ギリシャ、3兆円の再建策決定 首相「全国民は犠牲を」
財政破綻のギリシャ。
人ごとではない。近未来の「わが身」のこととして読んだ。
EUと国際通貨基金(IMF)が3年間で総額1100億ユーロ(約14兆円)規模の協調融資を行う予定、とのことだが、「わが身」の場合、14兆円程度ではとても済むまい。
「閣議決定された財政再建策は、全労働人口の25%を占める100万人の公務員の3年間の昇給や新規採用の凍結、賞与廃止など。年金受給年齢を現在の平均62歳から段階的に引き上げ、額も約30%削減する。3月末に19%から21%になったばかりの付加価値税もさらに23%に引き上げる」
とのこと。
遊んでいる余裕なし。
苦しい財政事情、37兆円の税収のなか、新たに5兆円もの子ども手当の支出、というのは、信じられない選択だ。
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