永田町に「せんたく新党」の烈風
首長110人が参加予定 3月発足の「せんたく」
「日本を今一度せんたく致し申候」-坂本竜馬が姉乙女に送った手紙の有名な一節。
これを押し立てる動きが近々旗揚げとのこと。
宮崎県知事など動員するのはどうかと思うが、まあ何もないよりましか。
竜馬はこの国の若い人々にとって大事な先輩。彼の名にふさわしい運動を願いたい。
オバマのイスラエル支持に疑いがあることを印象づけるために、テネシー州の共和党パーテイーで、ミドルネーム「フセイン」を含む彼のフルネームが使われた。これに対し、共和党の全国組織の責任者Mike Duncanが、共和党の集会でオバマの呼称に「フセイン」を含めることを公式に禁じたそうだ。 (http://edition.cnn.com/2008/POLITICS/02/28/tennessee.gop/index.html)
アメリカの良心を感じる。
あるいは、われわれはクリントンとは違う、と言っているのかもしれない。
お互い立場は違うが、フェアーにいこう、というのは感じがよい。
中国側見解に警察庁長官反論
ギョーザ事件 中国、データなき強弁(産経新聞)
毒ギョウザ捜査、中国一方的幕引き
がんばれ警察庁長官!といいたくなる。
中国側見解は「理解できない」、というのは正直なところだろう。
日本側見解を否定するために中国は、問題の毒物メタミドホスが袋の外側から浸透するかどうかの実験をして、ある条件では浸透する、という結果をえた、としているが苦しい議論だ。
「袋の内側に浸透したとしても、日本で検出されたほどの高濃度の成分がギョーザにまで染み込むものなのか、その点も明らかにはされなかった」というから、説得力はない。
「工場とそこではたらく人々を調べたが証拠があがらなかった」というのが、中国側の正味の調査結果だろう。とうてい「安全宣言」できるほどの結果ではない。
推測されているようにもしこれが食品テロならば、このままでは同様の事件が再び発生する可能性が残る。日本のスーパーも、商業倫理上、問題の企業のものはもとより、中国食品そのものも店に並べにくいだろう。
問題の工場以外の食品安全管理をいっそう厳重にすることをうたった上で、今回のケースについてじっくり調査する、としたほうがよい。
新銀行東京 もはや「撤退」するしかない(読売新聞) - goo ニュース
石原・東京都知事は「進むも地獄、引くも地獄」と語っている。もう店じまいすべきだ。
都が1000億円を出資して設立した新銀行東京が経営難に陥り、都は、400億円を追加出資する議案を都議会に提出した。
本紙は計画段階から、「様々な疑問」があるとして強く批判してきた。懸念した通りの展開となってしまった。・・・
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都知事が2期目の公約の目玉として開業した「石原銀行」。3年にして1000億円失い、立ち往生。
「盟友」であるはずの読売からも見放された格好だ。
知事いわく「進むも地獄、引くも地獄」。ということは、いずれにせよ地獄ということ。ならば、「進む」という選択肢はあるまい。東芝を見習って、傷口が拡大する前に「店じまい」だろう。
このようなことは、先の選挙で見通せたことだ。
きちんとした人物を選択しないと有権者のほうが危うい、というよい例だ。
日米司法制度の差から生じた衝撃逮捕劇 米に重大殺人の時効なし…
・・・日本の法律では25年で公訴時効が成立する殺人罪に、米国では時効がない。「カリフォルニア州では計画的殺人など『第1級殺人』の最高刑は死刑。三浦容疑者の犯行がこれに該当する場合、公訴時効はない」(駿河台大法科大学院教授の島伸一弁護士)と指摘される。・・・
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これはアメリカの制度が正しいと思う。
殺人罪で時効など、私にいわせれば、ふざけている。
公正の感覚から言ってもそうだし、技術的にも、科学捜査技術の進歩により同じデータから「新証拠」が生まれる可能性はいくらでもある。
早急に法改正すべきだ。
2008年2月25日、華商報は中国の美人アスリート、「女王」郭晶晶(グオ・チンチン)が傍若無人な態度で総スカンを食っていると報じた。
23日、飛び込みワールドカップ後の記者会見に応じた郭だが、気乗りしないのか、壇上で携帯電話をいじくったり、ネックレスのひもを直したりと内外の記者を前にやりたい放題。「五輪でのライバルは誰ですか?」との問いには、「ロシアのユリア・パハリナとカナダのデブ(ブライズ・ハートリー)」と答えるなど傍若無人な態度で記者たちをあ然とさせた。・・・
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中国の記者の方々が彼女の発言を批判とのことだが、同意。
虫の居所が悪かったのかもしれないが、いくらなんでも「カナダのデブ」はないでしょう。諸葛孔明や孫文が泣くというものである。
以前、サッカー代表試合中のマナーで大久保を批判したことがあるが、前回の代表戦のヒーローインタビューでは尋常な受け答えをしており、見直した。
スポーツ選手は強くなればなるほど、公の場でコメントを求められる機会が多くなる。子どもたちも見ている。そのおりの心構え等の訓練もコーチの重要な仕事の一つだろう。
オバマ氏、ターバン姿の写真めぐり中傷合戦 クリントン陣営が流す?
