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座禅とバーベキュー

2009-08-28 09:44:29 | 日々の合間に
先週、士会中支部の皆さんに誘われて
初めて座禅会に参加しました。

座禅会は曹洞宗のお寺で行われ、1セット40分×2回。

“板の間の修行”をイメージして乗り込んだところ、
畳敷きに大きな座布団、
さらに饅頭布団も用意されていました。

これは、
足の痺れに気をとられて大切な座禅に集中できなくなっては勿体ない
という気配りだったようです。


前半は調子良く過ごしたのですが、
後半、体調不良から途中でリタイアしてしまいました。

このところ、少し夏バテ気味で、
座禅前の昼食内容が、身体に合わなかったようなのです。


その後、2kmほどの距離をゆっくり歩いて気分転換し、
バーベキュー会場のTさんのご自宅へ移動。

広いお庭の一角で、採れたて野菜や、
その場でスモークした燻製チーズなど
美味しく頂きました。



丹沢のふもとで、空気もおいしかったです。
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涼しい今年の夏

2009-08-25 23:08:15 | 日々の合間に
「毎日暑いですね」と日々挨拶しているのですが、
それでも、今年は結構涼しいと思います。

自宅にはエアコンをつけていないので
通風だけが、涼む唯一の手段となっています。

最近は、秋を感じさせる気温になりました。
お陰さまで、風通しだけは大変良いので、
過ごしやすくなっています。


ちなみに、

昨年は暑さで頭がぼーっとしてしまい、
冷房のかかったコーヒーショップに避難したのを思い出します。


涼風に誘われて、
本日、無事に期日前投票を済ませてきました。

意外と、多くの人が投票に来ていました。
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建築と衆院選マニフェスト

2009-08-18 19:52:19 | 日々の想い
この夏最大のイベントとなる衆院選、本日公示されました。
横浜市は市長選も重なり、月末まで賑やかになるでしょう。

さて、各党のマニフェストは既に出ていますが、建築の扱いについて気になるところです。


民主党マニフェストには、以下の内容がありました。

 ~建築基準法などの関係法令の抜本的見直し。
  住宅建設に関連する資格・許認可の整理・簡素化。
 (きめ細かな住宅政策を推進するための)


現況の基準法は、色々と問題が多く、
見直しは有難い・・とつい思いますが、
具体的に、内容がどのようになって行くのか気になります。


また、

  ・木材住宅産業を「地域資源活用型産業」の柱として推進
  ・(木材住宅産業による)伝統工法を継承する技術者、
   地場の建設・建築産業の育成

とあります。


伝統構法は、木を生かすという点でこれ以上ない構法ですが、
現在、法的に厳しい状況に置かれています。

このように伝統構法に触れたところに期待がありますが、
こちらも、今後どのようになって行くのか気になります。


マニフェストが立派でも、蓋を開けてみれば、
肩すかしを食らうようなオチで終息・・という可能性も
無くはありません。


その前に、全てが法で解決できる、という前提に疑問を持ちたいものです。

法で取り決めることとは、ある意味マニュアル化ですので、
安易な責任逃れの道を行くことになりませんように。
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横浜 三溪園

2009-08-12 19:51:22 | 日々の建築ウォッチング
横浜開港150周年記念企画として、
横浜三溪園の古建築全17棟が、ただいま特別公開中です。(8/1~8/16)
横浜 三溪園のHP

三溪園は、ふだん非公開の建物が多く、
年に数回、特別公開が行われるものの、一部に限られていますし、

今回のように、全棟同時公開というのは大変貴重な機会です。


ということで、ガイドを務めるYさんを先頭に、
先週友人たちと見て周りました。


下の写真は、臨春閣(りんしゅんかく)です。



もとは紀州徳川家が紀ノ川沿いに建てた別荘とのこと。

川面の反射光を楽しめる開放的な縁側に、
凝ったデザインの障子桟や欄間など、遊び心が随所に表れていました。


この建物は、建具の教科書に出てきそうな
雨戸がえし?(と言うのか分かりませんが、とりあえず・・)で有名です。



雨戸が、コーナーに差し掛かったとき、
突起の金物にひっかけて、90度向きを変え、
向こう側に収まる仕掛けです。

民家ウォッチングで訪れた知覧(鹿児島県)の民家でも、
同じものを見かけました。



次の写真は、鶴翔閣(かくしょうかく)。原三溪の旧宅です。
数年前に修復工事が行われたため、ご覧の通り新築同様の綺麗さです。



2年前、建築士会の企画で、枡野俊明氏のお話を、鶴翔閣で聴きました。

枡野氏は、禅僧にして庭園デザイナー。
庭園の意匠と禅の思想についての、興味深いお話でした。

禅僧の法衣姿での講話に加え、
夜の非公開建物内で聴くというシチュエーションが、
たまらなく、一層神秘的な建物に感じさせられたものです。

今回は、真夏の日中の見学でしたから、
明るく伸びやかな建物に感じました。(笑)
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今朝の地震

