「ボストン・コモン」はボストンのセントラルパーク。ニューヨークのそれより規模は小さいが,リスがいてスワンが浮かぶ池があり,冬にはスケートリンクに変身する小さな池もある。ボストンを含むニューイングランドの紅葉の美しさには定評があり,私が滞在した秋の紅葉も見事だった。
14日朝車で出勤途中交通事故にあい,救急車で病院に運ばれました。検査の結果,左肩鎖骨と肋骨の骨折があり,全治6週間の診断を受けました。鎖骨の手術を受けた後しばらく入院,本日退院の運びとなりました(肋骨のほうは手術せず自然治癒にまかせるとのことです)。まだかなり痛みがあり,身体の自由が効きません。しばらく抗生物質を服用,来週抜糸,2,3ヶ月後骨を固定するために入れたものを取り除く,という予定です。トラックとの衝突で,私の軽自動車は大破しました。車が「うまく」大破してくれたので,骨折程度で済んだと思っています。衝突安全性設計の恩恵を受けたようです。安全運転を心がけてきた私としては予想外の事故でしたが,起きてしまったことは仕方ありません。目などにも若干のダメージがあるので,社会復帰には少し時間がかかるかもしれません。このような事情でしばらくブログの更新ができませんでした。
写真は,ボストンの中央公園「ボストン・コモン」の紅葉です。
2000年10月の週末、チャールズ川でボート競争を見物した。チャールズレガッタ(Head Of The Charles Regatta)は,2日にわたって争われる世界最大の競艇大会。第1回は1965年10月16日とのことだから、今年で40年目。
シンフォニーホールからのかえり道
小澤征爾は三晩聴いた(ベートーヴェンのほか,ラフマニノフ,ピアノ協奏曲第3番,バッハ,ロ短調ミサ曲)。C.エッシェンバッハ,A.プレヴィン,B.ハイティンク、J.レヴァインなどが,そのシーズン登場した。私が聴いた中でベストは,レヴァインのマーラー3番の夜だったと思う。タウン誌で読んだ演奏の評価も高かった。「傑出していた」というような表現だったかと思う。メトロポリタンオペラの芸術監督レヴァインはボストンでの人気も高く,ホール全体に彼を暖かく迎える雰囲気があった。ボストンのファンにとって期待の演奏会だったようだ(実際,小澤がウィーンに去った後,彼がボストン響の首席指揮者に就任している)。「素晴らしかった」とその夜の演奏をほめながら,その演奏評は,少し前のニューヨーク・カーネギーホールでのブーレーズ&ウィーンフィルのマーラー3番の演奏はさらに素晴らしかった,としていた。ウィーンフィルの優秀さを指摘していたと思う。あれ以上の演奏とはいったいどんなものだったのだろう,と思った記憶がある。
マーラー3番好きは世に数多いと思うが、私もその一人。ギーレン&南西ドイツ放送管弦楽団のライブをFMで聴いて以来のファン。CDはギーレン、ショルテイ&シカゴ響、バーンスタイン&ニューヨークフィルをもっている。このところカーステレオで愛聴しているのは、アバド&ウィーンフィルのカセットテープ。聴くのはもっぱら後半部だが、叙情的で楽しめる。
小澤征爾は三晩聴いた(ベートーヴェンのほか,ラフマニノフ,ピアノ協奏曲第3番,バッハ,ロ短調ミサ曲)。C.エッシェンバッハ,A.プレヴィン,B.ハイティンク、J.レヴァインなどが,そのシーズン登場した。私が聴いた中でベストは,レヴァインのマーラー3番の夜だったと思う。タウン誌で読んだ演奏の評価も高かった。「傑出していた」というような表現だったかと思う。メトロポリタンオペラの芸術監督レヴァインはボストンでの人気も高く,ホール全体に彼を暖かく迎える雰囲気があった。ボストンのファンにとって期待の演奏会だったようだ(実際,小澤がウィーンに去った後,彼がボストン響の首席指揮者に就任している)。「素晴らしかった」とその夜の演奏をほめながら,その演奏評は,少し前のニューヨーク・カーネギーホールでのブーレーズ&ウィーンフィルのマーラー3番の演奏はさらに素晴らしかった,としていた。ウィーンフィルの優秀さを指摘していたと思う。あれ以上の演奏とはいったいどんなものだったのだろう,と思った記憶がある。
マーラー3番好きは世に数多いと思うが、私もその一人。ギーレン&南西ドイツ放送管弦楽団のライブをFMで聴いて以来のファン。CDはギーレン、ショルテイ&シカゴ響、バーンスタイン&ニューヨークフィルをもっている。このところカーステレオで愛聴しているのは、アバド&ウィーンフィルのカセットテープ。聴くのはもっぱら後半部だが、叙情的で楽しめる。
ボストンに滞在したひと冬,ボストン交響楽団の定期演奏会に通った。ちょうど小澤征爾の最後のシーズンで,最初聴いたのが,彼の指揮によるベートーヴェン「ミサ ソレムニス」。声楽の入った大曲。私にとってはじめて聴く曲だった。一番安い席をとり,聴き入った。あいにく時差ぼけが抜けず睡魔の中での鑑賞。しかし,途中で,ヴァイオリンの独奏が何度か入り,目がさめた。ボストン響のコンサートマスターは名うての腕利きだということを後で知った。