●〔71〕鐸木能光『パソコンで文章がうまくなる!』青春新書 2005 (2005.10.02読了)
「ブログはパソコン文章術の道場だ」、「文章は「書く」から「作る」へ-ブロック文章術という革命」などという章立てで書かれていますが、まあありきたりです。第4章では、唐突に「文豪たちの悪文に学ぶ」として、石川啄木、直木三十五、芥川龍之介の文章を添削しています。大胆不敵というか、恐れを知らぬというか、でも結構納得できたりして。
鐸木能光には、『ワードを捨ててエディタを使おう』SCC、『テキストファイルとは何か?-知らぬでは済まぬ電脳社会の常識-』地人書館がありますが、2冊とも大いに共感を覚えた書物です。
※タヌパックスタジオ本館