2009-08-11 19:55:45 | 日々の合間に
大きい地震でしたね。
寝ぼけながら、雨戸を開けると
お庭の槇の木が、ゆらゆらと揺れ、
近所のカラスも、ギャーと鳴いていました。

既に外は明るく、寝坊をした気分になりました。
大雨に大地震。最近何だか色々出てきていますね・・。


横浜は震度4でしたが、住んでいるところは地盤があまり良くないので
結構揺れるんです。
築40年以上、新耐震基準前の木造住宅。
基礎は無筋コンクリート造だろうこの家がこの程度の揺れなら、
手掛けた建物は大丈夫だ、と変な安心感があります。


静岡の御前崎近くに住んでいる知人に連絡したところ、
周りは液状化現象、アスファルト道路は亀裂や波打ちが出来ているとのこと。
周りが沈んでも、杭基礎のお陰で、
浮いたように建物が残っている中規模建築があるかも知れません。

大きな地震でしたが、被害が甚大でなくて何よりです。
台風の方が大きな爪痕を残してしまいました。


昔は「地震・雷・火事・親父」

今は「地震・雷・火事・豪雨」

親父は何処へ行ったか。豪雨はどこから来たか。
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辰野金吾のスケッチブック

2009-08-10 18:35:34 | 日々の合間に
先週のTV番組「開運!なんでも鑑定団」に、
辰野金吾のスケッチブックが登場しました。


辰野金吾とは、近代日本の建築家で
東京駅や日本銀行本店などが有名です。
ヨーロッパ建築を彷彿とさせるレンガ建築が中心となっています。


お宝として出てきたスケッチブックは4冊。
辰野金吾氏がイギリス留学の折、
ヨーロッパ中の建築を描き留めたとのことで、
テレビで見る限りでも、緻密に描かれた美しいものでした。


当時はカメラが無く、スケッチだけが頼りだったとか。
なので、実測に近い形で描かれていたとのこと。


それにしても、これは凄い発見ではないでしょうか。
戦火をくぐり抜けた貴重な品であるだけでなく、
東京駅はオランダのアムステルダム駅から、
日本銀行本店はベルギーの中央銀行から影響を受けたのでは、
と言われていますので、
そのような“辰野金吾作風”の原点が詰まった
とんでもないスケッチブックということになります。


鑑定評価額が出ましたが、それ以上の価値あるように感じました。(^_^)


一般の方の持ち物なので、難しいかもしれませんが、
見たいですね~。
いずれ、どこかで閲覧できれば嬉しいです。

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建物との出会い

2009-08-05 10:20:44 | 日々の研鑽
昨日の続きです。

この5月は懇親会続きだったため、それを人との関わり月間としたら
今月は、建築との出会い月間というところです。


建物を見に行く・・建築ウォッチングをしていると、
精神性を感じる建築に出会えたり、感銘を受けたり、
時に、魂をふるわせるような出会いをすることがあります。

大袈裟に言うと、人生を変えてしまう力を持つ建物というところでしょうか。
こう云う出会いは一生に二度あるかどうか分かりませんが。


建物にあらわれる何かしらの精神性(設計意図)や、
意気込みを感じさせる建築は
見ていて楽しく、また刺激的です。

そう言えば、
その楽しさを最初に味わせてくれたのが、民家ウォッチングでした。
各地方特有の風土から生まれた形・文化・精神性が、
庶民の住宅レベルにしっかり根付いていたことを思い出させてくれます。


今月は、古建築から実験住宅まで、色々見て参ります。

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8月の予定

2009-08-04 18:35:43 | 日々の合間に
小・中・高・大学と、8月と言えば夏休みの真っ最中。
楽しい思い出がいっぱいですが、

この年齢にして、楽しい思い出がいっぱいになりそうな8月を迎えています。(笑)

そうなんです。
今月は、あちらこちらへ、見たり、行ったり、味わったりと
楽しい計画が一杯でして、
あっという間にひと月が過ぎ去りそう。

その内容の殆どが、建築絡みです。

建築ウォッチングと旅行と食事はセットですから(笑)
これも研鑽。
楽しい研鑽(^_^)。


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