何事も「基本が大切」と言いますが、
その真価を発揮するのは、
応用が効いたときかも知れません。
そんな想いを抱いたのは、
吉田桂二先生の木造学校見学会で、三重県の木材店を訪問したからです。
写真は、新築の木材倉庫の内部。

1)木材を使用すること
2)決して強度的に上等のものではなく、普及品の乙材をつかうこと
3)部材は出来るだけ小さいものを使用し、大きくしないこと
吉田桂二先生に伝えた木材店の建て主の要望は、
上記の内容だったと聞きました。
この倉庫は、幅50m、奥行き20mの大型建築で、
一般住宅でごく普通に使用する
120cm角の長さ3mの木材で成り立っていました。
架構はカボチャ束という伝統構法を応用。

せり持ちで、柱を無くすことが可能な構法なので
今回、採用されたのだと思います。
現地に行くと、その大きさと迫力で圧倒されます。
しかし、落ちついてじっくり見ていると、
必要な材が、必要な場所にしか存在しない、
究極の構造を見ることが出来ます。
架構の仕組みは、確かに、
木造学校で教わる基本形そのままです。
応用した先に、このような建築があるのだと
大変刺激を受けました。
応用が効くということ。
それも一つの生涯の中で、どこまで行きつけるかによって、
人は「天才」と呼ぶのかも知れません。
その真価を発揮するのは、
応用が効いたときかも知れません。
そんな想いを抱いたのは、
吉田桂二先生の木造学校見学会で、三重県の木材店を訪問したからです。
写真は、新築の木材倉庫の内部。

1)木材を使用すること
2)決して強度的に上等のものではなく、普及品の乙材をつかうこと
3)部材は出来るだけ小さいものを使用し、大きくしないこと
吉田桂二先生に伝えた木材店の建て主の要望は、
上記の内容だったと聞きました。
この倉庫は、幅50m、奥行き20mの大型建築で、
一般住宅でごく普通に使用する
120cm角の長さ3mの木材で成り立っていました。
架構はカボチャ束という伝統構法を応用。

せり持ちで、柱を無くすことが可能な構法なので
今回、採用されたのだと思います。
現地に行くと、その大きさと迫力で圧倒されます。
しかし、落ちついてじっくり見ていると、
必要な材が、必要な場所にしか存在しない、
究極の構造を見ることが出来ます。
架構の仕組みは、確かに、
木造学校で教わる基本形そのままです。
応用した先に、このような建築があるのだと
大変刺激を受けました。
応用が効くということ。
それも一つの生涯の中で、どこまで行きつけるかによって、
人は「天才」と呼ぶのかも知れません。