なぜとう小平に学ばない

2013-08-17 | news

帰省先から帰る途中ラジオを聞いた。たまたまNHK. 日中問題についての討論番組。番組タイトルから見て、日中問題打開のためどうしたらよいか、その糸口をさぐる、というのがテーマ。中国寄りの番組意図かな、と思ったが、招いていた2人の専門家が「現実派」だったのはおかしかった。中国公船が領海侵犯を繰り返し、武力を使用できない日本に対し「いやがらせ」をやっている状況で、打開も何もないというのは誰でもわかる。日米同盟がしっかりしていることをみせることで相手側の暴発をおさえつつ、備えを固め、親日諸国との関係を政治・経済関係を強化してゆき、日中関係悪化が中国にとってトクにならないことをさとってもらう、しか道はない。共産党政府は6億人に達した中国ネットユーザーを恐れているとのことだから、客観的な情報を発信することによって、ネットユーザーに公正な意見をもってもらうのも一つの手かもしれない。上の記事にあるように、いまどき、インチキ宣伝戦は長続きしない。幕末、「攘夷」が合言葉だったが、結局徳川幕府がつぶれた。「攘夷」は「倒幕」の隠語だった。「反日」もそれにそっくり。

“嫌がらせ国家”中国 報復でノルウェーのサケ輸入激減、比のバナナも…

これはガット違反ではないか。
こんなことをやっていると、信用を失うだけ。 
長期的な安全の見通しがないと、投資は無理。
危険すぎる、というのが合理的判断だろう。

習近平さんたちは何を考えているのだろう。
成功をもたらした賢明なとう小平に学ばないのは不思議。

私なら、農村ー都市の所得格差の是正、汚職の追放、深刻で大規模な環境汚染対策に本腰を入れる。
外資をキープするための「安全」環境の確保も当然のこと。
 

 


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