総選挙も終盤。
TVのCMで,麻生さんのニコリともしない顔を見た人も多かろう。
TVニュースでは笑いまくる麻生さんが流れる。
誰しもヘンだな,と思う。
それについての記事。
パフォーマンス学の第一人者の人のコメント。
【笑顔全開、麻生】
選挙戦での麻生首相を見て「やたら笑っている」と感じる人も少なくないだろう。解散前の仏頂面から一転、応援演説に臨んでも最初から最後まで笑顔全開で、“トレードマーク”のゆがんだ口元も目立たなくなるほどだ。佐藤氏はこの態度の変化を「自己表現の矛盾。そもそも、笑うタイミングがずれている」と指摘する。
「信頼を得るには自己表現に一貫性がなければならない。解散前はニコリともしなかった人が、満面の笑みでお詫びでは、まるでジキルとハイド。ギャップがありすぎる。デジタル世代の若者ならともかく、自民党を応援する年配者はしらけると思います」
では、効果的に“チェンジ”を伝えるにはどうすべきだったのか。
「お詫びなら真顔が前提。これまでの失敗をしんみりとあやまり、『これからは新しい麻生スタイルを作りますからどうぞよろしく』と心境を説明した後で初めて少しほほ笑むのがいい」
その後、聴衆とのやり取りで乗ってきたら満面の笑みもアリだという。
「政治でもビジネスでも、上に立つ人はPI(パーソナル・アイデンティティー)の一貫性がないと信用されない。たとえば、いつも威張っている上司が急に低姿勢になっても、部下は困惑するだけ。自分が変わったことを知らせたいなら、説得力のある説明がなければ、たとえ笑顔でも逆効果となります」
なるほど,と感じ入った。
(ただし,「デジタル世代の若者」もひくのでは?)
しかし,私などが感じ入っても仕方ない。
本人が?なのははなからわかっていることだが,側近に人がいないというのも事実のようだ。
(まわりも見放した?)
いよいよ明後日,有権者の審判が下る。
私はこれから期日前投票。
市役所までいかなくとも,近くの支部に行けばよいようだ。
夏の終わりに投票,というのも悪くない。
「若者に希望を」とかいうコマーシャルを流しておきながら、一方で結婚と賃金とを重ねて話すという矛盾ぶり。麻生総理という人が、本当に分かりません。
安倍さんと同類項でくくれる,感じですね。
敵にすると楽だが,味方にすると怖い,というタイプでしょうか。