米民主党の大統領有力候補、オバマ上院議員がターバンを巻いた民族衣装姿の写真が25日、インターネットの情報サイトで一斉に流れた。オバマ氏がイスラム教原理主義者であるかの印象を与える中傷とみられる。ネットではクリントン上院議員のスタッフが「流出元」とされており、オバマ陣営では「卑劣きわまりない攻撃だ」と激怒している。(産経新聞)
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「恥を知れ、オバマ」「しろーとのオバマや無能なブッシュはダメ。外交に精通してるのはワタシ」演説(CNN)とときをあわせて炸裂したnegative campain。
これで選挙が有利に運ぶのだろうか。私なら、中傷した方に投票しないが。
クリントン陣営としては、捨て身の戦術であることはわかる。
名誉ある撤退などいらない、何が何でも予備選に勝つ!ということのようだ。自陣営のなかでも、(フェアーネスを重んじる)民主党の伝統を尊ぶ人たちは離反するのでは?と心配になる。
オバマ陣営がオハイオで配布しているビラには:ヒラリーは、
NAFTA(北米自由貿易協定)について、導入時に(ファーストレデイとして)賛成、現在は反対している-この協定の発効により職を失った人がオハイオには多いようだー、
国民皆健康保険について、所得が低く保険料が払えない人も強制的に加入させる、としている、
と書いてある。
これは、私(ヒラリー)の立場に対する恥知らずの誤解だ、このような意図的な誤読は(フェアーであることを何よりも重んじる)民主党の伝統に反するものだ、オバマは口ではきれいなことを言いながら、かげでは汚い戦術をとっている、「バラク・オバマよ 恥を知れ、」(Shame on you, Barack Obama)、「オハイオ討論で問題にする!」とヒラリーが絶叫している。http://edition.cnn.com/2008/POLITICS/02/23/clinton.mailings/index.html#cnnSTCVideo
突然の絶叫で戸惑うが、テキサス討論ではソフトムードで「選挙をあきらめたのか」という見方があったので、戦術を変えたのだろう。
オバマは、ビラの記述は正確だ、この13ヶ月クリントン陣営からの攻撃には慣れている、ビラは何日か前出されたのにここにきて急に問題にしだしたのは彼女の戦術なのだろう、と冷静に反応している。
突然の戦術替えにはオバマならずとも驚く。これもアメリカ文化の一つなのだろうか。
*アメリカには日本のような国民皆健康保険制度はない。民間の保険に入るのが一般的。したがって、経済的な理由等から保険に入っていない人も多く、4500万人と言われている。この制度についての二人の主張:
民主党候補2人は国民皆保険の導入を掲げている。クリントン候補は医療費を下げて全国民に保険加入を義務づけるべきだと提言し、オバマ候補は奨励策を用意した任意制度にし、同時に医療費を削減するが、子どもの健康保険加入に関しては保護者に義務づける政策を主張する。(http://www.afpbb.com/article/politics/2346248/2594534)
米大統領選の民主党候補指名を争うヒラリー・クリントン上院議員は21日、テキサス州で開かれた討論会で、オバマ上院議員との選挙戦で敗戦が続き、自ら「危機」に陥っているとの認識を初めて示した。司会者が2人に「人生最大の危機」について質問すると、オバマ氏は、両親が離婚、母親が再婚するなどした幼少時代を「困難な時期」として回想。
一方のクリントン氏は「わたしが人生で数々の危機と厳しい瞬間に直面してきたのは、ここにいる皆さんがよく分かっていると思う」と述べ、今も窮地に立たされていることを認めた。
討論会の終盤でクリントン氏は「(指名争いの)結果がどうなろうと、今オバマ氏と一緒にここにいることを誇りに思う」と述べ、オバマ氏と握手。記者団の間からは「ついに勝負をあきらめたか」との声さえ上がった。
民主党有力者のダナ・ブラジル氏はCNNテレビに対し、「討論会でのオバマ氏の態度は落ち着いていて、大統領らしい振る舞いだった」と述べ、オバマ氏に軍配を上げた。(共同)
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この記事にひかれて、CNNでテキサスでの討論のもようを見た。
Obama, Clinton agree to disagree
(http://edition.cnn.com/2008/POLITICS/02/21/
debate.main/index.html#cnnSTCVideo)
など。
ヒラリーのトークだが、非常に立派だと思った。相手を丁寧に批判しながら、自分の良さをはっきり述べている。
たしかに米大統領候補者だけある。
ヒラリーを副大統領にするという選択肢はないのだろうが、残念な気がする。
わが国の政治家にはこれだけのトークはできないだろう。古代以来の歴史の違い、教育の違いもあるだろう。・・
中国、警察庁の見方批判 「責任ある態度と言えない」
