵便局まで来てくれという事だったので速攻で車を飛ばした。
結果は……
委任状が書けない時はどうやら“成年後見人制度を利用するしかない”らしいという事が判明。
成年後見人とはなんぞや。
(その詳細なる手続き方法を知るためだけに1ヶ月以上も前から予約を入れ、遠路はるばる1時間も掛けて三軒茶屋まで出向いたワタクシです。2名の爺ぃと1人の婆ぁが待ち構えてまして、分厚い書類を渡され説明だけで1時間、書き方1時間。バカバカしい。)
はい、簡単に言えば、本人が自分の財産を管理する能力がなくなった場合に、指名した人とか家裁から委託された弁護士とか家族とかが財産管理する制度です。
これには色々と面倒な事が含まれてまして・・・
・4親等内の親族からの‘申請してもOKですよ’の確認書類が必要な事。
・一度決まってしまったらその内容が本人の意に沿わなくても変更や撤回ができない事。
・本人宛の郵便物を後見人に転送することは、郵便局へ提出する転居届で行う場合、成年後見人と成年被後見人が同居している事実を郵便局が確認できない場合は認められない。
で、この手続きだけでも大変なのにたったの6ヶ月しか効力がない事。
・家裁へ定期連絡(書類やら残高証明やら)
その他にも諸々の面倒な手続きが頻繁に起こる。
でもこちらが動かねばどうにもならん。
まずは一番難問の親族へ連絡するも、当てにしてた私の姉兄からの返事は『一切関わり持たん』とけんもほろろ。
こういう輩は後になって‘あーだこーだ’と難癖をつけてくるのは明白。
叔父の兄弟(全員死亡)の家族へ連絡入れたくも電話も住所も不明なので、それを教えてくれと兄や姉にお願いしたら鼻で笑われた。 (#`皿´)
あいつらは鬼か!
という事で初っ端から頓挫。
変更撤回ができないのも困る。
まず弁護士費用なんぞ年金暮らしの叔父に払える訳がない。
私が払う? んなの本末転倒。
郵便物の転送に関しても、今の住所は廃屋と化している父の遺物物件住所を仮借用してるので自宅用郵便受けさえ無い。
今現在は毎年更新してる転居届で事なきを得てるだけなのに。
八方塞とはこの事だ。
それにしても役に立たん制度だ。
世の中にはボケ老人は山ほど居る。
天国へ召されるまでに何度となく行政の手続きをせねばならん家族がいる。
その全員がこの成年後見人制度を利用するかといったら……有り得ないな (-"-;)
相当の財産を持ってない限り(世でいう財閥の主とか?)、通常の方は利用せんだろう。
っていうか、そういう財産持ちの方々なら弁護士が付いてるだろうから問題なくチャッチャと手続きが終わる事だろうよ。
っていう事で、叔父になんとしてでも委任状を書かせる事と相成りました。
時は4月26日、決行。
病院へ入院費を支払うついでに、鉛筆で大きく下書きを書いた委任状用紙を持参。
看護師に‘これこれこういう事情で’と簡単に説明すると簡単に快諾してくれた。
いつも接している担当の看護師さんが筆記具を支えつつ誘導して下さって、10箇所以上にも及ぶ記入事項を制覇して下さった。
ところどころ書き間違いもあるが、そんなのは訂正印を押せば済む事。
それを持って速攻で郵便局へ提出に行って来た。
で、返事がやっと今日の夜、簡易書留でやってきた。
これで紛失した定期預金などの記号番号が判明した訳だ。
明日は土曜なので郵便局はやっていない。
なので週明けしたら次の手続きのためにまた郵便局へ行く。
今度は再発行の手続き。
また委任状が必要になるのであろう。
でも叔父の調子が良ければなんとか書ける(ミミズの字で判明は非常に困難)ので、また看護師さんに苦労して貰おう (^◇^;)ゞ
大変だぁ _| ̄|●il|li
でも半分まで来たから、あともう少しだ。
がんばんべぇ、がんばんべぇ。 _| ̄|●il|li
ではまた <(_ _)>
題名は“満期後9年を過ぎた郵便貯金をお持ちのお客様へ”というもので。
内容は“満期後20年2ヶ月経つとお客様の権利が消滅し、払い戻しが受けられなくなります。権利が消滅する前に、お早めに払い戻しのお手続きをお願いします”とあった。
知らんがな! んな貯金があるなんて知らされてないがな!
脳梗塞で倒れた叔母から父へ渡され、その父が管理できない状態になった時に私に回ってきた貯蓄に関する書類が詰められたダンボールをすべてぶちまけ、一枚一枚を確認した。
が、無かった。
仕方ない、スズメの涙程度の貯蓄なら捨て置くか~♪
と、郵便局に行って確かめてきた。
本人でないと明かせられないと言われたが、本人が入院してることボケてしまっていること委任状を書ける状態ではない事などの諸事情を延々と説明したからか、『内容は教えられないが手続きをするかしないかの判断材料程度ならば』と…
結果、『入院費の足しになれるような金額が入ってますよ』と……
なんですと!!!
