赤いマトリックス

2013-10-12 | news

中国にネット検閲官200万人、当局の指示で発言監視

2013.10.8 

 【上海=河崎真澄】中国でインターネットや中国版ツイッター「微博」に書き込まれる情報を当局の指示に従って監視し、報告や削除を行う“検閲官”が全土に約200万人いることが分かった。改革志向の新京報が8日までに報じた。中国のネット人口は約5億人。検閲官1人あたり約250人の発言を監視する計算になる。

 ネット検閲の人員規模が伝えられたのは異例。微博ユーザーの間では、「近くでスパイや密告が横行している理由が分かった」「ネット上の秘密警察だ」などと反発が広がっている。

 検閲官は、人的資源社会保障省や国営メディアが幅広く応募者を集め、約2週間の有料研修で「ネット世論分析師」と認定。政府機関や民間組織などに属して6千元(約9万6千円)以上の月収を得るという。

 ネット空間は中国の大衆が本音を語れる数少ない場で、体制側への不満に加え、腐敗や不正の告発や幹部の財産公開要求の動きも広がっている。一方、8月に開かれた「全国思想宣伝工作会議」を受け、中国紙、北京日報などは、「ネットは今日のイデオロギー闘争の主戦場」と位置づけて、ネットの言論統制を強めるよう主張していた。

 腐敗をネット上で告発する行為も「反腐敗」の大義名分の下で進んだが、高官を実名で告発した中国紙記者が8月、デマ流布容疑で拘束されるなど転機を迎えているとの見方がある。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/131008/chn13100820470015-n1.htm

全体主義国家は凄まじい。200万人に職を与える公共事業のような感じでもある。
それにしても、同じ顔をした「エージェント・スミス」が200万人というのはスケールが大きい。
この調子でネット社会の進展に対応していくつもりか。 

 


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