横暴大王がお通りだ

2010-10-31 | news
中国メディア「前原外相はトラブルメーカー」集中攻撃 対日批判、一斉報道(産経新聞

中国では政府の意に反した報道はできないから,これは中国政府の要求と考えてよいだろう。
自国への「内政干渉」には激しく反発するのに,他国への内政干渉は全然OK。これは大国であることを頼んだ振る舞い。
こういうのを傲慢という。
現在の中国の弱点は,世界的に見て時代遅れの政治システムを続けていること。
このシステムは,言論の抑圧,人権の抑圧という今日の世界では受け入れられない政治を伴う。
この弱点があるので,力で全部覆い隠そうという外交行動をとる。
これまでは経済成長を維持したいということもあり,可能な限り運用により弱点を弱めようとしてきたように思うが,
それを妨げる国内的事情が発生しているのだろう,最近の「横暴大王がお通りだ」行動になっている。
急速な経済発展の果実を誰が食べるかをめぐり,中国国内でいろいろなことが起きているという報道はその通りだろう。
ありそうなことだ。
こういう相手には,国益は100%守りつつ,したたかにつきあうのがよい。
友愛は相手次第,ベトナムやモンゴル,インドには友愛でよいが,横暴大王には不適切。


ルイス快投,レンジャーズ,ワールドシリーズ1勝

2010-10-31 | mlb
ミスがでてSFで手痛い連敗,負けたら土俵際に追い込まれるGame3。コービー・ルイスが登板,8回に2死まで投げ2失点,ヤンキース戦に続き勝利投手に。
2010 World Series: Game 3 | WS 2010 Gm 3: Hamilton goes deep against Sanchez - Video
| MLB.com: Multimedia

http://mlb.mlb.com/video/play.jsp?content_id=12937733&topic_id=14871546&c_id=mlb

など見たが,すごいエキサイトぶりだ。Wシリーズ,歴史的な1勝。ブッシュ前大統領夫妻の姿もみえる。
テキサスにとっては50年待ったチャンス。後には引けないだろう。
ジャイアンツの投手陣がいいというのはわかった。次の試合がポイント。

前広島ルイスのプレーオフでの好投は,このところ急降下気味の日本野球の株を上げたかもしれない。彼に痛い連敗をくらったヤンキースが岩隈の入札に前向きという話もこの余波かも。

Lewis' career revival takes another step forward ルイスについてのよい記事。極東経由で帰ってきた(それも最高の舞台に)元剛腕投手。ものに動じることなく,初球ストライクをとり,カーブ,スライダーで相手をきりきり舞いさせる。キャッチャーによると,彼のスライダーはホームベース近くで曲がるタイプであるようだ。日本から戻るについて,ノーラン・ライアン(球団社長)から直々に声がかかったもよう。Two seasons in Japan restored his confidence, and he caught the attention of the Rangers. As Washington likes to say, "When Nolan Ryan talks, people listen." ルイスがよい前例。鮭と同様,2,3年日本に出して,育ったらUSに戻す,という流れができるかも。

仕分けは増税のための地ならし?

2010-10-31 | news
民主、財政運営 見通しの甘さ露呈 特会仕分け不発、やっぱり増税?(産経新聞) - goo ニュース

埋蔵金が見つからなかったどころか,埋蔵借金が見つかった,だから増税,というのではジョークだ。
仙石・菅さんたちに局面打開の能力がないことがはっきりしてきた。
国会議員200人程度の支持ではどうにもならない。

郷土愛・自慢度ブービー県

2010-10-31 | news
郷土愛・自慢度、47都道府県対抗最下位は…

埼玉とのこと。
なぜか記事中にでてくる茨城は下から2番目。
いずれもそれなりの縁がある県。

埼玉は昔から中心がないのが原因か。
武蔵の名将畠山重忠が相模の北条氏に謀りうたれて以来,どうもいいことがない。
重忠のDNAを受け継ぐ武蔵の人間は善人が多いのだろう。
しばらく前,浦和と大宮が合併,さいたま市に。位置からして,将来の「関東州」の中核。
浦和レッズがあるが,これに(西武ライオンズあたりを移して)「さきたまサムライズ」,
「さきたまシンフォニー」を加え,関東のメッカとする,というプランも考えられる。