ならば、なんとしてもその貯蓄を回収したいぢゃん!!!!!!
ボケ老人になってるし字が書けるか怪しい叔父に頑張って貰って委任状を書かせるぞ!
あ、いや、この委任状が書けない場合の対処方法を聞いておかねば!
『調べておきますから、連絡先を♪』
待てど暮らせど来ない連絡。
どの位の期間が過ぎたか…
ある日、やっとのことでスマホに連絡がきた。(忘れてた頃とでも申しましょうか 笑)
説明するからまた郵便局まで来てくれという事だったので速攻で車を飛ばした。
結果は……
委任状が書けない時はどうやら“成年後見人制度を利用するしかない”らしいという事が判明。
成年後見人とはなんぞや。
(その詳細なる手続き方法を知るためだけに1ヶ月以上も前から予約を入れ、遠路はるばる1時間も掛けて三軒茶屋まで出向いたワタクシです。2名の爺ぃと1人の婆ぁが待ち構えてまして、分厚い書類を渡され説明だけで1時間、書き方1時間。バカバカしい。)
はい、簡単に言えば、本人が自分の財産を管理する能力がなくなった場合に、指名した人とか家裁から委託された弁護士とか家族とかが財産管理する制度です。
これには色々と面倒な事が含まれてまして・・・
・4親等内の親族からの‘申請してもOKですよ’の確認書類が必要な事。
・一度決まってしまったらその内容が本人の意に沿わなくても変更や撤回ができない事。
・本人宛の郵便物を後見人に転送することは、郵便局へ提出する転居届で行う場合、成年後見人と成年被後見人が同居している事実を郵便局が確認できない場合は認められない。
で、この手続きだけでも大変なのにたったの6ヶ月しか効力がない事。
・家裁へ定期連絡(書類やら残高証明やら)
その他にも諸々の面倒な手続きが頻繁に起こる。
でもこちらが動かねばどうにもならん。
まずは一番難問の親族へ連絡するも、当てにしてた私の姉兄からの返事は『一切関わり持たん』とけんもほろろ。
こういう輩は後になって‘あーだこーだ’と難癖をつけてくるのは明白。
叔父の兄弟(全員死亡)の家族へ連絡入れたくも電話も住所も不明なので、それを教えてくれと兄や姉にお願いしたら鼻で笑われた。 (#`皿´)
あいつらは鬼か!
という事で初っ端から頓挫。
変更撤回ができないのも困る。
まず弁護士費用なんぞ年金暮らしの叔父に払える訳がない。
私が払う? んなの本末転倒。
郵便物の転送に関しても、今の住所は廃屋と化している父の遺物物件住所を仮借用してるので自宅用郵便受けさえ無い。
今現在は毎年更新してる転居届で事なきを得てるだけなのに。
八方塞とはこの事だ。
それにしても役に立たん制度だ。
世の中にはボケ老人は山ほど居る。
天国へ召されるまでに何度となく行政の手続きをせねばならん家族がいる。
その全員がこの成年後見人制度を利用するかといったら……有り得ないな (-"-;)
相当の財産を持ってない限り(世でいう財閥の主とか?)、通常の方は利用せんだろう。
っていうか、そういう財産持ちの方々なら弁護士が付いてるだろうから問題なくチャッチャと手続きが終わる事だろうよ。
っていう事で、叔父になんとしてでも委任状を書かせる事と相成りました。
時は4月26日、決行。
病院へ入院費を支払うついでに、鉛筆で大きく下書きを書いた委任状用紙を持参。
看護師に‘これこれこういう事情で’と簡単に説明すると簡単に快諾してくれた。
いつも接している担当の看護師さんが筆記具を支えつつ誘導して下さって、10箇所以上にも及ぶ記入事項を制覇して下さった。
ところどころ書き間違いもあるが、そんなのは訂正印を押せば済む事。
それを持って速攻で郵便局へ提出に行って来た。
で、返事がやっと今日の夜、簡易書留でやってきた。
これで紛失した定期預金などの記号番号が判明した訳だ。
明日は土曜なので郵便局はやっていない。
なので週明けしたら次の手続きのためにまた郵便局へ行く。
今度は再発行の手続き。
また委任状が必要になるのであろう。
でも叔父の調子が良ければなんとか書ける(ミミズの字で判明は非常に困難)ので、また看護師さんに苦労して貰おう (^◇^;)ゞ
大変だぁ _| ̄|●il|li
でも半分まで来たから、あともう少しだ。
がんばんべぇ、がんばんべぇ。 _| ̄|●il|li
ではまた <(_ _)>