中国製ギョーザ中毒事件で警察庁が「日本国内で混入された可能性は低い」とみていることについて、中国外務省の劉建超報道局長は21日の定例会見で、「科学的な最終結論が出ていない段階での推測に基づく判断は、正確で責任ある態度と言えない」と批判した。
劉局長は、日本側の見方について「枝葉末節かつ一面的なもので、調査活動にマイナスになりかねない」と牽制(けんせい)。「互いが相手を非難することをやめて、真剣に全力で調査に当たるべきだ」と強調した。22日から北京で開かれる日中外務次官の戦略対話でも事件が議題になるとの見通しを示し、「両国が引き続き協力を強化し、共同で問題を解明できるよう期待する」と述べた。
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これは警察庁が正しい。
科学的な根拠に基づく断定は別に問題なかろう。
密封有した袋の中の餃子から日本で流通していない殺虫剤が見つかれば、製造時に入れられたものだ、というのは当然の推測だ。
たしかに開封した後で(毒を入れ)再密封した可能性はあるが、袋を比較すれば容易にその可能性は低いと判断できるだろう。
中国政府はどうも日本側を取り込み、「大本営発表」風にしたいようだ。時期をみて共同で「安全宣言」でもだしたいのだろう。
国民の健康、生命の安全に関わる問題だ。警察庁、日本政府にはぜひ毅然とした態度を貫いてもらいたい。
「魚のお兄ちゃん生きていて…」ホームレス祈りと怒り
好青年。苦しいニュースだ。
石破防衛相の問責決議案提出も=早期辞任を要求-民主・鳩山幹事長
これには批判的。浅薄。何でも辞任要求すればいいというものではあるまい。ゴルフ接待狂の事務次官が長く牛耳ってきた組織だ。人事その他で問題をかかえていよう(「報道陣無視を」海自幕僚長が親族口止め工作)。組織の健全化が先決ではないか。
米大統領選 クリントン氏の牙城崩し オバマ氏に“風”証明
ウィスコンシン、ハワイ両州で勝ち、オバマ9連勝。
なつかしのNomomaniaはKCロイヤルズのキャンプ地に小規模再登場だが、大統領選予備選では新種のObamaniaが全米各州で急速に勢いを増しているようだ。
草の根Obamaniaの風が吹くとなると、ヒラリーも大変だ。
選挙の専門家が口をそろえて、ヒラリーが勝つにはオバマ攻撃しかない、と言っている。
しかし、上の記事を読む限り、有権者は中傷攻撃には好感をもっていないようだ。
選挙とはいえ、候補者の品位評価にも影響するだろうと心配になる。
数日前、「面妖な」、「これは異なことを」等の武士語が流行っているという記事を紹介したが、ふつうの言葉を武士語やギャル語、大阪弁等に変換するサイト発見。
「もんじろう」http://monjiro.net/
がそれ。
いろいろなところで紹介されはじめているようだ。たしかに秀逸。
ためしに、この文章のはじめの部分を津軽弁に変換してみた。
数日前、「面妖の」、「こいは異のごどを」等の武士語が流行っているどいう記事を紹介したが、ふつうの言葉ぁ武士語やギャル語、大阪弁等サ変換するサイト発見。
これからな、こんブログもいろいろな「言語」で書けそげんばい。(博多弁)
I love Obama.
「オバマフィーバー」に沸く小浜市 記事が米ヤフーの検索ランキング2位に に誘われて、
http://community.livejournal.com/obama_2008/332811.html
City of Obama for Obama
を読む。
たしかにvery cute article。
その昔のLove&Peaceを思い出す。
小浜の方々nice job!
確かに投票できないけれど、全世界配信ということで確かな影響力をもちそうだ。
(On Obama city, see http://en.wikipedia.org/wiki/Obama,_Fukui. Many temples related to the Yamato Dynasty are located in Obama, and the city is called "Nara by the sea." )
福田首相、イージス艦衝突に「大変だ」
ヒラリー氏反撃「オバマ氏の演説は盗用」
日刊スポーツに二つの記事が並んでいた。偶然記事が並んだわけではあるまい。当然編集者の意思が働いているはずだ。「あきれた」というのが彼の感想だろう。
衝突記事:海上自衛隊のイージス護衛艦と漁船が衝突、漁船が沈没、二人が行方不明。「首相は会議前、衝突事故に関し記者団に「大変だ」と述べた」そうだが、それを聞いた記者の方が当惑しただろう。この状況で首相が使う表現ではあるまい。当然、何をするかを言わなくてはいけないところだ。近い将来、巨大地震や新型インフルエンザの発生等の大災害が発生したとき、「大変だ」と言って右往左往するだけではないのか、と心配だ。
ヒラリーの反撃:記事を読むと、演説のセリフをオバマに「盗用」されたマサチューセッツ州知事は、オバマの友人で、「オバマ氏に私の表現を使ってもらい光栄だ」と話しているそうだから、何の問題もない。逆に、攻撃している方の品格が疑われる。余裕ゼロ、なりふりかまわず、という印象を有権者に与えること間違いなし。ヒラリー陣営は、選挙責任者トップ二人の首をすげかえたそうだが、「ダーテイ路線」に舵をきったようだ。