茨城は水戸黄門がいるのに解せない。
幕末のとき,「天狗VS諸生」という陰惨な内ゲバを演じてしまったことが原因か。
利根川を超えた茨城は文化果つるところ,という話はよく耳にするものの,それは昔の話と思いたい。
ここは「水戸っぽ」の復活に頼るしか道はない。
栃木にはU字工字(?)がいる。茨城にも「笑劇水戸っぽ」でも結成,ブランドとしての
水戸っぽを売りに出せばよい。

乙川優三郎「闇の華たち」

2010-10-30 | literature
を読む。時代小説短編集。大部分がこの作家らしい特徴あふれた短編で,楽しめた。「男の縁」もよいが,私から見れば藤沢周平の名作「鷦鷯」の翻案。その点少し気になった。藤沢さんは亡くなったが,彼の作風を継ぐ書き手がでてきて,引き続き良質の時代小説を楽しめるということに感謝すべきなのかもしれない。

そろそろ無用なケンカは終わり

2010-10-30 | news
船長、衝突前に飲酒し泥酔状態 漁船衝突(http://news24.jp/articles/2010/10/29/07169584.html)

 沖縄・尖閣諸島沖で中国の漁船と日本の巡視船が衝突した事件で、漁船の船長が衝突する前に酒を飲み、海上保安官が立ち入った際にも、自分では歩けないほどだったことを中国の当局者が明らかにした。中国当局者によると、先月7日、尖閣諸島沖で中国の漁船と海上保安庁の巡視船が衝突する前、漁船のセン其雄船長(41)が酒を大量に飲んでいたことを、事件の6日後に帰国した乗組員14人が中国政府に証言していたという。・・・

泥酔では仕方ない,でいいのではないか。仙石・菅のお粗末しろうと外交にあちらも面食らったところもあろう。胡 錦濤主席や温 家宝首相はもともと日中友好派,かれらを困らせてもいけない。今回の騒動で大ダメージを受けたのは中国の方,共産党はともかかく中国の方々とはいずれにせよ仲良くしていかなければいけない,原則は原則として守りつつ,善隣友好をすすめていくのが国益。

首脳会談拒否「前原外相が悪い」 飛び交う声 (産経新聞) - Yahoo!ニュース
これについては,
「中国お得意の揺さぶりだ。領土に関して中国は絶対譲らない。日本は、『会ってくれないと顔が立たない』みたいな軟弱なことではだめ。原則論を主張し、毅然とするしかない」と語った「中堅」氏の意見が正しい。原則論を主張しているのはお互いさま。この件では前原氏は別に悪くない。


中華帝国主義

2010-10-29 | news
「ならず者国家」? 新しい覇権国は好き勝手(産経新聞) - goo ニュース

このところの露骨な帝国主義的振る舞いは,中国の国益にとって大きなマイナス。
笑顔の裏に帝国主義的野望を隠していることが世界中に知られてしまった。
野望を隠す必要がないレベルまで強くなったという自己判断なのだろうが,甘い。
世界中から白い目で見られていいことは何もない。
日本もこれで中国に遠慮することなく,モンゴルやベトナム,インドなどとの関係を強化できることになった。
いざというときには,尖閣ビデオの全面公開に踏み切ればよい。
外交バランスの悪い人たちが中国の舵をにぎっているのではないか。

地球外知的生命の存在確率100%

2010-10-29 | news
銀河系に「地球似」惑星が1000億存在? 文明の存在も「不可避」か。

まあそうでしょうな。地球にだけ生命や知性体が存在する,という方がはるかに奇妙だ。
似た条件においては似たことが起き,かつ,宇宙には似た条件は無数に存在するだろうから,文明の存在は不可避ということになる。
ただ互いに連絡がとれないのは残念。素人考えでは,文明の成果をデジタルデータにして,宇宙に発信し続けることが必要。む?あちらもやっている?

経団連「喜んで献金」

2010-10-27 | news
企業献金、自粛撤回へ 民主一転、公約に逆行(産経新聞)

これでは自民党と同じではないか,民主もやはりお金亡者,これは解散総選挙しかないな,という感想。
それらと違う人々がグループを作って総選挙にいどんでもらいたい。
公明党さん,来年予算のときに解散させるのが野党の義務ですよ。

経団連さん,これで法人税減税なら露骨なワイロですよ。