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カップメンCupmen~唯一の使命をもって

2009-11-30 21:00:27 | 日々の合間に
先日、東急ハンズで見かけた、ある雑貨に、
非常に心惹かれるものがありました。


そして数日後、
見に行くと残っているのはたった2体だけ・・


とうとう購入してしまいました。


カップメン(Cupmen)

Waiting for your instant noodles





カップを押さえるためだけに、生まれてきた人物(メン)
略して「カップメン」(笑)

この写真はフタがしっかりしているから、そうでもないんですが、
お湯を注いで待つ間に、少し浮きあがるフタを必死に押さえてくれる
何とも、愛らしい雑貨なのです!


今まで、出来上がりまで待つ時間が長く感じましたが
こちらは、本当に見てて飽きないんですよ。


熱で、だんだん体が白くなるんです。
限界まで頑張って体が白くなったころ、
カップメンの出来上がり♪


たった一つの使命を持って、この世に生まれてきたCupmen。
その潔さが、また、たまらなく、いじらしいではありませんか。


今は、手を広げて休んでいますよ。

何て可愛いのでしょう。

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住宅と家電の関係

2009-11-27 19:30:02 | 日々のお仕事
住宅設計で、収納やパントリーの計画をする際、
掃除機や炊飯器、電子レンジなどの家電は
どのようなものを使われているかを
伺いながら行なっています。

とは言え、

家電の世界は物凄いスピードで変化が起こり、
住宅の使用スピードと合わないことがしばしば起こります。

この15年で一番変わったのは、PC関連のLAN配線でしょうか。
当時は、まだまだ需要は無かったのですが、今は当たり前になっています。
LANが増大した一方で、激変したのが電話モジュラージャックの箇所数です。
携帯電話のお陰でしょう。


さて、家電の大型クラスと言えば、冷蔵庫と洗濯機。
実はもともと大型だったこともあり、
15年たった今でも、設計から見たスペースとしては
殆ど変わらないのが実情です。

それよりも、電子レンジや炊飯器、掃除機、湯沸かし器などは、
施主によって選択が様々です。

また大きな鍋などを、お持ちの場合もあるので、
収納を考えながら提案させていただいたりします。


ところで、家電の世界でもロボットが出始めていますので、
今後どうなって行くのか楽しみでもあります。

例えば、掃除機ですが「“ルンバ”使っています」という方も
出てくるでしょうね。(これは自分が欲しい家電の一つです)
こちらの設置場所検討は案外簡単なので悩まないと思います。

また、
「留守番ロボットを使って(飼って?)います」とか
「ウチの自動車は水素自動車です」とか
色々出てくると思います。



ところで、現在計画中の建物は、
今まで使用したことのない特殊な機器のオンパレードで
この機器が建物の準主役を担います。

ちなみに用途は住宅ではありません。
設備・排水・電気・ガスなど、住宅とまた違った世界が広がっています。

(久しぶりにブログを書くと、長文になってしまいました(^_^;長くてスミマセン)
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祝日の朝に

2009-11-23 18:56:35 | 日々のお仕事
今月はブログ更新がすこぶる少ないです(笑)
2週間前までの激務から少し落ち着いて
先週は、体を休めるような日々でした。


さて、今日は勤労感謝の日。

朝一番から勤労に感謝しながら?気持ち良くお仕事しました。

今日は現場での打ち合わせ。
現場監督さんと、初顔合わせでした。

現場は、基本的に日曜日がお休みですが、
このような祝日は現場が動いていることが、良くあります。

久しぶりに天気も良く、暖かくて
現場日和の良い一日でした。


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「聴竹居」と藤井厚二展を見る

2009-11-14 20:08:13 | 日々の研鑽
超多忙な日々が昨日で(一応)ひと段落しました。

今年は無理かも・・と半分あきらめていた建築展示会へ
何とか見に行くこともでき、

その後、竹中工務店のギャラリーエークワッドで始まった
“「聴竹居」と藤井厚二展”にも足をのばして来ました。


今年8月末に友人たちと見学した聴竹居ですが、
見学するまでは“日本最初の環境共生住宅”という固定観念で
見ていた側面があります。それは、設計者の藤井厚二氏が大学の先生であり、
また実験住宅として研究材料としての住宅を建てたという一側面しか
見ていなかった部分がありました。

しかし、
・実験住宅と言われながらデザインがモダンで美しく、

・和風であり、かつどこか幾何学的なモンドリアン風でもあり

・この時代に、既にパッシブ手法が取り入れられていた。

そして、実際に訪れて感じることが出来たあの空間デザイン性。

後になって、じわじわと魅力が分かってくる建物です。


今回の展示では、聴竹居のデザインの根源や、
建物内の備品~椅子・テーブル・そして美しい電熱器など~も展示され
内容に非常に力が入っている見応え十分な展示でした。

個人的には、一度建物を見てからの訪問でしたので、
さらに良かったのだと思います。



これだけの内容で、入場無料。またギャラリーの入口に、
この聴竹居のパンフレットが置いてありましたが
何と、たったの100円。

友人たちの為に余分に購入しておけば良かったかな。
いやいや、彼・彼女らには、実際足を運ぶようオススメしましょう。

ちなみに、このパンフレットには
藤森照信氏のデザイン解説の文章が載っているのですが、
成程なぁ・・と私には新鮮で興味深い内容でした。

知りたい人は是非会場へ行ってみてください。(笑)

会期:2009年11月11日~12月24日 
時間:10:00~18:00 (日・祝休館)
場所:竹中工務店東京本店1F ギャラリーエークワッド
   東西線「東陽町」駅からすぐ
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構造解決

2009-11-02 16:57:35 | 日々のお仕事
木の架構あらわしで、計画を進める。
勿論、合板一切使用しない前提で。


解決策は、ロフト収納の床で
ここを杉板30mmで水平構面を作り上げる。

同じく、水周りの天井裏も杉板で塞ぐことで、
結果、合板を使用せずとも建物の水平力を確保できました。


許容応力度計算はシビアに数値を拾うので、
基準法施行令46条の必要壁量軸組計算の結果と、かなり違ってきますが、

令46条の計算時に含めなかった石こうボード効果を、
許容応力度計算では、拾った方が、実質に近い数値になる気がします。


今回の計画ではロフト収納面積が比較的大きいため、
水平構面に有利に働きましたが、

屋根構面の杉板の倍率が、実験&認証手続きで
もう少し高いことが証明されれば、
野地板を無垢板で仕上げ、かつ、木の架構を楽しむ計画が
より広がります。

いずれ、この辺りも整理がなされ、
木の性能も見直されてゆくのでしょう。

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